独歩の独り世界・旅世界

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2017 Guate y Mexico 11)ベリーズシティ→グアテマラ国境→フローレス

 <カンクン→メキシコ国境→ベリーズシティ→グアテマラ国境→フローレス>の続きです。前回ここに書いたものを他所にコピペさせてもらってますが、今回はそちらに書いたものを逆に一部コピペしていますこと、お詫びかたがたお断り申し上げます、、

 わたしの予定では、今回はカンクンベリーズシティも素通りの予定だった。つまり特に海好きでないわたしはベリーズは前回一通り回っていたから、今回は特にどこかに寄り道するつもりはなかったのだ。ただ、前回の失敗、写真のバッテリーを切らして撮り損ねた国境付近の写真だけ撮ろうと思っていた。なので、ベリーズシティ到着後は、次に来た国境の街ベンケBebque Viejo del Carmen行きのバスにそのまま乗り込んでしまう予定でいた。そのバスは1時間に一本で、次のバスは9:30発とのことだった。その間ちょっと面白いことがあった。ベリーズの通貨はベリーズダラーBZ$で、US1$=BZ2$だった。USドルは多少持っていたが、当然BZドルはもってなかった。で、軽く何か口に入れようかと数件ある店を冷やかしていた。前回来たときに報告したように、それらの店はすべてインド系の若者がオーナーだった。そのうちの1人に、BZドルはないがUSドルでOKかと聞くと、OKとのこと、ではとBZ2ドルの飲み物を一本くれとUSドルの小銭10セント×9+1セント×10を渡したら、まるではじめてみるといった態度でチェックして、これでは売れないとつき返されてしまったのだ。しかたなく今度は50セントを2枚渡したら、それもよく調べた挙句にOKしてくれたのだった。果たして、米ドルの紙幣はどこでも通用したのだけれど、やはり小銭は無理だったのか?その後は試してみなかったが‥、、そんなことをしているうち45分はあっという間に過ぎ、ベンケ行きのバスの乗客となった。で、このバスではまた特筆すべきことがあったのだ。こういうバスは乗ってて楽しい、、それははじめてのこと、なんと女性の車掌さんでしかも超美人だったのだから、男性諸氏は容易に想像つこうかと思われる。いや、男性顔負けでよく働いていたが、褐色の美人車掌はなかなか魅力的であった(ずっとシャッターチャンスを狙っていたがうまくかわされ、最後に下車するときに抜き打ちでシャッター押したらあまりよく撮れなかったが、美人の面影はあったので無断掲載しておきます。ベリーズでこの車掌さんに出会ったらラッキーと思ってください、、)。もベリーズのバスの凄い前回感じバス到着発車が極めて正確か、時間的に正確な人たちであることが他の中米諸国と比べると際立っていたということである。例えば首都のベルモパンにはかっきり10:55着で、5分休憩で11時に出て、サンイグナシオには12時ちょうど着、ベンケには12:30ちょうど着といった按配、これは日本人と似た国民性なのかととても興味深かった。ということで、この二点が再発見で、ベリーズの好感度が少し上がったのだった。ベンケまでぴったり3時間でBZ10ドルだったので、US5ドルで支払いを済ませた。そこから国境のイミグレまでは前回同様乗り合いタクシーでBZ5ドルだったので、US3ドル払ってBZ1ドルの釣りをもらった。このとき時刻は12:40頃か?そのまま歩いて国境を通過できたが、ここでちょっと趣向を凝らしたのだった。

ベリーズシティからは数人の外国人ツーリストが乗り込んでいた。彼らはどこまで行くのかと思っていたら、55分くらい走ったところのバス停でみんな降りていった。そこがどこなのか知らなかったのだが、何とベリーズ動物園、確かにここは面白そうだった、、;2枚Img_5525Img_5526

首都ベルモパン10:55着、11:00発、写っているのはたぶんドライバーImg_5528

ここは一日滞在したからよく覚えていた、サンイグナシオ12:00着Img_5529

サンイグナシオから20分、前回はここで下車、ここからシュナントニッチ遺跡に渡る渡しが何とも風情があるので再度バスから撮ってみた;2枚Img_5530Img_5532

