独歩の独り世界・旅世界

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独歩亭、8月宿泊者一覧

 いや、8月がこんなにも旅行者が多く、いってみればこの仕事の書き入れ時であるということは、やはりやってみなければわからないことであった。なるほど8月が世界的に夏休みシーズンで(南半球は違うか)少なくともこの月の宿泊者、韓国、中国、香港、そして東南アジアの何か国が多かったのだが、そのほとんどが、いずれも夏休みを利用しての来日であったようである。そして、どうやらその来日の目的も、いわゆる観光だけでなく、わたしの知らない世界、幕張の夏フェス参加のためという若物が多かったことも、わたしが予測しえなかったことであった。

以下、前回に倣って、Guest No、 1)名前、属性等、2)滞在期間、3)滞在目的、4)わたしのかなり偏りのある感想といった順序で、例のノートに書いてもらった記録をもとにして記していくが、その一冊目のノートは8月末をもってfill up終了したのであった。

Guest No.24 1) Huong Ha 39 とその子供たち(14歳の女の子、12歳の男の子) 計3人 ヴェトナム、2) 7/31~8/2、3)滞在目的は、彼女の知人を訪ねることと子供たちをディズニーランド、他(河口湖、京都?)に連れていくとのことだった。4)まだ若くて美しいヴェトナム人の彼女の旦那(今回は同行せず)はイタリア人とのこと、そして一家はベルギー/ブリュッセル在住とのことであった。実はこのファミリーはairbnbを通して来られたのではなかった。彼女のヴェトナム人の友人が、日本人と結婚してて千葉に住んでいた。わたしはひょんなことからその女性と知りあいだったから、その千葉在住のヴェトナム人女性を通して、ベルギーに住むヴェトナム人一家は日本旅行の際にわがゲストハウスを利用してくれたのだった。だから彼女にとっては、その友人と再会することも目的の一つだったと思われる。イタリア人との混血である子供たちにほとんど東洋人の面影はなく、はや上の女の子は美しいヨーロッパ女性の気品を漂わせていた。果たして、彼らの夏休みは思い出に残るものとなったであろうか??

Guest No.25 1) 宋(ソン)珍景 47 とその子供たち(13歳の男の子、12歳の女の子といっていたか?) 計3人 韓国、 2) 8/1~8/5、 3)この一家も宋さんの友人との再会と子供たちを連れてのディズニーランド、及び東京巡り? 4)不思議なことがあるもので、まったく同じような家族構成のファミリーが、同じような目的で来日され、一日(8/1)は同じ屋根の下に滞在することになった。が、それぞれ別々の部屋だったし言葉の問題もあって、話をすることはなかったようだ。しかし、例えばディズニーランドへは一日違いだったし、ホストとしては、うまく顔合わせの機会を作ってあげるべきだったかと少々悔やんだが、実際的にはほんのわずかの時間クロスしただけだったから、ま、それはそれで仕方のないところ。さて、見た目は宋珍景も、もうひと家族のHuongと変わらない若さと美しさの持ち主だったが、後で実際の年を知って驚いたのであった。その彼女は若いころ日本(千葉)で日本語の勉強をしたということで、その先生に会うのも、何年かぶり(28年ぶりとノートに書いてあった)の来日の目的でもあったようだ。その方はやはり千葉在住の方で、その方を訪ねたり、子供たちをディズニーランドへ連れていったり、次の日には渋谷へ連れていったりで毎日頑張っていた。日本語がうまく、気さくな性格で彼女とはたくさん話ができた。わたしはすっかり彼女が気に入ってしまったが、彼女もここが気に入ってくれたようで、ま、ゲストハウス稼業の冥利に尽きる想いであった。

