独歩の独り世界・旅世界

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2019の旅 つづき リマ~ナスカ Nasca

 何回か経緯を書いているので重複になるが、以下の記事は今年の2月~3月の中南米の旅録の続きである。前回イキトス~リマを書いたのが一か月前で、そのときボリュームオーバーかなんかで身動きが取れない状態になってブログそのものがダウン、自分の力ではリカバーできなかったため助っ人に依頼せざるを得なかったことはすでに述べていたと思う。で、タイミングが悪くそのあとお遍路の予定が入っていて、お遍路報告を先にしたので南米の記事が後回しになってしまった。なので一か月以上のブランクになったが、ま、あんまり読まれているわけではないから、そんなこと気にしている人はいないだろうし、こんな言い訳も不要かもしれない、が、わたしの中ではともかくこの記事も早く終わらせたいと思っていて、だいぶ記憶も薄れてしまってどんなものになるか定かではないが、ともかく形だけはつけなければと思っている。どうでもいい言い訳をもう少し述べさせてもらうと、今までわたしはどんな旅でも一応の報告をした後でなければ次の旅には出ないことを基本としていた。この旅は3月の中頃帰国で、次のお遍路の予定まで3か月あった。通常ならそれは十分すぎるほどの間隔だったから、それまでには当然終わらせられると思っていた。ところが予期せぬ出来事、旧ブログサイト(これは別のところで書いたものをコピーしているので、旧ブログサイトとはここのことを言ってます)でとんでもないトラブルに巻き込まれて、とんだとばっちりを受けてしまったのだ。ほとんど2か月ほど手が付けられない状態にあったことも前に愚痴っていたと思うが、それがわたしがブログの引っ越しをした理由で、今でも完全復旧してないようなので、ここで書いてコピーをそこに貼り付けている、その方法を取らないとせっかく書いたブログがいつ消えてしまうかわからないからである。最も必要な機能として、突然のアクシデントに対して復元機能があるかどうかが、わたしのような素人にはとても重要である。ここではそれに何度救われたであろうか?旧ブログサイトは改善が改悪になって多くのブロガーが離れていったことを肝に銘ずるべきだと、腹立たしさとともに今でも憂いているのである、この恨みは深い、、

どうでもいい前置きが長くなってしまったが、さて、どこから書き継ぐべきか?そう、こういう報告は流れがあって、それがいったん途切れると、その時点に戻るのに苦労する。記憶も、想いもだいぶ飛んでしまった、、イキトスを飛び立ったところからか~??

 

イキトスを飛び立つとすぐ眼下に蛇行するAmazonが視界に飛び込む

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 3月3日Peruvianは定刻8:40に離陸して10:30着予定が10時にはリマに着いていた。このフライトでわたしはチェックインが比較的早かったので希望の席を手に入れることができた、が、それが正解だったかどうかは今もってわからない。まず左側か右側かで迷う。地図と飛行ルートを想像して左側に賭け窓側の座席を占めた。迷ったのはその飛行ルートがペルーアンデスの右側を飛ぶか、左側を飛ぶかで、ともかくペルーアンデスの写真が撮りたかったのだが、結果的に少しは写真に収められたが、果たして正解だったかどうかは反対側の視界がどうだったかが不明だったのでどちらとも言えなかった。リマは国内線だったので手続きはなし、そのままタクシーブースに直行して行き先を告げ、その日の宿泊先の日本人宿Eda Inからもらったアドバイス通り50ソル払う。その空港タクシーのシステムがよくわかってなくて少しごたごたしたがドライバーは間違いなくEda Inまで連れてってくれ、お昼頃にはチェックインすることができた。が、その宿も初めての利用だったから、よくわかってなくて管理人のモニカさん他常連さん長期滞在者の皆さんにいろいろ教えてもらう。長期ではない滞在者の中にはわたしと年齢の変わらないおっさんたち(世界一周組)が何人かいて、例によって自己紹介を兼ねた旅歴の披歴で挨拶代わりとする。もちろん若いカップルや一人旅も相変わらず沈没しているようだった。ま、それなりに沈没する要素はここも十分に備えていたが、このときわたしはそこには一泊しか泊まるつもりはなかったので、他の滞在者の方とは親しくならなかった。必要な情報も宿周辺とバス会社の情報をモニカさんから教えてもらって、すぐに街に出た。

