独歩の独り世界・旅世界

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2014の旅 14 , キトー Quito/Ecuador

 前回ボゴタの空港からの足として、タクシー以外に公共交通機関もあるようだが慣れないと利用できないと記したが、たぶんミニバスのほか、これも前回記したトランスミレニオのKラインCalle26が空港近くまでいっていた、、が、その終点から空港まではだいぶ距離があって何らかの交通手段を使わなければならないようだった、、で、その手段を試すか探ってみる余裕はなかったので、次の朝も空港まではタクシーを使わざるを得なかった、、それにその朝の便は、それこそ早朝発だったので、朝3時半起きで4時に迎えのタクシーを頼んでおいたのだった、、そのタクシードライバーも25000ペソということは了解だったが、早朝ということで多少のプロピナ(propina チップ)を要求してきた、、最初は無視していたが降り際にコロンビアペソが少しあまっていたのに気づいてコーヒーが飲めそうな額だけ確保して残った分を渡した、、その最後となるCopa Airはこのとき早朝しか選択肢がなくてボゴタ発6:30~パナマ着8:00のCM416便、パナマからはCM829便9:30発でキトー着が11:40となっていた、、まったくエクアドルに飛ぶのにいったんパナマまで戻ったのであった!!、、

 で、時間的にはタクシーを使ったので十分間にあったが、それまでまったくスムーズだったチェックインで最後にひと悶着起きたのだった、、一応参考までに記しておくと、チェックイン時にエクアドルから出国の航空券の提示を求められたのである、、これは、ある国へ入国する際に出国のticketがないと乗せないということが国によってあり、それがなくてその場で出国ticketを買わされたという話はよく聞くところであった、、わたしは陸路でペルーに抜けるのでないと答えたが、それは認めてくれなかったのだ、、しかしすったもんだの末、ペルーからのE-ticketのコピーをみせてようやく納得してくれ危うくセーフとなったが、もしそれがなければ、いくら陸路で出国といっても認められなかったかもしれない‥??、、

 そんなことも含めて、このCopa Airの格安ticketは、カルタヘナに飛ぶのにポゴタを経由したり、ボゴタに飛ぶのにサンアンドレスを経由し、そしてキトーに飛ぶのにパナマを経由するといった、どうしてそれが格安になるのかよくわからない飛び方をして - いったい何回このAir Lineの飛行機に乗ったことか!? - それでもほとんど定刻にエクアドル・キトーに無事到着できたのだから文句はいうまい、、そこで空路の旅は終わりとなり、ホテルを予約しておいたのもここキトーが最後であった、、で、そのホステルのあるキトーセントロへそこからどうやっていくかが新たな問題として浮上していた、、どうやらその空港はまだ新しそうだった、、一国の首都の空港としては発着便数が少ないのかわりと閑散としていた、、イミグレは簡単だったが、いざ空港から出ようとして周りに何もないのに呆れる、、ほとんど山の中といった感じで人も車も極端に少なかった、、その前にまずインフォメーションを探した、、もうその瞬間からそこはエクアドルだった、、どういうことかというと人間が違うのである、、人々の感じ・まわりの空気(?全体的なオーラのようなもの)といったものは敏感にその違いがわかってしまう、、あたりの柔らかいセニョリータが言葉の不自由な外国人であるわたしに一生懸命説明してくれる、、その健気さが好ましかったのだが、どうもすべては聞き取れない、、しかし少なくとも以下のことがわかった、、まず、事前に多少調べていた空港から市内は比較的近くて簡単という情報は、まったく間違いというか昔のことだったようで、どうやら現在の空港はとんでもなく遠いところにあるらしいということだった(実際それはちょうど成田~東京くらいの距離があったのだ)、、で、セントロ(都心)に出るには二つの方法があって、一番簡単なのはタクシー利用だが30~40ドル(ここの通過は近年米ドル使用になっていた)くらいかかるとのことだった、、それは望まないので安くいく方法を聞くと、これが相当めんどくさそうでよくわからなかったのである、、なんでも市街(セントロ)までいくリムジンバスはないとのこと、で、ここからいったんローカルバスでどこかのターミナルまでいって、そこで次のバス(そのときエコピアだかトロリーだかに乗り換えろといっていたがそれがよくわからなかった)に乗りかえればセントロへ出られると教えてくれたのだったが、こちらは呑み込みが悪いので、それを何回も何回も聞き返す、、で、とにかく、そのローカルバスの乗り場と乗り方を聞いてそのバスに乗った(乗り場はすぐにわかった、というか空港ロビーをでるとそのバスが停まっていた、そのバスしかその辺には停まっていなかった)、、バス代は2ドルだったが、まさかそのターミナルまで1時間もかかるなどとは思っておらず山の中を延々走って確かに彼女がいっていたRio Cocaという大きなターミナルに着いた、、ターミナルだけあって、そこから発着のバスのプラットフォームが何十とあって行き先表示も出ているのだけれど、セントロに行くバスがどれだかわからなかった、、で、セントロ?セントロ?と何人かに聞くがあまり通じなかった、というかはっきりした答えが返ってこなかったのだ(会話が成り立ってなかったのだと思う)、、で、それらしきバスに乗ったら、見事に外れてセニョリータが教えてくれたのとは違うバスで違うところにいってしまった、、そこでもまたウロウロして、また人にきいて乗り込んだバスは超満員で今度はどこで降りていいのかわからない、、その間ずっとでかいバックパックを背負って立ちっぱなしで、外が見えなかったからだ(空港で地図をもらっていたから、外が見えれば降りる場所は簡単にわかったはずだった)、、久しぶりに大変な目にあって、行き当たりばったり、あてずっぽで降りたところは、しかし目的地の近くだったのは幸運だった、、そこまで2時間はかかっていたであろうか?、それでも不思議に腹がたたなかったのはどういうことだろう‥?、、これが国民性の違いだと思う、、人々がおとなしい?穏やかなのである(スペイン語ではよくtranquilo<トランキーロ;静かとか穏やかの意>といういい方をする)、、どこかグアテマラに似ている?、、たぶんグアテマラエクアドルインディヘナの比率の高い国である‥、、それがわたしの答えであった(特に隣国コロンビアから飛んでくると明確にその違いが感じられた)??、、

