普段からほとんどテレビを見ないことはすでに何回か述べていたと思う。一応テレビはあるからまったく見ないわけではない、週一で欠かさず見ている番組が一つだけある。それは日曜朝10:30～のEテレNHK杯将棋トーナメントである。このマイナーな番組も、最近は一部の将棋ファンだけでなく藤井聡太4段の活躍で、なんと在来他局との視聴率競争に参加するまでになっているとか?しかも前回の森内九段との対局は30年ぶりに生放送と、異例ずくめの現象が生じていることも、ま、昔からの一将棋ファンとしてはうれしい限りである。その将棋も面白かったし、藤井4段の強さを改めて目の当たりにしたのだけれど、その時の視聴率競争がどういう結果だったかまでは知らない、、
さて、で、偏屈人間で、かつ年をとってくるとあとは面白いと思う番組は皆無なのである。だからテレビを見ることはほとんどないのだけれど(夕食の時ニュースを斜め見しているが)、例外として、最近多くなったように思うのだが、民放で海外を取材した番組をときどき見かける。というのは、それを見ているツレからグアテマラやっているよ、と教えられてイソイソとテレビに向かうことがないわけではないということである。すると面白いことが起こることを最近知ったのであった、、
わたしの数少ない楽しみの一つに、旅に出かけてそれを材料にしてつまらない報告をブログに載せて、ささやかな自己満足に浸って無聊を慰めているというのが、ま、恥ずかしい話最近の日常であるが、正直にいって一日30件の閲覧があればいい方なのである。もちろん読んでくれればうれしいのだけれど、もとより文才もないのを知っているから初めからそれは期待していない。それでもあまり一般の人が行かないところへも出かけ、その記録も残してきた。特にわたしのお気に入りの地になったグアテマラに関しては、ほとんど歩いてきたつもりである。で、面白い現象というのが、数か月前と昨日起こったのである。これも驚くべきことだが、先にいった民放の海外取材番組でグアテマラが放映されることが非常に多くなって、ここ何年かの間にツレから何回かグアテマラやっているよ、と声がかかった。その内容が、こんなところに日本人が ! とか、日本人がいってないところとか(いい加減こんな番組やめればいいと思うのだが)、そんな番組を何回か見た。それはそれで、あーあそこか ! って感じで面白く見たのだが、驚くのは次の日なのである。それまで、ほとんど顧みられることのなかったその地の記事が、そのテレビの放映のあと閲覧されているのである。しかも昨日のSalamaはテレビの放映前後に100件を超えていたし、数か月前のSayaxcheのときも、全く読まれたことのなかった記事がその時に限って20件くらい閲覧されていた。もちろんどんな形にせよ、少しでもどなたかの目に触れてくれることはうれしいものである。が、しかしそれがテレビのおかげで、というのでは、わたしとしては喜んでいいものやら悲しむべきことか ! ? ちょっと複雑なのである‥、、
