前々回に、いつかJRに対しての不満を書いてみると言ったが、言いたいことが言い切れるだろうか?きっと多くの人がそれぞれ多くの不満をかかえているのではないだろうか?
わたしもかつては満員電車で通勤していたことがあるが、それから解放されただけでも少しは寿命が延びたかもしれない、が最近になって例の原油価格の高騰でにわかにJR利用がまた増えてきた、今は通勤は車から自転車に代えることができたが、今回(先週)の山は実は車で八ヶ岳へ行くか電車で上越にするかで迷ってて、結局片道約3500円の上越が高速・ガソリン代で15000円の八ヶ岳を大差で凌いだわけだった(経済的には迷う余地はなかったのだが他のさまざまの要因、たとえば上越では結果的に重い荷に苦しめられたが、八ヶ岳の場合山小屋利用が可能なので荷を軽くすることができた)ちなみに今回山でかかった費用は往復の交通費7100円プラスおにぎり&缶ビール代でトータル8000円、もし八ヶ岳へ行ってたら交通費&山小屋代等で25000円はかかっていただろう
貧乏人のわたしはそれでも今回JRに関して二点の不満を覚えた、一つは少しでも安く上げようと前日所用で成田に出かけたついでに上越線土合までなら有効期間３日あるから通しで買えば少しは安くなるのではないかと思い、帰りに成田～土合の切符を買おうとした、で金額を聞いてみると４３１０円、え?おかしくない、それだと成田～千葉(６５０円)千葉～土合(３５７０円)より高くなる、そんなはずないと問い返すと、そういうこともある、だってさ、でそれならそれぞれ個別に買った方が安いからその場は６５０円だして千葉まで帰った、で千葉駅で改めて明日の乗車券を買っておこうと思って緑の窓口に寄った、そしたら同じく千葉～土合４３１０円と言われた、これはおかしいと思って問い直してやっとわかったのだが、成田でも千葉でも彼らは千葉～土合を新幹線利用で越後湯沢経由の料金を言っていたことが判明、わたしも成田ではそれに気づかなかったが千葉でやっとわけがわかった、何のことはない結局成田で在来線経由だと３８９０円で買えたはずで約３００円も損をしていたことになる、ここでいくつか問題点を整理してみると①いちがいに両駅の駅員を責められない、何故なら彼らは土合までと言われてただ単純にコンピューターをたたいただけなのだから、つまりここが重要なのだが、今や日本全国JR(のコンピューター)は新幹線優先になってること、それに何の疑いも抱いていないすべてのJR社員?ま、これを言いだすと日本の経済の構造の問題にもなるからこれ以上はよそう②しかし、意識ある社員だったら在来線ですか新幹線ですかとこちらから言う前に聞いてくれても良さそうなものだ、ほとんど一般の人は在来線利用か新幹線利用(たとえ新幹線を使わなくても)かで３００円も運賃の違いがあることを知らないのだから(かなり詳しいつもりのわたしが気がつかなかった、いやもしかしたら彼らJRの社員も知らなかった可能性もある)③在来線と新幹線が並行して走っているところはそれほど問題はないと思うが、新幹線優先思想は何とかならないものか?
さて、帰りの土合はまったくの無人駅で、ま近頃は合理化の波でローカル線はそこらじゅう無人駅が多いが、一応気になったので水上駅で土合から乗ったのだが切符はどうすればよいか聞いてみた、答えは予想通り車内改札で買ってくれとのこと、その後高崎で乗り換え赤羽で乗り換え東京で乗り換え千葉まで帰ってきたが、とうとう一度も車内改札は来なかった、わたしは車掌が回ってくるのだとばかり思っていたのだが、これはもしかしたらわざわざ車掌のところまで行って買ってくださいということなのかと疑問に思わざるをえなかった、何故なら、先にも述べたとおり、切符は通しで買ったほうが安くなり、距離により有効期間も数日間ある、そして途中下車可能なのである、この日わたしはたまたま途中下車せずにまっすぐ帰ったから千葉駅清算ですんだのだが、もし二日かけて何か所かに寄りながら帰るとすればいったいどれくらい余計運賃を払わされることになるか、きっとそのときはどこかの駅でひと悶着を起こしていただろう‥これは、逆の見方もできる、つまり定期券利用者にとっては、いわゆるキセルのやり易い状況にあるということだ、わたしだって定期券持ってたら儲けたと思ったかもしれない、その辺JR関係者どう考えていられるのだろう ??
ま、前にも書いたことだが、千葉発あずさ３号は利用価値大である、一村一山の快速も便利であった、またホリデーパスというお得な切符もある、この手の利用客の多い快速や臨時列車をもう少し増やせないものだろうか、２日間有効のホリデーパスは発売されないのだろうか、アンチ新幹線派は意外と多いのではないかと思うのですが ‥ ??