 そうやって結局空港から2時間もかかってあてずっぽで降りたところは、わたしが目的としていたところからバス停でいうとひとつ手前で、そこからは歩いてそのホテルを探すことができた、、が、歩いているうちに雨が降ってきてしまった、、それでも地図があったので少々雨宿りしてからすぐに見つけることができた、、ちょうど教会前の広場に面していて、こんなに素敵な場所にホテルがあるの?とまずは軽い驚き、そして、これも昨日の今日でよけいそう感じたのかもしれないが、ホテルの人の感じのよかったこと、部屋の設備・調度のよさ、バス・トイレがついて、なんと前日のボゴタのホステルより一泊の代金が5ドルも安かったのである(ボゴタのホステルはバス・トイレなしで20ドルだった)!!、、わたしはこのホテルの予約を3泊で入れてあった、、しかし、ここ以降はどこにも予約等を入れてなかったから、このあとの予定はまったくフリーであった、、なのでこの物価が安くて人のよいここで少しゆっくりするのもいいか?とそのとき思ったのであった、、で、その日は久し振りに暖かいシャワーを浴びてからクリーニング屋の場所を聞いてたまった洗濯物をだし、ついでに飲み物・アルコールの買出しをかねて近くを散策、夜には再び飯屋を探してホテルの近辺を徘徊しただけで終わる、、

Igresia San Blasサンブラス教会の隣にそのホテルはあった、、011_640x427

 キトーはその落ち着いた雰囲気、物価の安さ、人のよさで、歴史的建造物及び旧市街(セントロヒストリコ)が世界文化遺産に登録されていなかったとしても、感じのよい住みやすそうな街に思えた、、次の日セントロヒストリコをほとんど歩き回ったが2~3時間もあれば一通りは街ブラできてしまう、そのこじんまりとした感じ?適切なその規模がまたよかった、、そう、エクアドルグアテマラに比したようにキトーの街はその規模や歴史的な歩みが似ているだけでなく、人のよさや街全体の雰囲気がまた、どことなくAntiguaを思い浮かばせた、、石畳の小路や名だたる教会の数々、歴史の重みが刻まれた建物等々がその趣をつたえていた、、

雨模様の旧市街(セントロヒストリコ)7枚;順に中心のプラザグランデ(独立広場)、遠くに塔のある教会La Basilicaが見える小路、Iglesia SanFreaciscoサンフランシスコ教会と広場、4枚目サンフランシスコ教会の内部、最後の3枚は趣のある通り222_640x427 221_640x427 229_640x427 230_640x427 234_427x640056_640x427 058_427x640

