独歩の独り世界・旅世界

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お遍路報告中断のお詫びと東南アジアの旅の概略

 基本的に国内国外を問わず一つの旅に出たあとは、一応ブログという形で報告をして、自分なりにその旅のケリをつけてから、さて、次は?となって新しい旅を模索し続けてきたのだけれど、今回初めて(それは最後となるのであるが)前の旅 - 三回目の遍路区切り打ち - を未消化にしたまま、バタバタと次の旅に出てしまった。そのことを、ま、いないと思うが、四国歩き第3弾の続き(残り2日、2回分)を期待されていた方がいるとしたら、まずお詫びを申し上げておきたい、、同時にわたし自身が、どうもこういったこと(未消化のまま次の旅に出ること)を好まないので、やはり消化不良が残っていて、その旅が集中力を欠いたものになってしまったことは否めない、、

 では、どうしてそうなって、どこにいつから出かけたのかということを、簡単に、言い訳しておかなければと思っている。今年になってからやたらに最後の旅というのをいい続けてきたきらいがあるが、その辺の話から始める必要がありそうだ。わたしのような定年後に特にやることを決めてなかった暇人には、また、昔から旅しか楽しみを見出してこなかった変人には、ま、残された余生を少ない資金で旅をしながら過ごすのが、いや、それができることだけでもありがたいことだったが、せめてもの暇つぶしであった。それがここにきて少し事情が変わってきた。別の暇つぶしの可能性がでてきたのだ。それについてはいずれ詳しく書くとして、それは一年かけて漸く実現しそうになってきた。で、それを始めるとなると旅の類は、今後なかなかその機会をみつけるのが難しくなるので、今年中に行けるところはいっておこうということだったのである。だからグアテマラも最後のつもりだったし、お遍路も結局結願できてないが、今年きっかけを作っておかないと、たぶんその機会は恐らく巡ってこないであろうとの想いからであった。で、そんな最後の最後、その旅は11月の最終週と12月の第一週、約2週間をかけてカンボジア~タイ~ミャンマーを廻る旅となった。出発の直前まで区切り打ちお遍路第3弾の報告を書いていたが、結局それは2回分を残しての出発となってしまった。飛行機待ちの時間に残りを、と少しはやってみたが、それも中途半端になってしまったので、いまだ未完となっている(いずれ仕上げます)‥。

 さて、では時間的にギリギリでなんとか2週間の日取りを確保し、主にカンボジアミャンマーに行くことになったきっかけはというと、ま、これも最後のという形容をつけてしまうが、わたしのツレの要望からであった。この両国には以前わたしは一人で出かけていた。そして両国とも、とてもいい印象を持っていた。もちろんアンコールワットは超有名観光地であったし、ミャンマー/バガンは、これも知る人ぞ知るミャンマー最大の観光地で、そこをいまだ訪れてなかったツレからブーイングと強迫を含んだ強い要求に、しかも例によって費用の大半を負担してくれるという条件に断れきれなくなってしまったのであった。ま、もう一回いってもいいか、と‥、、で、具体的には一ヶ月前くらい?10月の終わり頃からその準備(航空券の手配や宿の確保)に取りかかっていた。この時期は比較的(日本人の)旅行者は少ない時期だったので航空券も安く、すんなり取れ、その時点でこの旅は確定していた。わたしもお遍路行で利用していたLCCを強く勧めているが、今はアジアへは日本からかなり多くのLCCが飛んでいる。そういう影響もあってか、最近大手の航空会社の飛行機代もLCCとそれほど差がなくなってきているように思われる。今回の飛行機代はNarita~Siem Reap(カンボジア)の往路、Yangon(ミャンマー)~Naritaが帰路のオープンジョーだったが4.5万円くらいだったので、もっと安いのを見つけることはできるかもしれないが、今回わたしは躊躇うことなく、それに決めてしまった。

 そんな感じで、第3回お遍路行が11/11~11/17、そしてカンボジアミャンマーの旅が11/23~12/7で、最後の年の最後の旅は終わりを告げた。次回から、またボチボチとダラダラ旅ロクを書いていくつもりだが、果たして遍路の続きが先か、カンボジアミャンマー紀行を先にするか、今、少々迷っているところである‥、、