Guest No.26 1) H・千夏さん 24 大阪の人?今は芸大大学院の学生さんで、横浜在とか? 2)8/5~7、3) 彼女はメッセでアルバイトのため2泊してくれた。4) 彼女ともまた面白い出会いだった。当初airbnbを通して8/5~7で問い合わせが入ったのだけれど、8/6がこのあとに記す常連グループの予約がすでに数か月前に入っていたので、一日ならOKだけど?という返事を送った。すると、他を探してみますとの返信がきて、この話は終わりそうになった。すでバレバレかと思うが、わたしは若い女性にはとことん弱いので一計を案じて、airbnbに載せてない、友人たちが来た時に泊まってもらう屋根裏部屋があって、そこでよければ特別料金でお泊めします、ともう一回mailを入れてみた。そしたら、そこでもいいということになって、ならairbnbを通さずにということで話はまとまったのであった。一日目は和室に泊まってもらって、二日目がその屋根裏部屋だったのだけれど、そこへは我々のダイニングルームを通らないといけないということもあって、その夜は、うちの奥さんともどもで、以前泊まってくれた京都の翠さん(彼女も美大の学生さんだった)の再来?のごとく、お酒を飲みながらいろんな話をすることができた。ところが次の日、少しあわただしかったからか、ノートに白紙のまま彼女は去って行ってしまい、彼女の情報は何一つ記録に残されなくなってしまった。しかし、そこは流石とあとで感心したのだけれど、美術専攻だけあってかわいいイラスト入りの礼状を必要項目も認めてきちんと送ってくれたのだった。

Guest No.27 1) Shinya Adachi Group;10人、 2)8/6~7、3)すでに何回か幕張メッセでの月一回の研修時に利用してくれる常連さん。4)今回は10人の男性の宿泊だった。通常のキャパとしては9人が限度だと思われるが、あまり細かいことは気にしない若いグループになので多少のことは我慢してもらった。ただ、恥ずかしい話寝具の余裕は、今のところ10人までである(うち一人だけ8/5から宿泊)。

Guest No.28 1) 中国人男性2人女性2人、名前が漢字で書かれているが、ほとんど判読不能、いずれも20前後の学生で出身は徐州市(あるいは大学の所在か?)とあった。2) 8/8~9、3)たぶん日本を旅行して、上海に戻る成田へのアプローチとして、ここを選んでくれたのだと思う。だから前日の夕方到着して、次の日の朝早く駅まで送ったが、ゆっくり話す機会はなし、ただ中国の若者はたいてい英語を話すのと、この女の子2人はなんとスペイン語も話したのでびっくりしてしまった。

Guest No.29 1) Fabien & Laurent フランス人男性2人 30歳前後か? 2) 8/9~10、3)Fabien氏はすでに何回か来日している親日家?で、日本が初めてのいとこのLaurent氏を連れて、日本を案内することと彼の友人に会うことを目的としてやってこられた。4)彼らは成田で荷物が受け取れず、数時間待たされて千葉着、我が家でもフランスから飛んできて疲れがみえ、最初の日は早めに休んでもらった。次の日は13時頃の新幹線で大阪にいくとのことだったので、午前中千葉市内を案内し、史跡の一つ千葉城(亥鼻城)に連れていった。ここは見学無料だったのと比較的展望がきいたので、ヨーロッパ系の人には千葉では数少ない観光スポットに思えたからだ。特に日本が初めてのLaurent君には珍しかったのではないか?昼頃に千葉駅まで送った。数日後になかなかいいレビュウを書いてくれていた。

Guest No.30 1) Yiu family ;Yiuは30代のお母さん、旦那さんもまだ若かかったが頂いた名刺には香港政府の高官であることが記されていた。子供は5歳と7歳といったか?、旅の情報収集はYiuの役目のようだった。from香港、 2) 8/10~12、 3)休暇を日本で、ということのようだった。4)10日は飛行機が遅れたとのことでかなり遅い到着だった。次の日はすべて調べてあったらしく房総に出かけていった。で、3日目最終日の予定を聞いて驚かされる。千葉の人でも知る人ぞ知る、千葉市卸売り市場内にある長谷川食堂に行きたいとのことだった。まったくローカルな有名店であるが、まさか今やワールドワイドの人気店になっているとは!?、たぶん当の長谷川食堂さんも知らなかったのではないか?最初はそこまで案内して、あとは駅までタクシーを使ってといって連れていったのだけれど、そこからの足を考えて、放りだすのもかわいそうかと一緒に食事しましょうという誘いを受けることにした。その代わりそのあと行きたいといっていた、幕張のアウトレットまで連れていってそこで別れた。その日は都内に泊まって次の日がディズニーランドといっていたが、そのあとのことは聞かなかった。

Guest No.31 1) 展程と思静 中国の女性2人 18歳 学生 2) 8/11~12、3)よくわからなかった。4)18歳の中国の女子学生は、二人とも寡黙でほとんど会話は成り立たなかった(申し込みは英語だったから英語はできたと思うが)、しかもこの二人は前日の真夜中に、明日泊めてほしいとairbnbを通しての申し込みだったので少し常識を疑われた。それでも当日は、自分たちで歩いてきたし、次の日は木更津にいくといっていたから(なんで木更津かまでは聞かなかった、アウトレット?)ちゃんと目的は持っていたようだった。当初の予定・目的を達成して無事帰れたであろうか?

