独歩の独り世界・旅世界

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植村直巳冒険賞

 われわれ探検の世界に身を置いたものとしては、探検と冒険は別物という議論があることは承知の上で、植村直巳冒険賞という誉れ高きこの賞の今年度の受賞対象者としてわが法政大学探検部第五期生の岡村隆氏に贈られたことにこの上ない喜びと誇りを感じ、一重にこれまでの多大なる氏の功績をたたえ、後輩の一人として祝福と拍手喝さいをお送りするものです。植村直巳冒険賞と本年度の選考過程、及び氏の経歴等は各ウェブサイト、及びNPO法人南アジア遺跡探検調査会SARERSのサイトを参照してください、、
 わたしがその一報を受け取ったのは、わたしが2月の11日に旅発った翌日のことであった。即お祝いのメッセージを送るようにという先輩・同輩からのmailに応えるべく何度か試みたものの、未熟な知識または操作方法の不慣れが故か、あるいは現地のwifi事情が故か、いずれにしろそれは適わずいたずらに日時が過ぎてしまった。それでも後日に同輩とは連絡が取れ、正式な祝賀会は4月の20日に決まったようだが、ごく近い世代の身内のお祝い会を一昨日、わが独歩亭の近くの居酒屋で、そして二次会を独歩亭で終えたところである。関係者以外にはわからない写真ではあるが、添付させていただきます(写真不鮮明の理由がわからないのですが、もしかしたら数日前にこのブログサイトで行われた、ここのリニューアルの結果、写真添付を含めてやり方が全く分からなくなったためと思われます、ここのブログはそろそろ終了します)。
 いかに今回の受賞がわが探検部全体だけでなく、取るに足らないわが身にも多大な恩恵をもたらしたかを一言だけ添えさせていただきたく蛇足を加えます。つまりこれまでわたしは一度も法政大学探検部出身ということを明らかにしてきませんでした。やはりあまり大っぴらに公言するのが憚られる何かがあったと思います。ま、恥ずかしさというか、あまりにも(わたしが)取るに足らない存在でしかないという劣等意識?、そんなものがあってあまり堂々とはしていなかったように思います。それが他人の業績とはいえ、その仲間だったということだけで一夜にしてそんなものを吹き飛ばしてくれるほどの快挙だったわけです(氏の実績は50年の歳月を地道な努力で調査されてきたスリランカにあったのですが)少しばかりの誇りと自負が蘇ってきました。氏の功績を讃え、いくら感謝しても感謝しきれるものではありませんが、今回の快挙は彼の仲間・後輩全員に誇りと勇気と自信を与えてくれたと思います、、この感謝の気持ちは簡単に言い尽くせるものではありませんが、どうか皆様も今後の法政大学探検部、及びNPO南アジア遺跡探検調査会を見守ってやってください、よろしくお願い申し上げます ! !
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