なんていう山かはわからなかったがペルーアンデスも7000m近い山がわんさとあって、その写真を撮るのを楽しみにはしていたが、あまりいい写真はなし、、

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リマ着陸直前;3枚

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 こういっては何だが、ペルーという国は見所がたくさんあって面白い国だと思うが、リマという街にはわたしはあまり魅力を感じてなかった、というか、確か5年くらい前に一度訪れていて(50年前の記憶は全くなかったが)、その時中心部あたりはうろついたので特に行ってみたいところはなかった。そもそもこの街はわたしのような旅人にとって二つの欠点があった。一つは街が大きすぎ、広すぎ、第二はその街を巡る適当な交通手段がないことだった(もちろん庶民のためのバス、ミニバス、乗り合いワゴン車は相当走っていたが、旅行者にとってはわかりずらすぎた)。なので出かけたのは一か所だけ、上記理由でリマには用がなかったので、次の日にはナスカに行ってみるつもりでそのバス会社に情報を聞きに行ってみたのだ。しかしナスカは当初の予定には全く入っていなかった。イキトスかその前で言ってたかと思うが、イキトスの後は船でプカルパへ、状況を見計らって行けるようだったら更にボートで遡行するつもりで、リマには3月7日までに戻っていればよかった。が、そのプランが実現できなかったので、逆に4日ほど日程が空白になってしまい代替プランが必要になったのだ。ではどこに行くか、すぐには思いつかず、マチュピチュは大昔に行っていたし、行ってないところとしてはナスカくらいしか浮かんでこなかったのだ。ただ、いろいろ検討してナスカだけでは4日も潰せないし、かといってリマもあまり面白くない、ならばナスカの後に(同方向にあった)アレキパまで行ってみるか、というプランをリマに着く直前に決めていた。ま、ナスカは知らない人もいないほど有名なところになっていたが、別に軽飛行機で遊覧しなくてもいいかな、くらいに思っていて、その時はむしろアレキパの方が50年前に行ったような、行ってないような記憶が全く定かでなかったので、ま、おまけとしては楽しみになっていた。で、まずはナスカまで行くバスの会社は市内を走る路線バスですぐのところにあるというのでそこへ出かけてみたのだ。バスで5分くらいのところにPlaza San Miguel という大きなショッピングモールがあって、その中にこれもペルーでは有名なバス会社Cruz Del Sur社のオフィスがあるとのことだった。そこで明日のバスの時間と(そこからバスが出ていたわけでなかったので)どこからバスが出るのかを聞いて帰りは乗り合いのワゴン車で戻る。そして教えてもらった近くのレストランというか、わたしの好きな地元の食堂でランチを頼んで、久々にまともで満足のゆく食事をとって、宿界隈をぶらついてパンやビールを仕入れて、さて戻ろうとして道に迷ってしまう。また通りを行ったり来たりうろうろすることになる。まだ明るいうちだったからよかったものの、ま、決して治安のいい場所ではないようだったし商店街でもなく、そのあとはもう宿からは出なかった。モニカさんに宿代を払って翌朝Av.Javier Prado Esteというところにあるバスターミナルまで送ってくれる人がいるというのでお願いした。その夜は今後の予定がおおよそ固まってきたので、3月7日のArequipa ~ Limaの航空券を探し比較的安かったので予約を入れ、イキトスのairbのホストにはレビューをボゴタのホストには今の状況と今後の予定を知らせておいた。

Eda In近くの唯一のランドマークだったカトリック教会

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ランチ8soles(300円?)とのことだったのでいってみた、内容は悪くなかった、sopa(スープ)は抜群

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Eda Inの近くにこんな遺跡があった;2枚

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 次の朝モニカさんの知り合いのパチョさんというおじさん?おじいさん?が6時半に迎えに来てくれて20ソルでCruz Del Surのターミナルまで送ってくれた。6:50に着いて、7:15発のバスに乗ることができた(87ソル)、ガラガラの、しかしかなりデラックスのバスはペルーの海岸線を右に見て南下、あまり大きな街もなく、停まったのはParacasが10:35、Icaに12:00、そしてNascaに着いたのは14:25だった。Icaからの峠越えはなかなか車窓を楽しませてくれた。

