独歩の独り世界・旅世界

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ペットロス

 この言葉にはわたしは縁がないであろうと思っていた、またわたしを知る誰もがわたしには似合わない言葉だと思っていたであろう、が、今ものすごい衝撃を受けている、ものすごい悲しみに襲われている、肉親の死に一粒の涙を流さなかったのに、涙が溢れて止まらないのだ、こんな悲しみってあるだろうか、あっただろうか ! ? 、まさかペットのことをここに書くことさえ思っていなかったのに、いま書かずにいられないでいる、、改めてあいつの存在が大きかったことを知るのだ ! !

 我が家の愛犬、ドリが昨日死んだ、今日火葬にしてきた。もう無念でしかたない、ま、病死とはいえもう少し生きられる可能性もあっただけに、ちょっとした行き違い?誰のせいでもないのだが不運な死であった。そのことはグダグタ触れてもしようがないからこれ以上は書かない、、ま、14歳まで生きたのだから、それほど恨みはないであろうと思いたい。ただ余りにもかわいそうな、早過ぎた死であったように思う、そう思うとまた涙が出てくる‥、、あーつらい、やるせない、、何てことだ ! たかだか一匹の犬に‥! !、、しかし今はじめて知った気がする、こういうのをペットロスというのであろうことを‥、あー なんという喪失感、! !

  この愛犬はわたしにもよくなついていたが、わたしの犬ではなかった。わたしの奥が、この犬のために生きていたようなもんだったから、わたしには発言権はまるでなかったし、46時中面倒を見ていた。14年の生涯でわたしが接し得た期間・時間は彼女の半分くらいに過ぎなかったと思う。わたしの奥が育ててきて、寄り添って生きていた、そういう意味でのペットロス症候群は彼女のほうが大きくて、彼女こそこの言葉があてはまる状態にあるのかもしれないが、意外と気丈である(たぶんこのあとじわじわ襲っていくことが予想されるが)。が、慰めなければならないわたしのほうに、(今は)その症状が出てしまっている。それだけわたしにとってもその存在は大きかったのだ、少なくともわが夫婦にとっては今後うまくやっていく保証はまったくなくなったとさえいえるほどだ、、どうしたらいいのか途方にくれている、はっきりいって奥さんのほうはもっとだと思う、じっと堪えているのがよくわかるのである。いや、手前勝手なペット自慢をしてしまえば、ドリはご近所からも好かれていたし、わが民泊のゲストで一目ドリを見たものはみな虜になっていた。さらにいえば散歩であった見ず知らずの人からも一目で虜にしてしまう不思議な魅力、能力が自然と備わっていたように思う、ほんとにみんなから愛されていたのである。おそらくそんな存在は二度とわれわれの前に現れることはないだろう、、われわれのペットロスはそう簡単に治りそうもない、特に奥はこの先どうなってしまうのか?、余りの突然でうまく言葉が出ないのだけれど、書かずにいられなかった、、ほんとこれからどうしたらいいのだろう‥??

< 取り乱しお許しを、、冷静になったらいつか書き直します‥ ! ! >

奥さんは何百枚、いや千枚越えでドリを撮っているが、とりあえずわたしのファイルの中で見つけた写真3枚でドリを偲んでください ! !  <涙>

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