ヨーロッパ/北アフリカの旅
当初の予定では、トルコ滞在は2023/02/03~2/13の10日間の予定であった、その内訳はイスタンブールが2/3~2/6か7で、そのあと今回行ったサフランボル、スイノブ方面が4~5日で2/11か12に戻って2/13にナイロビに飛ぶ予定で航空券を手配していた。それが去年の…
何十年かぶりでトルコを訪れて驚いたことの一つは国中に張り巡らされているらしい高速道路の充実ぶりだった。今やどこの国でも道路のインフラ整備は最重点・最優先課題らしく(経済の発展には必須)、いわゆる先進国だけでなく世界中で建設ラッシュのようであ…
前回トルコ編 1,を書いた時、思ってもみなかったことが起こった。久しくお目にかかったことがない☆<はてなスター?>というものが送られてきたのだ。この仕組みとか、その意味合いとかはよくわかっていなかったのだが、ともかくどなたかが読んでくれて送ってく…
わたしが旅人生といえるかもしれない生き方をしてきて50年が過ぎ、その間7~80ヶ国くらいは訪れたんではないかと思っているが、その中で気に入ってる国をあげてみてと言われれば10ヶ国くらいはリストアップできるかもしれない。その一つにトルコは入っている…
2023年1月にスタートした『独歩爺最後の旅』はグアテマラ編を何編か一か月前に書き終えて、そのまま頓挫してしまった。なかなか気力がついてこないのである。何度も同じことを宣わっている呆け気味の後期高齢者にとって、最早このブログもどうでもよくなって…
このタイトルを最初に思い浮かべたのは、実は、この十何回かにわたってチュニジア~イタリアの旅録をお届けしてきたのだけれど、ま、文章が下手なのは毎度のこととして、今回は特にこの記録が読まれてないことがわかったからであった。で、その理由を考えた…
やっとというか、漸くというか、どうにか最終回です。年内に何とか終わらせようと思っていたのですが、何とかカタはつきそう、、しかし、年とともにマンネリ化し体力は落ちて、旅そのものが面白くなくなっていることは承知しています。そんな旅にここまでつ…
残すは2日となって、その日午後2時半からのヴァチカン美術館までは特に予定は決めていなかった。なので、朝もかなりゆっくりしてしまって、7時予定の朝食に起こされるのかと思っていたが、どうもそのまま寝かせてくれていたようで、その朝の目覚めは8時、何…
Napoli ~ Roma間が特急Frecciarossa号で19.9€だったことは何回か前にお伝えしていたと思うが、正直言って初めて乗るイタリアの新幹線がこれほどにも快適で速いものだとは、その価格からは想像もしていないことだった。220kmを1時間10分なのだから平均時速2…
ポンペイPompeiについては、説明は不要かと思う。世界史の中では大きな出来事だったから教科書にも載っているのではないか?、なのでヴェスヴィオス火山の噴火がいつ起ったのかだけをあらためて記しておくに留めたい。というのもその日付はかなり重要だと思う…
当初の予定では、その日はairbnbで予約してあったナポリNapoli泊で、ナポリまでだったらアマルフィから乗り継ぎがうまくいけば4時間くらいで着けそうだったが、ちょうどその中間にポンペイ Pompeiという知らない人はいないくらい有名な世界遺産があったので…
アマルフィ海岸のことを知ったのもそれほど古い話ではなかった。この旅のきっかけもそうだったが、わたしはもともとはそれほどイタリアには関心がなかった。世の女性がイタリア、イタリアといってるのを不思議に思っていたくらいだったから、実はローマもナ…
もちろん、あるきっかけで今回のチャニジア~イタリア旅を思いつく以前に、チュニジアのドゥガもスースもエル・ジェムも、イタリアのセリヌンテ、アグリジェント、パエストゥムについても詳しく知っていたわけではなかった。が、古代ギリシャに関する本を読…
さて、シラクサである。このシラクサという街は、おそらく前8世紀にはじまったギリシア人によるシチリア植民の中でも、ナクソスと並んで最も古い街、つまり最初につくられた都市ではないかという点と、その後変遷が、いわゆるシラクサ史がそのままシチリア史…
シチリアは本当に見どころの多いところで、魅力的なところをいくつかカットせざるを得なかった。もっとも悩んだのが、タオルミーナ、カターニャをどうするかであった。当初は、どちらかに一泊、いや、実際はタオルミーナになかなか良さそうな宿をairbnbでみ…
