独歩の独り世界・旅世界

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チュニジア・イタリア紀行 <振り返り>‘イタ旅’は‘痛旅’だったのか? &会計報告

 このタイトルを最初に思い浮かべたのは、実は、この十何回かにわたってチュニジア~イタリアの旅録をお届けしてきたのだけれど、ま、文章が下手なのは毎度のこととして、今回は特にこの記録が読まれてないことがわかったからであった。で、その理由を考えたとき‘イタ旅’と‘痛旅’のごろ合わせで、もしかしたらそんなこともあるかもしれないと思ったからだ。それというのも、最近この‘痛い’という表現をよく目に(耳?に)していたからで、どうやらそれは目に痛い、つまり見るに堪えない、見ているのが辛い、転じて、‘無理してる’、‘かわいそう’といったニュアンスの含まれた言葉として流通しているように思っていた。で、もしかしたらわたしの旅もそう映っているのではないかと思ったのである。無理しているつもりはないのだけれど、結語とした‘歳を感じる’ことは確かにあって、本文でも触れているように、とても疲れるようになっているのは事実だった。にもかかわらず、お金を使わない、つまりタクシーにも乗らず、観光バスも使わず、飯も食わずに歩き回っているのは、やはり年相応とはいえないかもしれないと思ったのだ。だからもう旅になってない、それは他人からすれば痛い旅に見えたとしても不思議でないと思えたのであった。で、この辺はもう少し客観的に分析していかなければならないことなのだけれど、今後のことはひとまず置いて、今回の旅録を読んでくれた方が、もし‘痛い旅’すなわち‘痛旅’と思われたのなら、それでなくとも今回は大げさな‘チュニジア・イタリア紀行’なんてタイトルをつけてしまっていたし、その割に内容は面白くないのは自分でもわかっているから、それに痛さが加わったら誰も読まなくなるのは自明のことだと思った次第、、なので自虐的に痛い旅だったか?としたのだけど、前にも言ってるが、自分の旅のスタイルはなかなか変えられないというのも、またどうしようもないことなのである。今後は少しづつ旅の仕方を変えていくかもしれないが、ま、それよりいつまで旅ができるのか?の方がわたしには問題であり、旅が続けられる限り下手なりの文章も書き続けていくつもりでいるのだけれど、老人の楽しみなんてそんなものしかないのがわかってきたからでもあるが、世間を狭く生きてきた生きざまの帰結ともいえるのかもしれない。ということで、ほとんど誰からも顧みられることのない拙文にここまでお付き合いしていただいたことへの感謝と、できることなら来年もお付き合いしていただけたらというお願いこめて‘今年一年ありがとうございました、よいお年を ! ! ’と御礼申し上げて、今年最後のブログを終わらせていただきます。そして来年は大台70の旅となることを宣伝させていただいて、最後に今回の旅の会計報告を添えておきたいと思います。来年もよろしくです ! !

【会計報告】今回の旅は2016/10/3~10/6がチュニジア(4日間)10/7~10/19まで13日間計17日間の旅でした。チュニジアはドルをディナール両替、そとてイタリアはユーロでしたが、すべて日本円換算(わたしの両替時レートは1ドル=110円前後、1ユーロ=120円前後)して500円単位でだしてみました。項目については、わたしの仕分け方によります。

<交通費>航空券;\45000,現地移動費;\21500(日本払いのイタリア国鉄・フェリー代を含む)

<宿泊費>14泊 約\49000 (実際の泊数は、これに機中2泊船1泊が加わって、17泊17日の旅でした。で、14泊とすると一泊平均は\3500くらいとなります。宿は一泊を除いて全部CC決済)

<飲食費>\26000 何食べてたんだ?といわれそうですが、ちゃんと飲んではいました。

<入場>\19500(ナポリカード、ローマパス、ヴァチカンon line ticketを含みます。なのでここの出費で交通費もかなりカバーしている)

<購買他>\5500

合計166,500円

日数が17日間でしたから、航空券を入れると一日当たり一万円弱といったところですか?航空券とフェリー代を除くと、チュニジアが4日間で16600円だったので、一日平均(宿泊、交通、飲食、入場・その他)4200円?イタリアは入場料等が高くて、計98200円で一日7500円?だったことを今知った次第。ま、あくまでわたしの旅なので参考にならないかもしれません。かつてヨーロッパ一日5000円の旅に挑戦したことがありましたが、さすがにもうそんな旅ができなくなっていたようです。何か質問、あるいは聞きたい情報があれば何なりと聞いてください、、