 しかし全てに完璧だったわけではなかった、、ちょっと残念だったのはこのときわたしはかなり雨に降られていたのだ、、この地のベストシーズンではなかった(そんなこと知らなかったし、気にしてもいなかったのだが)、出歩くのにボゴタ以来傘が必携となっていた、、午前中に降られながらも街ブラし、しかし少しここでのんびりするつもりになっていたから、なにも今日中に隈なく歩きまわることはないと思い直し、午後は雨でも影響の少ない過ごし方を思いつく、、それは昨日のリベンジ、しかもボゴタで味をしめたやりかただった、、それはホテルの人に少し詳しくキトーの地理や乗り方を聞いて、昨日まごついたRio Cocaのバスターミナルへセニョリータがいっていたバスに乗っていってみることだった、、そのとき教えられてわかったことはキトーの場合公共の乗り物はバスしかなく、しかし三つのタイプがあるということだった、、で、そのうちの二つはボゴタや他の街で馴染んでいた、もしかしたら中南米特有の乗り物?メトロバス(この定義があるかどうか知らないが、わたしの定義はバス専用レーンがあること、駅舎<専用プラットフォーム>があることとしておく)で、それだと駅と路線が決まっているからわかりやすく乗りやすかったのだ、、その二つのタイプとはひとつはボゴタや他の都市と同じ2~3両連結のバスだったが(その名称がエコビアEcoviaだった)、もうひとつは同じく専用レーンを走るのだがそれはトロリーバス(われわれの世代はこの説明は不要と思うが、若い人には馴染みがないか?いってみれば動力が市電と同じ電気自動車?)でトロレバスTrole busと呼ばれていた、、いずれも南北に長いキトーの街を縦貫していたが走っている道筋は違っていた、、どちらもわたしが滞在していたホテルの近くにバス停(駅?)があったがRio Cocaにいくのはエコビアのほう(空港のセニョリータがいっていたことがこのとき理解できた)だったのである、、その料金はどちらも均一で0.25ドルだったが、これはずいぶん安い感じがした、、というのもボゴタの場合バス代1700ペソは約80円だったから0.25ドルは25~30円としても1/3、そうエクアドルはコロンビアから来るとホテル代も食事代も交通費もずいぶん安く感じられたのであった、、実際に安かっただけでなく通貨単位が1ドル=2000ペソだったのだから、前にも同じような記事を書いた記憶があるが、数字を聞いたときの印象(つまり単純な数字の差における2000:1)は実値以上の開きを感じさせた、、こういう効果のことを専門用語でなんというか知らないが通貨単位はタカガ***サレド***で決して侮れないように思うのだが‥??、、

Iglesia Santo Domingoサントドミンゴ教会広場を通るトロリーバスTorolebus、赤い二両連結のEcoviaの写真は撮ってなかった、、239_640x427_2

 さて、で、早速昨日乗るべきだったエコビアに近くのシモンボリバールバス停(Simon Bolivarの名は前回ボゴタにでてきているがエクアドルも独立時の大コロンビアの一国だったからこの国でも英雄として各所にその名前が残る、またバス停といってもメトロバスの場合は0.25ドルのコインを入れて、あるいはtickeを買ってプラットホームに入るようになっているから駅といったほうがいいかもしれない??)から乗って、キトーのメインストリートのひとつAvenida Seis de Diciembre<12月6日通り>を北上すること45分くらい、昨日は立ちっぱなしで外の景色がまったく見えなかったが、そのときはゆっくり座れたのでキトーのオフィス街・商業地区・国立競技場といった近代的なビルの建ち並ぶ新市街を眺めながらの市内見物となった、、で、Rio Cocaではその周りにめぼしいものはなかったことがわかっていたから、そのままターミナルからは出ず、昨日見つけられなかったエコピアの乗り場を確かめてから次のバスでまた旧市街に戻る(ワンコイン0.25ドル;30円のシティツアー??だった)、、往復1時間半?帰り着いた頃には雨の心配もなさそうだったので、キトーで一番高いと思われる塔のある教会バシリカBasilica del Voto Nacional にいってそこでオノボリサンをする(torre de Basilica 入場2ドル)、、ここからはキトー全市街が見渡せ遠くに5~6000m級の山々が見えるはずだったが、雨こそやんでいたが山は見えなかった、、