Guest No.32 1) Wooseong  21歳 韓国の学生 2) 8/12~13、3)この学生さんは日本文化に興味を持っているといっていたが、いつ日本に来ていつ帰るのかは(かなり長く滞在しているようだった)聞かなかった。4)この頃けっこう出たり入ったりで忙しくて、ゆっくり話ができなかったのと、彼は日本語ができたし日本には何回も来ているようだったので、ほとんど勝手にしてもらっていた(実際到着すると荷物を置いてすぐにどこかへ出かけていった)。次の日幕張メッセとのことで、たまたまNo.33の韓国のグループも幕張メッセとのことだったので一緒に千葉みなとまで送った。

Guest No.33 1) Kim Dong、Shin Jung、Moon Seongho、韓国人男性3人 2) 8/12~14 3)上のNo.32のWooseong君がきて、すぐに出かけた後、この3人がやはり自分たちで当家を探しながらやってきた。少し年配だったが、あるいはやはり学生だったかもしれない。目的も次の日の幕張メッセ(何のイベントだったのかは聞かなかった)のようだった。4)彼らとは英語が少しできたので、何とかコミュニケーションがとれ、お台場にいきたいとのことで、その行き方を教える。どうも数日間の休暇を東京と幕張を目的地としてやってきたようだった。

Guest No.34 1)M・直美さん K・可奈さん 松本の社会人女性2人 2) 8/13~14、3)目的がはっきりしていて、8/13のJustin Bieberのライブといっていた。4)日本のきれいどころ(申し込み時にプロフィールが掲載されるし、名前からして芸能人?)の登場にだいぶ前からワクワクドキドキしていたのだけれど、想像以上の美女二人で、わたしの興奮も頂点に達する。が、その日それまでの疲れがたまっててわたしのほうが早く寝てしまい、とうとう彼女らをゆっくりもてなす時間は持てなかった。いうまでもなく駅からと駅への送迎は買ってでたが、その時間に話しするのが精一杯だった、また来てくれないかなぁ??

Guest No.35 1) Jung Yoori Park Nijung 韓国の若い女性2人、出身は釜山といっていた 2) 8/14~18 3)東京に遊びに? 4)逆にこの二人の韓国人女性が少々問題だった。これまで滞在してくれた真面目な学生風でもなく、ちょっと危ない感じのこの二人は、どういう目的で来たのか不明、というより、たぶん最初のころにこの場所を新宿に近いと勘違いしてキャンセルしていった若者たちの同類?、なので毎日東京に出かけているようだった。挙句にレビュウでここは東京から遠かったと書かれてしまい、それは話が違うではないかといいたくなってしまった。さらに初日は何時に戻ったのか知らないが、次の朝、どこで知り合ったのか、あるいは最初からの友達だったのか、彼女らが連れてきた男の子が一人、同じ部屋ではなかったが勝手に上がり込んで寝ていたのであった。

Guest No.35' 1) Kim Byungwan 韓国釜山の男の子、No.35の女の子たちが連れて来た。2) 8/15~18、3)よくわからないし、そもそも困ったちゃんである。 4)上の男の子がこの子のことで、前日許可をとるつもりでairbnbにmailで申し込んだが届かなかったので、勝手にきて寝かせてもらったと、しかも言葉が通じないからグーグルの翻訳機を通して一生懸命言い訳をしていた。予想通り、問題をおこしてくれる女の子たちで、会話もままならなかったが、それでもこの子の方が彼女たちよりまともそうだったので滞在を許可する。もちろんと別途宿代はもらってだが、、そんなんで、あまりにも非常識なこの3人に対しては、一切口出しはせず勝手に過ごしてもらった。ま、そのあとは何事も起こらずに済んだけれど‥、、

