独歩の独り世界・旅世界

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2017 Guate y Mexico 2) アメリカ乗り継ぎ注意 !

 グアテマラ生活も一週間が過ぎ、それほど目新しい報告もないのだけれど、2年ぶりのグアテマラ/アンティグアの様子を多少なりとも報告しなければと思いつつ、なかなかその時間がとれないでいます。それは次回にさせていただくとして、その前に前回書いたわたしのミスというか、被った災難について、以降同じ目に合わないためにも少しばかり注意を促しておくのも無駄にはならないかと思い、その件について少し詳しく書いておくことにしました、、

 これはたまたまわたしだけが被ったことかもしれませんし、またその理由もよくわからずにいて、一方的なamericanのミスだったのかもしれないので気持ち的には多少なりとも損害賠償(実質的損害はなくいわば慰謝料)を請求したいところなのですが、もしかしたら一点だけわたしに過失があったかもしれないという引っ掛かりがあったために、そんな大げさな行動はとらないできました。で、以下はamerican航空のダラス乗り継ぎ便で、グアテマラ到着時にわたしが預けた荷物が未着で、担当者は24時間以内に届けると請け負っておきながら、結果的に40時間もかかって(その間、各部署の無責任な発言に翻弄される)の到着となったことについての、もしかしたらというわたしの引っ掛かりについてを今一度振り返えりながら考察してみた次第、、もし関係者、あるいは事情に詳しい人がいれば教えていただきたいところです。

 事の発端は、成田で荷を預けたところから始まります(正確にいうとそれは、ticket取得時の問題ともいえるが)。わたしはこのルート、americanでのダラス乗り継ぎで中米へは初めてではなかったのですが、数年前のことでその時のことはうっすらとしてか覚えてなかった、つまり確かな記憶はなかったのです。また一般的に同一の航空会社で乗り継ぐ場合、ほとんど荷物は自動的に乗り継ぎ便に移されるので、成田または羽田で預けたら、到着地までに何らアクションを起こすことはないはずですが、アメリカの場合だけは、乗り継ぎでも入国審査、セキュリティチェックを受けなければならないだけでなく、前の時は預けた荷物も一旦ピックアップして乗継便に移さなければならなかった記憶がかすかにあったのです。で、成田のカウンターでそれを確かめたのです。が、その時の担当者は、その必要はないとはっきり言ったのでした。日本語だから聞き違えることはない、で、わたしはそれを信じたのでした。もしかしたら、といったのは、それがそもそもの間違いだったのではないか、ということです。つまり、いったん降ろされた荷を自分でピックアップして、グアテマラ便に移さなかったことが、結果として荷物の未着の原因になったのではないか、ということです。

 実は、そこにもう一つ伏線があったのです。つまり上の心配は、一応成田の担当者の言を信じたにせよ、引っ掛かりとしてあったから、いつもならそれでもターンテーブル(正確にいうとbaggage carousel、以下同)にでてくる荷を一応はチェックはするのだけれど、今回に限ってその時間がなかったことが、こういう事態を招いたのかもしれない、ということです。どういうことかというと、今回はもしかしたら乗り継げない可能性もあったほど乗り継ぎ時間がなかったことです。当初、ticket購入時にflight scheduleをみて、乗り継ぎ時間が2時間あったので、それなら十分だろうと思ってしまったことが、そもそも間違いだったかもしれないということです。いや、アメリカ乗り継ぎで中米に飛ぶ時の問題は、一に格安ticketがないこと、そして乗り継ぎの悪さにあります。以前に書いてますが、その点ではAeromexico利用が一番お勧めかも知れないし、もちろん利用したこともあるのだけれど、トータルコストがamerican利用より1.5倍くらい、15万ほどかかってしまうのです。なので、いまだ貧乏旅行者をやっているわたしは、飛行機代を抑えるとするとどうしてもアメリカ系の航空会社になってしまう、、アメリカ系だと先にいってるようにESTAが必要だったり、入国審査があったりで非常に面倒なのでできれば使いたくないのだけれど、今はそのルートが一番安い、、ただし、それでも便によっては30時間くらいかかるのはざらにあるのです。勢い、2時間の乗り継ぎは、少し短いと思いつつも、かつ低価格だったので飛びついてしまった(空港税等抜きで9万、しかもグアテマラまで飛べての往復なので、ある意味これは格安だった)のです。グアテマラまでのトータル時間は、17時間だったので、これは最短時間とさえいえた、が、これが落とし穴となった可能性はあるのです。アメリカ乗り継ぎの注意、その1は乗り継ぎ時間2時間は、十分でない !、ということを今回の経験で申しあげておきます。

 まず、成田離陸時に、わたしが乗った便は40分遅れてました。で、到着も40分遅れでした。その時点で、次のグアテマラ便のボーディングタイム(登場開始時刻)まで、15分しかありませんでした。つまりボーデングタイムは、通常離陸時間の4~50分前に設定されると思うから、つまり2時間の乗り継ぎ時間といっても実質は1時間くらいしかないところ(それを計算に入れてなかった)40分の遅れで、15分では入国審査、セキュリティチェック、そしてゲートまでの移動は、搭乗締め切りまでプラス20分あったとしても無理かもしれにないと覚悟したのです。ま、それでも全力を尽くしてみた。先を急いでいたダラスの乗り継ぎ通路で乗り継ぎ便のボーディングパスが並べてあったのを見つけられたのも幸運だったが、そのボーディングパスには、express connectionの表示があり、それを見せることによって入国審査等で、多少優先されたのも幸いしたと思います。が、それでもとうにボーティングタイムは過ぎていたので、その後に通った荷物のターンテーブルは素通りしてしまったのです。そしてセキュリティチェックを終えたところで、わたしの名前を呼ぶファイナルコールを聞いたのです。自分の名前をファイナルコールとして聞くのは初めてでしたが、もしその時ターンテーブルで自分の荷物を探したりしていたら、それさえも聞くことなく、飛行機は飛び去っていた思います。わたしは、大急ぎでゲートまで走ってその便の最後の客としてぎりぎり搭乗できたのでした。

 皮肉なことに、もしそれが原因で荷物が未着になったとしたなら、荷を確認していたら自分が飛べてなかっただろうということで、荷が2日遅れたにしろ、この際は荷を後回しにして正解だったのではないかと思っています。ということで、アメリカ乗り継ぎの注意、その2は、正しく確認してはいないが、預けたままでいいといわれても、一応乗り継ぎ時に荷物のチェックはした方がいいかもしれない、ということです(くれぐれも預けるときに確認してください)。それと、そもそも中米へのフライトで格安ticketを見つけるのは非常に難しいことを最後に付け加えておきます。今回はこの辺で、、

005006ダラス空港;2枚

express connection表示のあったボーディングパス035(これで10分くらい早くなったかもしれない、いずれにしろこの時、成田~ダラス便からグァテマラ便に乗り換えたのわたし一人だったことがわかった)