La Basilicaの塔に登る235_427x640

塔の上からのキトー全景;4枚251_640x427 254_640x427

(次の日に行く翼のある天使像のある丘Cerro del Panecillo)256_640x427 258_427x640

教会内部と見事なステンドグラス;2枚261_640x427 262_640x427 263_640x427

 そしてまた街ブラ、旧市街のプラザグランデ(Plaza Grandeまたは独立広場)はその朝一番で歩いたところだったがボゴタのプラザボリバールと同じくキトーの(エクアドルの?)中枢、最重要ポイントで、一方にカテドラルIgresiadel Sagrario、一方に大統領府Palacio de Gobierno、その対面に政府出先機関Placio Municipalが面していて、その一角にツーリストインフォメーション Informacion Turisticaがあった、、わたしはキトーの街が世界文化遺産都市であることは知っていたが、他の地域の情報をまったく持っておらず、この先どうするか予定は全然決まっていなかった、、で、キトーの地図はもらっていたから、そこではエクアドル全体の地図をもらい、そのなかからお勧めの観光地を訊ねてみた、、ただし時間的にも費用的にも、また興味の対象という意味からも今回ガラパゴスまでいってみる気はなかった、、ということはその基地となるエクアドル最大の都市グアヤキルGuayaquilもわざわざそこだけのためにいってみようとは思ってなかった、、なので、まずキトー近郊で面白そうなところ、そしてゆくゆくはペルーに下るのでその途上でのポイントオブインタレスト(point of interest?興味をそそりそうなところ)があれば教えてほしいとお願いした、、その答えとしていくつか地名があがったのが以下であるが、その地の詳細については正直はっきり聴き取れてなかったりするので省かせていただくことにする(実際はそのうち何ヶ所かに寄っただけなので興味のある方はご自分で調べてください)、、まずキトー近郊としては①ミタデルムンドmita del mundo(赤道記念碑)②オタバロOtavalo、イバラIbarra(インディヘナの村、土曜市で有名)③サキシリSaquisili(インディヘナの村?)④コトパクシ火山Volcan Cotopaxi他いくつか登れる山ありとのこと⑤バニョス(温泉)Banos de Agua Santa‥、、以上(他にもあったかもしれないがメモなし)がキトーから日帰りまたは一泊でいける観光地?で、ペルーに抜けるルート上では⑥リオバンバRiobambaとチンポラッソChimborazo(チンボラソ火山のあるチンボラソ県)⑦Nariz del Diablo(悪魔の鼻?)とその近くの街アラウシAlausi⑧もうひとつの世界遺産の街クエンカQuenca⑨歴史のあるペルー国境に近い街ロハLoja⑩世界的な長寿の村として有名なビルカバンバVilcabamba、、等を教えてくれたのだった、、更に重要なこととして、いずれキトーから南下してペルーに向かうつもりだが、そのバスターミナルはどこか、どうやってそこへいくのかを聞いてみた、、それでわかったことは①②にいくには北バスターミナルからTerminal de Norte(Carcelen)、それ以外は南バスターミナルTerminal Quitumbeからバスがしきりに出ているということ、そして、そこへいくにはわかりやすいのはいずれもトロリーバスだが、南バスターミナルは4番で、北バスターミナルはトロリーの終点Estacion NorteでカルセレンCarcelen行きのバスに乗り換える必要があるが、いずれも0.25ドルでいけるとのことだった、、貴重な情報を得てホテルに戻って今後のスケジュールを検討した、、そして大雑把だが次のようなスケジュールを組んでみた、、まず当初は三泊の予定だったが一泊延長し都合四泊五日とし、その日は二日目だったが、次の日はもう一日キトー、四日目にオタバロ、そして五日目にキトーを発つことにし、その旨をホテルのオーナーに伝えると問題なく一泊の延泊は了承されたので、次の日はバスターミナルの下見を兼ねてもう一日今度はトロリーバスによる市内見物をしてみることにした、、最初にいったのは北のバスターミナルで、そこへはまずトロリーに乗って終点までいったが、何とそこが最初の日にRio Cocaから間違えて乗ったバスが着いたところで、そこからトロリーに乗って街まで出たことがわかった、、そこからCarcelen行きの乗り換えバスもすぐにわかったが、その代金はかからなかった、、Carcelenは大きなバスターミナルで北部方面のターミナルになっていて、プラットホームは20くらいあっただろうか?オタバロ行きのticket売り場もすぐに見つかり料金は2ドルで10~15分おきにバスが出ていることがわかったので同じルートで引き返した(そこから別のルートで市内にもどるバスがあることを知ったが)、、そのまま今度は南バスターミナルへ向かう、、途中同じトロリーでも番号によっていくつかの路線があったようで4番に乗り換えて、それでも北から南のターミナルまで1.5h~2.0hくらいかかったか?、、それが0.25ドルでいけたのだから、ここの交通システムはまさに庶民(&わたしのような貧乏旅行者)の味方といえた、、その南のバスターミナルは北より更に新しく立派でバカでかかった、、ticketブースだけでも50はあっただろうか、それこそエクアドルの北方面以外はどこへ行くにもすべてここにくればよいことがわかった、、しかしこのときはまだキトーからどこへ行くかは決めてはなかったので、いくつかのブースで料金と時間・本数を聞いてまたトロリーで戻った、、

