独歩の独り世界・旅世界

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2014 last blog ; 香港の思い出‥??

Img_0403_640x480ウォーターフロントプロムナードから香港島の夜景

 今年最後のブログとなりますが、もしかしたら、もう書くネタがなくなってしまったので、しばらくお休み、ということになるかもしれません(なりそうです)‥、、

 さて、最後のネタは香港なのですが、これは前回まで書いていたフィリピンの帰りに寄った話で、それもたった数時間滞在しただけの印象と、そのとき撮った写真を載せて終わりとなります、、

 わたしの使ったCathay Pacificは香港が拠点なので、往復とも香港の乗換えだった、、というより、フィリピン行きを決めた最初の段階で航空会社は自分で選択する必要があって、いつものことだが安いに越したことがないから、Narita~Manila一ヶ月往復を探すとFilippine AirとこのCathayがだいたい4~5万円台ででていた、、どうやら後で他の人たちから聞いて一番安かったのはCebu Pacific Airのようだったが、わたしが探した時点でそれを見つけることができなかった(2~3万くらいとの話だった??)、、Philippine航空は直行便があったが、同じ値段ならむしろ経由便を望んでたわたしは、しかも何千円かだが安かったCathayに決め、24時間以内なら同料金でstop overが可能だったから、帰りに25年振りに香港に寄ってみることにしたのだった、、

 香港は3度目で、あの小さな半島の見所は決まっていたから、別にいってみたいところがあったわけではなかった、、ただ、25年前とは大きく様変わりしていることが予想できたし、何よりそのとき学生たちの座り込みが報道されていて、つまり次期香港特別行政長官の選出方法に関して、特に若い人たちの反発を招いた抗議行動<デモや座り込み>がまだ収まっていない時期だったこと、すでに香港の政体が変ってからすでに20年近くたっていたが、わたしが前回寄ったのはそれ以前だったこともあって、少しの興味は抱いていたのだった、、

 それで11月30日13:20着、12月1日10:20発のフライトは決まっていて約20時間の滞在も確定していたが、ホテルの予約はしてなかった、、正確にいうと調べてはみた、、もちろん世界中の観光客が一度は立ち寄る香港だから、安宿からそこそこの中級ホテルまで(いうまでもなく高級ホテルも)ゴマンとあったのだけど、ネット情報からだけでは立地や価格で、コレ!というのを見つけられずにいた、、中級の1万前後でもかまわなかったが、安宿なら5000円以下であるはず‥、が、みつけられず、そんなはずはない、それならいって探すしかないと思って予約はしなかったのだった、、

 そもそもわたしの記憶にある香港の飛行場は、街中にあってすれすれに離発着することで有名だったのだが、ま、それは地元の人にいわせれば大昔のことになってしまったようで、まず、その新しい飛行場のデカさと立派さにびっくりさせられたのだった、、が、そこから中心街までは相当離れているということも初めて知ることになった、、香港の場合‘中心街’といったら九龍<クーロン Kaoloon>のTsim Sha TsuiやMonkok、香港島<Honh Kong>のSheng Wan,Central,Admiraltyといったところをいうことは知っていた、、そしてこのときは時間もなく、要するに寝るだけの安宿を探していて、それがあるのは九龍のほうだったから、まず九龍にでることを決め、その方法として少しでも安いバスを選ぶ、、そのときガイドブックはもっていなかったが、ほとんど迷わず、人に聞くこともなく案内表示に従ってバス乗り場までいくことができた、、早く行く方法としては地下鉄もあったしバスも方面別に乗り場は分かれていた、、ただ20分おきくらいにでていたバスに乗り込もうとしたとき、お釣りがでないとドライバーにいわれticket売り場が別にあったことを知る、、なので次の日空港に戻るときは、お釣りのないよう現金を用意しておいたが、空港~九龍は33HKD(1HKD:15円?)だった、、だから日本円だと500円くらいで約1時間くらい?、ところがそのバスがダブルデッカーで、たまたまその最前列に座れたので、なかなか快適な香港sightseeingの趣を味わえたのであった、、

 ほとんど高速をいったが、島から島へ長い橋を渡っていく風景は、昔の街中の飛行場のときには味わえなかったもので、かなりダイナミックなパノラマ、そして九龍に入ると高速を降りて、昔ながらのごちゃごちゃした下街を行き、すぐに馴染みある摩天楼のNathan Rd.に入った、、このコントラストもなかなか見事な車窓といえた、、そのNathan Rd.の突き当たり辺りで下車し、事前に調べたときに知った安宿が集まるChunking Mansion<チョンキンマンション;重慶大廈>まで戻る、、そこは何十という数のゲストハウスが集まる雑居ビルだった(たぶん貧乏旅行者には名の知れたところだったと思う)、、思った通り、その辺りには呼び込みとおぼしき輩が何人かいてすぐに声がかかる、、インド系だった、、そのゲストハウスのオーナーにインド系が多いのも知っていたし、わたしにとってインド系は相性がよかったので、これ幸いと早速交渉にうつる、、16階の受付まで行き部屋を見せてもらう、、一泊200HKD(3000円くらい?)とのこと、同じような部屋(ベッドだけといった狭さだが一応バストイレつき)が、事前にネット検索したとき何十も同じマンションにあったが、いずれも5000円以上だった、、そのとき事前予約しなかったのが正解だったようだ、、わたしは200HKD<香港ドル>を即断でOKしたのだった、、

Hong Kong International Airportのバス乗り場Img_0360_640x480

空港からTsim Sha Tsuiまでの車窓;3枚Img_0370_640x480Img_0373_640x480Img_0379_640x480<Nathan Rd.>

 大きなバッグはManila→Naritaで預かってくれたから、手荷物はほんのわずかだったが、それでもほとんど手ぶらの状態になって街にでる、、16:30~23:00ころまで街ブラを楽しんだ、、歩き回ったところをわかる範囲で記しておくと、まず近くのKaloon Park<九龍公園>、HK China Ferry Terminal<中港城、フェリーターミナル>、時計台やStar Ferry Pierスターフェリー乗り場のあるウォーターフロントプロムナードといった辺りの散策、そしてスターフェリーに乗って香港島へ渡り、Central<中環>辺りをうろついて、そこからは地下鉄でYau Ma Tei<油麻地>まで戻る、、今度は歩いて裏道のShanhai St.<上海街>、男人街として有名なTemple St.のナイトマーケットや占い師が集まっている辺りをうろつき、屋台でピール飲んで軽い食事をして、そしてチョンキンマンションを通り越して、再び突端まで行ってThe Penisula<ホテルぺニンシュラ>、1881Herritage<ヘリテージ>のクリスマスイルミネーションを撮って、ホテルに戻ったのが23時近かった、、ま、そういう意味では短時間の散策しかできなかったが、もうほとんど覚えていなかったとはいえ、一度訪れたことのあったこの街が改めてなかなか魅力的にみえたのは、香港の持つ底力からかもしれないと思ったのであった、、

九龍公園Img_0385_640x480

フェリーターミナルImg_0386_640x480

スターフェリー乗り場前広場と時計台Img_0396_640x480

スターフェリー乗り場付近から香港島(最初の写真と同じ辺り)Img_0401_640x480

高齢化が進むスターフェリーの船員さんImg_0410_640x480

場所によって座り込みのテントが見られた、、
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男人街(廟街)入り口Img_0422_640x480

近くの路上販売と占い師街?Img_0423_640x480Img_0419_640x480

The PeninsulaのクリスマスイルミネーションImg_0425_640x480

1881Herritage;2枚Img_0429_640x480
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