いやー、特にすることもなく、日本にいてもそう違わないであろう生活が始まっています。今回の旅にはあるひとつの目的を持っていました。ただそれはわたしの至らなさ・恥をさらすようなものなので、できれば語りたくない、、そしてその目的は一応グアテマラ到着をもって半分は達成いたしました。あとの半分についてはわたしの力ではどうすることもできないので成り行き任せ、そうなるとわたし自身はもうやることがなくなってしまいました。そう、ここグアテマラまでは旅であり、それはわたしの意思でもあったのですが、この先はどこかへ行く当てもつもりもない、なので当初はここに仮住まいして、しばらくのんびり‥なんて考えてもいたのですが、もちろんそれは可能なのですが、それは日本でののんびりとそんなに違わないという状況に今は陥っているのです、もちろんこうなることもわかっていたことなのですが‥??
ならばなぜわざわざこんなところまで来たのか?いいご身分ですね‥、そんな声が聞こえそう、、問題は、そもそももうそれほどやりたいこと行きたいところがなくなってしまったことにありそうです。ま、世の中には奇特な方が多くて世のため人のためにボランティアでもやればいいではないかとそれに励まれている方もいらっしゃるし、多趣味な方は老後の気ままな人生をエンジョイされている方も多いと思われますが、実はそういったことすべてがわたしにはプレッシャーとなって、そういう風潮から逃げ出したかったというのが、どうやらわたしの本音かもしれないと今は思ってます。そういう意味では篭っていても何処からか闖入してくる雑音はここでは入りません。が、やはり何百年という歴史のあるひとつの地域社会によそ者がすんなり入り込むのも容易なことではありません。それでも明らかなよそ者という立場はけっこう身軽で、別にその社会に受け入れてもらおうと思わなければ居心地よく過ごすことはできます。言葉の障害が逆に情報を遮断してくれるからかもしれません。しかし、そんなところでも(いや、何処であっても)無為に過ごすのはことのほか難しいものです。これまでは好奇心にかられて異空間や未知の領域を探ることで気を紛らわせてきたこともありましたが、もうそれにも飽きてきた、いや正確にいうとそんなことわたしにはもともとできない、資質がない、それにもう疲れてしまって気力もない、どうでもいい‥、、そんな気分になっています。それで想いついたのがやはりここかなぁ、ということです。誰のためでもなく気休めができる、、そんな場として利用させてもらってかまわないのなら、相変わらずノーテンキで何の(誰の)役にも立たない自己満足を迷惑かもしれないが垂れ流すしかないかと‥、、こんなことばを聞いたことがあります、、人生とは一時の気紛れと気休めと気晴らしを追いかけているに過ぎないのでないか‥??、まったく自己中人間はこれだから手に負えないという声も聞こえそうです‥。