太平洋を右に見て南下;3枚

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ペルーの保養地?リゾート地?Paracas着;2枚

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Icaを過ぎると峠越えになったf:id:dopponotabiroku:20190716230849j:plain

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ナスカ周辺は砂漠というか荒れ地?f:id:dopponotabiroku:20190716231218j:plain

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Nascaに到着

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 さてNascaに着いてまずしたことはNasca~Arequipaのバス便を探すことだった。Crus Del Surは22時発があって90ソルだったが、近くにほかのバス会社もあったので、他の会社もチェックしてみてからと思って2,3社回ってみたが、料金はさほど変わらなかったのと満席のところもあったから、条件としてはCruz Del Surの方がよさそうに思い急いで戻ってticketを購入しようとしたら、たった15分くらいのうちに92ソルになってしまっていた。なんか騙された感じ、というか90ソルだったではないかと文句を言ったが聞いてはくれず、こんなところもペルーの印象を悪くしたのだ。その間じっとわたしを待っててくれたおばさんがいた。Cruz Del Surの入り口でわたしがついた時から目をつけられていて、わたしがバス会社を回る間ついてきてナスカ遊覧飛行の勧誘をしてきたのだが、とりあえずバスを決めるからと待ってもらっていたのだ。約束通りバスticketを購入してから彼女のオフィスについていった。もちろんわたしもその気がないわけではなかったから料金体系の説明を聞く、なんでも3パターンの選択があって、いずれも30分くらいのフライトとのことだったが、確か60ドル、100ドル、140ドルコースがあって、それぞれコースによって飛行機の大きさが変わってきて乗員数も違えば、飛行ルートも高度も違ってきて、要するにより近く、たくさん見るには140ドルの6人乗りがベストだというような説明だった。一番安いコースは今からだと人数が集まらないので無理だともいわれた。結局140ドルコースか100ドルコースの選択だったのだが、わたしは何が何でも乗りたいわけではないと説明して、140ドルコースを100ドルに負けてくれたら乗りましょうと答える。たぶん時間的にはその日の最後のお客だったのかもしれない、おばさんは了解してくれて、100ドルのキャッシュを持ってなかったのでATMまで付き合ってくれた。そしてticketを切ってくれ、どこかに連絡を入れて迎えを呼んだのだ。迎えの車で飛行場へ、taxを払ったりして待っていると、ticketを確認もせずにあの飛行機に乗れと指示が出る。どこかの国(アジア系だったが)のグループ旅行者の中に一人紛れ込んだ。そのグループの飛行はもしかしたらさらに上のクラスだったのかもしれない、おばさんの説明より長時間、より低空でより多くの地上絵の上を飛んだ。が、これがやはりなかなかうまく写真には撮れなかったのである。ま、どうしてもというほど熱心ではなかったが、一応ナスカ遊覧飛行とはどんなものかは経験だけはできたのだった。街に戻って、意外と小さい街を歩き回って適当になレストランを探す。観光地にしてはリーズナブルな店を見つけて入ったが、よくわからずに頼んだ料理はパスタだったようで、そのボリュームに圧倒される。食べきれずに持ち帰りにしてもらったが、結局残りもすべては食べ尽くすことができずメニューの選択を悔やんだ。それから3時間くらいナスカのCruz Del Surのターミナルで何をするでもなくボケーとしていた。ペルーはいろいろあって、失敗が多く騙されたりしてきたが、ここにきてようやく40ドル分取り返したかと少しばかり満足げに‥、、

Nascaの遊覧飛行用の飛行場;3枚

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ともかくわけわからずに闇雲にシャッターを押したが半分は何も写ってなかった、、それらしいものが写ってたもののみ一応載せておきました、、

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国道<pamamerican highway>沿いのミラドール(展望塔);5枚

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美人の副操縦士の女性(パイロットの隣)が、英語とスペイン語でガイドを兼ねて説明してくれた&サービスで我々の写真も撮ってくれた

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40分くらいのフライトだったと思う、この辺りから飛行場に引き返す

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Nascaの街

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ここもリーズナブル(10soles=350円)のレストランだった;2枚

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