独歩の独り世界・旅世界

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『 hasta Nicaragua ニカラグアまで 』1,2024の旅概略

昨夜からの寒さは一体何だったんだろう?都内は雪だったようだ、千葉も朝方白いものが舞っていたし、3月にしては10℃に届かない真冬並みの寒さに、つくづく帰ってくるのが早すぎたと重ね着して震えていたのであった。そう、ちょうど一週間前の2月末日いつもの年なら3月の終わりに避寒先から帰ってくるところ、今回は2月末日を帰国日にしてしまっていたのだ。わたし達はその日日中は普通に40度を超えていた中米のニカラグアの首都マナグアから、飛行機を3回乗り継いで約30時間くらいかかって3週間の中米の旅から帰国したのだった。

その旅録をこの後書いていくつもりである。これは何回目かの最後の旅(コロナ後の旅は毎回毎回最後の旅と謳って旅立っていた)となるものであった。この旅の前半10日間はグアテマラを回っていて、後半の一週間はニカラグアまでの陸路の旅となった。で、いくつかお断りさせていただきたいのだが、グアテマラの旅は概略だけを、後半の旅は同伴者が一人いたのだが、以下に記す理由でほとんど登場することはないと思う(そう、これは<独歩の独り世界・旅世界>にはならなかったのであった)。

 

いかにも往生際が悪いというか、わたしはこれまで何回か最後の旅と謳って旅たってきたが、少なくともグアテマラに関しては去年が最後のつもりでいたのは確かで、何せ中米はやはり遠いので費用はかかるし、体力的にもしんどくなっていたのは事実だったから、今年まさかのuna vez mas(もう一度)は全く意図していなかったのである。それがどういう経緯でこういうことになったか?事の発端は昨年の世界一周旅のネパール篇辺りまで遡れるかもしれない・・どういうことかというと、ほんとに単なる知人で友人でしかない女性(Iさん 、単なる飲み友達です、このあとすぐにそれはわかる)、ネパールの旅をご一緒した彼女が、去年の秋ころ突然今度はグアテマラにいきたいと言い出したのでした。しかも彼氏同伴で・・と、、要はグアテマラ案内のリクエストでした。もちろん彼女はわたしのグアテマラ愛を知ってのことで、まず、決してわたしは断らないだろうということも想定内だったかもしれない。そう(わたしはフリーだったし暇をもてあましている身であることもわかっていて)わたしは逆にもう一度グアテに行ける口実ができたと喜んで引き受けたのでした。それから約3か月かけてルートと日程決め、航空券と宿の予約等全ての準備を整えて出発したのが我々2月12日、Iさんカップルは2月の13日でした。さて、この我々というのは、いや一人旅ならともかくグループでゆく旅の経験がほとんどないわたしは、さすがにカップルに当てられっ放しの旅には耐えられそうもないと急遽相棒探しをして、同年代のおっさんを誘い、まずはグアテマラ4人旅となったのでした。まだ現役の勤め人である若い彼らは10日間の休暇が限度(なのでいけるところは限られてしまった)、そして俄か相棒のおっさん(実はわたしの義兄で)年齢はわたしと同じ(二人合わせると152歳)、ただ体力・若さ・資力はわたしをはるかに凌駕していて好奇心も旺盛、ま、旅は道連れ世は情けなのだが、言葉もわからないところでは世の情けも通じないということがわかっていないおっさんだったので勝手ながらこの旅録にはあまり登場しないことをお断りしておきます。そんなんでグアテマラ4人旅はほとんどは同じ宿の別室で過ごすことになったが、近くの別宿に部屋をとることも何回かあったりで、基本的に行動はともにし食事もともにするという、わたしはあまり経験のない旅でしたが、それはそれで楽しい旅になったのでした。

で、グアテマラ10日間でどこを回ったかというと、概略ですが定番ルートというかすべてわたしが勝手に決めてしまったのだけれど、2/13,14はAntigua/P.Tashiro泊、Antigua街ブラ、2/15 Panajachelパナハチェル泊、2/16 San Antonio Palopo,San Pedro泊、2/17 San Juan ,San Pedro泊 2/18 Antiguaに戻る 2/18,19はP.Tashiro泊、2/20 Floresフローレスに飛ぶ、2/20,21はフローレス泊、2/21世界遺産 Tikal遺跡、2/22Guateに戻り、我々おっさん二人は若い二人をLa Aurora international airportで見送ってから、この『 hasta Nicaragua ニカラグアまで 』この旅の後半が始まることになります。ということでこれまでグアテマラの記事は何回も書いているので割愛させていたたき、中米陸路の旅録を何回かに分けてお届けしようと思ってます。乞うご期待と言いたいところですが、前から申し上げているように、文章も写真も年相応に呆けてますので、もう誰も期待はされていないでしょう、それで正解です ! ! 

お馴染みのLago Atitlan, San Antonio Palopoから