Guest No.36 1) Victor & Natalie 香港のカップル 2) 8/18~23 3)日本小旅行とサマーソニック、4)ところが、このカップルも問題があった、というより彼らの場合は不可抗力で彼を怒らせてしまったのだけど、ま、わざわいは続くといったところか?この辺の経緯を語るのは少々難しい。わたしはそっち方面が全く疎いのであるが、サマソニックという夏フェスはもう恒例になっているのか、この日の予約は相当前から申し込みがあって固まっていたのだ。このあと紹介するNo.37もNo.38もそれに合わせての来日であった。なのでこの辺り(8/19~8/21)は実をいうと初めてリスティングにある3部屋が同時に埋まっていたのだった。そうなると一番安い雑魚寝部屋(だから安くしているのであるが)を予約してあったこの二人は、雑魚寝の意味を理解しておらず(少々込み入ってくるので説明もしてない)あとで不平を言うことになったのである。それだけでなくこの二人が乗ってきた飛行機が格安だったからか、少々遅れて結局羽田から千葉までの最終バスに間に合わなくなって空港泊を余儀なくされ、疲れと不満がたまってしまっていたのも遠因としてあったのかもしれない。そういう意味ではたまたま今回彼らに不運が重なったようで同情は禁じ得ないのだが、それを不可抗力とするには彼らは若すぎたのであった。ただ、特筆すべきこととして、彼女のNatalieがとても寛容だったので、わたしはずいぶんと彼女に救われたのだった。彼女にはとっても感謝している、素晴らしい女性だった。

Guest No.37 1) Ashley & Jeff  香港のカップル 2) 8/19~21、3)ディズニヘーランドとサマソニック、4)同じ時期に同じ目的で同じ香港から来たもう一組のカップルがあった。それがAshleyとJeffで、こちらのカップルもAshleyがとても素敵な女性だった。彼の方は仕事で一緒に来られなかったとのことで一日遅れで到着したが、気丈にも彼女はそれまで一人でディズニーランドへ行ったり、もしかしたら一人で日本を回っていたといっていたかもしれなかった(けっこう話したがよく覚えていない)。彼女も人柄がよく、この日から同宿となるタイ人4人ともうまくやってくれていた。Victor Natalie組と仲良くなってくれたかは不明、、実際何組かが同宿になったときは彼ら同士に任せるので、わたしはあまり介入しないようにしていたが、昔わたしがよく利用していたゲストハウスとは違って、民泊の場合は他のゲストとの交流をそれほど望んではいないような傾向があった。これは今後の予約の受け方としては重要な発見だった。いずれにしろ、一日遅れて到着した彼は結局一泊しただけで21日には香港へ戻っていった。

Guest No.38 1) Cholticha 女性、他タイ人女性2人 男性1名の4人組 ま、タイ人は性格が明るく陽気なのだけれど、ずぼらなところもあって、結局Choltichaはノートに一切記録を残していかなかった。なので名前も年齢も出身も、タイでに何をやっている人たちかも全く不明、ただ女性たちは3人とも40越に見えたので中年の感じ、それでもサマソニックにきていたのだから気持ちは若い? 2)8/19~22、3)サマソニックと日本の休暇? 4)ま、陽気な4人組で怖いもの知らず、Chotichaは貫禄十分な肝っ玉おばさん?で英語が達者だったから、それなりにうまく難関を乗り越えていったと思うが、ま、タイと日本では風土が違いすぎて、初めてなら面食らったことも多かったのではないか?しかし、先に述べたように、送り迎え以外にはほとんど話す時間が持てなかったので、22日午前中に駅まで送った後どこへ向かったのか不明、東京に行ったのか?もしかしたらその日にタイに戻ったのかもしれなかった。

(これは上記記事を書いた3か月後に書かれたものです。というのもタイ人女性Choltichaはノートのとんでもないところにちゃんと名前等を書いてくれていたのを3か月後に知ることになったからです。といってもそこに書かれていた情報に年齢等はなく名前だけでしたが、以下に記しておきます。Choltichaのほか、Angsana,Katchakornkamon,Kittisakとあり、なんと彼らはFilm Production and Graphic Designとあって、どうやらそれが彼らの職業のようでした)

そしてその夜、またまた早朝便なので羽田泊予定というVictorをバス乗り場まで送って、この夏の山場は越えたのだった。そして数日間の空白があって、そのあとは以下、、

