独歩の独り世界・旅世界

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不思議な夢

 いや、そもそも夢ってのは相当不思議である。たぶん夢を見ない人はいないだろうが、見た夢を覚えているという人も少ないのではないか?そう、わたしなんかも毎日夢を見ているのだけれど、目覚めたとたんにすぐ忘れてしまう、というか消えていってしまうのだ。だからほとんど内容を覚えていることはまれなのだが、たいていストーリーはあったりなかったり、連なりはまったくあやふやである。次々に内容が飛び飛びになったりして、起きるとすべて忘れてしまっているので、どうしてそんな内容の夢を見たのかを思い返す暇もない、というのが、わたしに限らず一般的でないかと思う。夢分析といった夢の解説書なんかもあるかもしれないが読んだことはない。で、ほとんど起きる間際には毎日見ているのだけれど、たぶん起きる間際の夢しか覚えていられない仕組みになっているのではないかと思っている。目覚めたとたんに露と消えてしまう(忘れてしまう)のは、たぶん脳の構造の問題なのであろう?、ともあれ、今朝の夢は、起きた瞬間も、そして今でも明確に覚えていたので、急いで備忘録たるここに記録しておこうと思った次第、、

 夢中のドラマの展開は数十分のシチュエーションだったと思うが、夢を見ていた時間からしたら数分のことだったかもしれにない、が、ともかくストーリーがあったのだ。そのストーリーもだいぶ前から延々と続いていたように思うが、それはもう覚えていない。はっきりしているのは見るも恐ろしい直線道路が海の中を走っているところからである。そう、たとえばフロリダ半島の突端からキーウェストKey Westに向かって延びる海上道路のような、しかし直線の道路がはるかかなたの絶海の孤島? - いや、それは人工島のような建造物だったが - に向かって延びていた。一ヶ所だけ自然の島を通ったが、そこでは降りず乗っていたバス(のような乗り物)はものすごいスピードで突端に着く。そこは数階建ての建造物で、そこを管理する人たちがいた。どうやら展望台があって、(別の用途でつくられたもののようだが)観光用に一般にも開放している人工島のようであった。わたしはその展望台の屋上にいって写真を撮ろうとしたが、なぜかカメラは故障しててシャッターが切れない、そして風雨が強くなってきて、急いでバスに戻ろうとして下に降りるとすでにバスはでてしまっていた。困り果てて事務所にいって、どうすれば戻れるのかとそこに常駐の職員に聞くと、歩いて戻るしかないといわれる。こんな暴風雨の中、歩いて戻る?と聞き返すと(会話をしているのだ)、上等なレインウェアを出してきてこれを貸してあげる(あるいは売ってあげる?)とかいわれ、その暴風雨の海上の道をひとり歩いて帰る恐怖と絶望感に浸っているあたりで、目が覚めたのであった。

 まず、不思議なのは、かなりラフに描いたが(そもそも夢はラフにしか描けないと思うが)これまでは夢に今回なような筋があって、それをよく覚えているということがあまりなかったことである。いや、訓練すれば覚えられるのかもしれないが、もしかしたら人間は(あるいは動物も?)毎日毎日延々とずっと夢を見ているのではないかという気がしている。そう、ただ覚えてないだけではないか?しかし何で今日の夢はこんなにクリアだったのだろうか?そしてなんでそんな夢を見たのだろうか?また今まで見たこともないその情景は、どこからinputされたものなのだろうか?夢に関する不思議はキリがなさそう、どなたか夢分析、あるいは夢のメカニズムを解説してくれるし人はいないだろうか?次回図書館で探す本がまた増えたようである‥、、

(いかにネタ切れで苦しんでいるかがわかってもらえそうなブログになってしまいました、sorry !sorry !)