ホストのK君には、8時ころお暇すると伝えてはあった。起きてないかもしれないとのことだったので、そんなことは構わない、ただインスタントでいいからコーヒー一杯飲めたら、と余計なことをいってしまった。すると、あとで豆を挽いて入れておくので、温める…
セリヌンテSelinunteは最初はシラクサ、アグリジェントともにギリシャの植民都市(正確にはギリシャの植民都市メガラ・ヒュプレアによってつくられた副次都市とのこと)だったが、その後カルタゴの支配下になる。ちょうどセリヌンテとアグリジェントの中間あ…
塩野七海さんの‘ハンニバル戦記’の中にこんなことが書かれている箇所があった。‘マルサラからチュニスまでは、現代の船旅なら8時間で着ける距離である。2200年昔でも、順風に恵まれさえすれば、一昼夜の航海で充分だった’。おー、そうだったのか !、とさすが…
考えていたのは宿泊場所だった。スースまでは確実に行ける、なら、スース泊が一番よかったのだが、別案の可能性も探っていたのだ。それはエルジェムまでいけないか?というもので、もしその日のうちに行けたら、次の日もっと楽にならないか?、というのもそれ…
残りが二日になって、当初ここだけはいってみたいと思っていたところをいくつかカットしなければならなくなっていた。プランニングしていたときに、チュニジアで是非見たいと思っていたところとして、カルタゴ・ローマの遺蹟に限れば(チュニス以外では)あと…
近代チュニジアがフランスの保護領だったことも知らずに現地入りしたわたしは、英語が通ぜず、しかし住民の98%はアラブ系でアラビア語が現地語であっただけでなく、そのほとんどがフランス語を話すことにたじろいだ、というか、フランス語はメルシーくらいし…
遺跡巡りをメインテーマとした今回の旅は、そのほとんどが紀元前に栄えたカルタゴ、ギリシャ、ローマの遺跡巡りということだった。時代でいえば、紀元前5世紀ころフェニキア人とギリシャ人が地中海沿岸に植民都市を建設して覇を競っていたころから、そのフ…
前回のブログで予告した旅の、旅模様をつづっていきますという予告です。おかげさまで、今回もいろいろあったチュニジア~イタリアの旅をなんとか無事に終え、数日前に帰ってきました。相当に疲れた旅だったのですが、その疲れもようやく抜けつつあるといっ…
しかし、この選択はどうであったか、いまひとつ自信がない。モンセラットは前回いってなかったから、ずっと気になっていたところだった。もっとも前回のときはそんなところがあることすら知らなかったのだから、いってないのが当然だが、そのあと帰ってから…
ヨーロッパ4泊6日ということは、これもいわゆる弾丸旅といえたかもしれない。何せ実質は中3日しか行動日がなかったのだから、昔のわたしだったら決してこんな旅はしなかったと思う。しかし、人生の黄昏、もしかしたらもうそんなに旅には出られなくなるだろう…
出発したのは6月25日で帰国は6月30日だった。この旅の経緯についてはすでに述べたので、経過報告だけにとどめたい。前回述べたようにこのツアー(エアホ)料金はきわめて安かった。ちょっと考えられないくらい、つまり普通の個人旅行でticketとホテルを別々に…
ご存知の方も多いと思うが‘カタルーニャ(英語読みはカタロニア)賛歌’はオーウェルのスペイン戦争体験記である。わたしが今回参考にした資料のひとつなのだが、この本は45年前大学の語学の授業で読まされた記憶があって、オーウェルの名前とそのタイトル名だ…
‘バルセロナはスペインか?’これは今回のわたしの旅のテーマだった。ほんとに恥ずかしい話、そんなことにまったく頓着せずにわたしはこの地を2年前に訪れていた。そのときは予備知識もガイドブックも持たず、それでもそれまでに訪れる機会がなかったのが不思…
最近ヨーロッパは全敗である。来るたびにやられている、、いや、ヨーロッパに限ったことではない、、最近旅するごとにやられっぱなしだ。完勝(何もなく無事に帰ったこと)が一度もない。今回の被害額は65€、約9000円、一万円弱(奇しくも最近毎回そのくらいや…
ヨーロッパ、特にドイツは日本人にたいへん人気のある旅行エリアかと思われる、、その中でも最後のロマンティック街道なんかは超人気コース?従って多くの日本人をみることになったが、今回の旅で直接話した日本人は、ま、わたしが人見知りする性質だったので…