Guest No.39 1) 楊ご夫妻 中国天津から来られた50歳と48歳の中年ご夫婦 2)8/24~26, 8/30~9/1 3)日本観光 4)このご夫妻とはいっさいコミュニケーションがとれなかった。が、airbnbを通して申し込んでくれたのは実は彼らのご子息Yang(楊、たぶんこれはfamily nameだと思うが)君で、彼は千葉/東金にある城西大学の留学生とのことだった。で、彼は日本語ができairbnbの申し込みも、そして成田からここまでも連れてくるのも、また千葉・東京案内もすべて彼がサポートしていたのであるが、彼は市内に住んでいたので、この両親のために毎日ここまで通ってくるほどの親孝行ぶりに、わたしはたいそう感心してしまったのである。で、彼には宿代いらないから一緒に泊まってあげなさいといったが、それでも毎日通勤?してくる律義さは、逆に親の教育の賜物かと改めて感心させられるのであった。そんなんで、そのあと大阪・京都に行くといっていたが、すべて彼がマネージメントできたのでわたしとしては大変助かったのである。おまけに8/30に戻るが、そのあとまた二日ほど泊めてほしいとのことだったので、もちろん快く承諾し、結局4泊してくれることになった。京都・大阪から戻ったとき、手土産まで持ってきてくれたのには、またまた感激で、そう、個々の中国人はこうした素晴らしい人たちだと、いつも思わされるのであった。

Guest No.40 1) Kim Jin Ung 27歳 韓国の若もの、2)8/26~27 3)日本縦断自転車の旅 4)確か彼は当日の予約ではなかったか?、突然今日泊まれますか?と日本語で申し込みがあり、たまたまその日の予約が入ってなかったからOKすると間もなくやってきたのだった。ともかくそれにも驚かされたが、なんと彼は自転車でやってきて、さらに聞くと九州からその自転車で日本を縦断してきたこと、その日も東京から来たらしいことがわかったのである。わたしは自転車旅行はやったことがなかったが、同じような冒険心はあって同じようなことをやってきていたから、こういう若者は大好きで、それもここの宿泊者としては初めてのことだったから大いに喜んだのであった。しかも日本語ができたから、こういう若者はほっておいて大丈夫だった。なので一通り千葉の地図をわたして概要を説明し、あとは好きなようにしてもらった。何分突然だったので、本来なら飯でも食わせるところその用意はできず、かわいそうなことをしたと思っている。特に予定は決めてないようだったが、次の日どこへ向かったか?午前中に出発していったが、そのときに珍しく彼の写真を撮らせてもらった。それを今月の一枚として、最後に載せておこうと思っている。

Guest No.41 1)Cho Dooseong 他1名、韓国の若者2人 2)8/29~30 3)当初の目的はTokyo sightseeingといっていた、つまり東京に遊びに!組である。4)8月の最後も韓国の若者たちだった。たぶん彼らも学生だったと思うが、今や韓国の若者にとって東京は気軽な遊び場の一つになっているようだ。で、彼らも目的がTokyo sightseeingといっていたから、またキャンセルされるかもしれないと思って、ここはTokyoではないよ、とこの時も忠告を入れ、わかっているとの返事をもらっていたのに、当日なんと、今新宿にいるがここからどういったらいいのか?というmailをもらうのである。もう、わたしとしては怒り心頭、だから最初からそう言ってるではないか!と怒ってしまった。それでも少し遠いが電車に乗ってくるようにと、その行程を教えると数時間後に彼らは自力でやってきたのだった。で、どうしようもない奴らだ、と思いながら迎え入れると存外好青年で、礼儀正しくしかもちゃんと英語で応対できたから見直してしまうのだった。それに彼らはずいぶん前から予約を入れてきていたから、ま、それほどいい加減な若者でもなさそうであった。次の日も駅まで送ろうかといったが大丈夫ですとのことで、どこへ行くのか聞かずに送り出してしまったが、ほんとに大丈夫だったかどうか?、ま、しかし多少問題はあったとしても積極的に日本を訪れようとしている韓国の若者に対しては、これからも好意的に見ていこうと思っている。

 以上が8月の宿泊者一覧、合計18組 51人でした。内訳をみると韓国;6組13人、日本;3組13人、中国;3組8人、香港;3組8人 タイ;一組4人、ヴェトナム;一組3人、フランス:一組2人で18組51人だったのです。トータル数をわたしもこれを書くにあたって初めて知ったのだけれど、ダントツでKorea、しかもほとんど若い人たちばかり、一時東京の新宿に近いと間違われて相当キャンセルされたことがあったが、やはり日本と韓国は距離が近いこともあって、一時の日本での韓国ブームからの逆転現象が生じているようである(夏休みでもあったし)。押しなべて彼らは真面目だし誠意を感じられるから、そのなかから将来を担う人材が出てきてほしいし、日韓関係を良い方向に導いてくれることを期待したい。

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