北バスターミナルの切符売り場、バスの発着所はこの写真の左手にあって、ここに写ってるのは市街へ行くバスの乗り場001_640x427

Trolebus路線図003_640x427

南バスターミナルTerminal Quitumbe;4枚(まだ新しく、その立派で近代的なのに驚かされた)004_640x427 007_640x427 005_640x427 008_640x427(ターミナルの出口に市街にでる三つの公共交通機関の乗り換え案内表示があった)

 その日はそれでも時間があって、いったんホテルに戻ってから、空模様をみながら午後またセントロに繰りだす、、セントロヒストリコの端に位置したそのホテルからプラザグランデまでは15分くらい?、教会巡りとmuseo(美術館・博物館をいう)巡りを少々、キトーで最も古い通りといわれているCalle La Rondaへ、更に足を延ばしてキトーのどこからでも見えた翼の天使像のある丘Cerro del Panecilloへ登ってみた(けっこうきつくて麓のロンダ通りCalle La Rondaから30分はかかったか?あとでバスがあるのを知ったが、乗り場はわからなかった)、、もちろんそこからの眺望は抜群だったが、やはり曇天で見えるはずの雪山を目にすることはできなかった、、で、キトーの観光スポットをすべて訪れたわけではなかったが、ま、一通りは歩いたし雰囲気は十分つかんだと思えた、、それはAntiguaに負けず劣らずいい街だということだった、、

Calle de La Ronda240_640x427

018_427x640 パネスィヨの丘と天使像015_640x427

丘からの眺め、見えるはずの山々は見えなかった(3枚目)017_640x427 020_640x427 023_640x427

最後の教会巡りはIglesia la Mercedメルセー教会とIgresia SanFranciscoサンフランシスコ教会;2回目027_640x427 029_640x427_2

 

 次の日にでかけたオタバロについては、このキトーの中で記すつもりだったが、少し長くなってしまったので次回にすることにして、ホテルと食事について簡単に記してこの章を終わらせたいと思う、、わたしが宿泊したホテル<正確にいうとホステル、格下である>はとてもよかったので名前をだしてもかまわないと思う、、hostel Sanblasといってbooking comでみつけた安宿だったが、これが大当たりであった、、前日のボゴタがハズレだった(これは他の予約サイトだった)のでなおさらその感を強くしたことは前述したが、人よし設備よし(コーヒーつき)で一泊15ドル、何一つ不満はなかっただけでなく、そのサンブラスというのは写真をみればわかるようにIglesia San Blasつまりサンブラス教会の前の広場に面していたのでその名がついていただけあって環境は抜群だったのだ、、しかもセントロヒストリコに近く立地の上でも申し分なかった、、他にも先に触れたCalle La Ronda辺りには洒落たホテル、プチホテルのような宿がたくさんあって、値段は聞かなかったが全般的にキトーの宿は比較的安目でいいホテルが多いように感じた、、食事については一般市民とくにインディヘナたち(混血も含めたインディヘナ人口がこの街では大半を占めている)もけっこうレストランというか食堂を利用していて、そんな庶民的なレストラン(食べ物屋)では2~4ドルくらいで食事ができた、、メニュウとしてはやはりポヨ(鶏肉)カルネ(牛肉)が定番だったが、わたしには魚(ペスカドフリト;魚フライ定食)がどこにもあったのでありがたかった、、いずれもけっこうボリュームがあってしかもちゃんとスープがついた定食なので、食についての不満もほとんどなかった(日曜の夜は閉まってたところが多かった)、、興味をそそられたのはそれまでのグアテマラ~コロンビアと比べて中華屋が目立ってきたことで、ここではChifaと呼ばれる中華やさんのChaulafanという名称のチャーハンはすでの一般の食堂でも、つまりエクアドルの一般の料理メニュウになっていたことである、、お陰で久々に麺類(今まで焼きそばはどこでもあったがスープ麺はここから)を食し、しかも安かったので食に関してもほぼ満足感があった(食に関してはグアテマラに優る)、、それは何と久しぶりのことだったであろうか‥??、、レベルの高い安ホテルに泊まって、それなりにうまい飯を食べて(その他交通費等を入れ、ビール飲んでも)一日30ドルかかってないかもしれない‥??、、

ホテル前の広場から旧市街方向を望む009_640x427

逆にLa Basilicaの展望台からSan Blas教会と広場、hostel San Blasを望遠で写す252_640x427