前回はこの渡し場の手前の土産物屋に荷物を置かせてもらったのだけれど、たぶんこの写真のどこかだったと思う
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終点で降りる際、あてずっぼにシャッターを押してみた。笑顔ではなかったが、美人の面影ありで無断掲載、、
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  まず、ベリーズドルを残したくなかった。で、BZ1ドルを使うべくポーター手前で店開きしていた簡易食堂に寄ったのだった。ちょうどお昼時だったし、その日は朝から何も口にしていなかった。もう一つ、グアテ側でも昼食にありつけたと思うが、わたしはどちらかというとベリーズの豆ご飯弁当が好きだった。で、国境を超える前に腹ごしらえしておこう決めたのだ。が、この弁当はBZ6ドルだった(以前の記憶がよみがえり、それはどこでもその額だった)。正確にいうとBZ5ドルの弁当もあった、が、それはわたしの好みではないポヨ、つまりトリ弁、いやそれならむしろグアテの方がおいしそうだったので、6ドルのステーキ&豆ご飯弁当を、かなり無理やりにだが二枚のステーキを一枚にしてもらって5ドルに負けてもらったのだった。もちろんいい顔はしなかったが、実際ステーキ二枚も食べられなかったのだから、わがままな旅行者と許してもらった。そしてもちろんその屋台のテーブルで、特に急いでいたわけでないから、今回最初で最後のベリーズの食事を楽しんだのだった。

わたしのお好みベリーズ名物<ステーキ&豆ご飯弁当>Img_5534

食事を終えてイミグレに向かう(向こうに見えている緑色っぽい建物)Img_5537


 1時に食事を終えイミグレに向かった。このとき国境通過者はほとんどなく並ばずに済む。そしてちょっとした異変、ここの出国に際しては、前回もBZ37.5ドルor US18.75ドルを徴収され、それが今ではUS20ドルorBZ40ドルになっていることは聞いていたから、もちろんその用意はしてあった。で、この時はもうBZドルは一銭も残ってなかったから、US20ドルで支払った。が、どういうわけか、そのとき3ドルのお釣りをよこしたのだった。これがどうしてなのかわからなかったのだが、それこそラッキーで、予定した額より少ない場合はやはりもうけたという気分になる、まずここにて3ドル回収した気分になった(メキシコの25ドルに対して)。で、何事もなくベリーズ側を通過、そのあと左側にあるグアテ側のオフィスへ。ここは前回も書いているが素通りしてしまう旅行者が多く、そのために前回写真をとっておこうと思ったのだけれど、あいにくバッテリー切れでそれを果たせずにいた。今回はグアテ側のインフォメーションで写真を撮っていいかちゃんと確認して堂々と写真をとらせてもらった。それだけでなくここのインフォメーションは極めて親切で、なおかつ入国手続きは極めて簡単、入国税等もとられることは一切ないのだから、ここをスルーしては後が大変になるので気をつけてもらいたいところである。1時15分には両国の国境を通過していた。

この写真はすでにベリーズ側イミグレが終わって、グアテマラ側イミグレに向かう途中、ベリーズ側を振り返って撮ったもの、なのでグアテのイミグレはベリーズからくると左側、この写真では手前右側となるImg_5538

グアテ側イミグレ、手前のインフォメーションはフレンドリーで親切、奥で入国手続きするが超簡単、もちろん支払いもなしImg_5540

 で、わたしは前回も使ったコレクティボ(乗り合いワゴン車)でフローレスまで行くつもりでいた。それは橋を渡った先のMerchor de Mencosの街の角のコレクティポ乗り場から30分おきくらいにでていて30~40Qくらいのはずだった(後で確認したらコレクティボ;40Q、バス;50Qだった。なお、この時のQ;ケツァルはUS1ドル=7.3Q、1Q=約15円?)。ところがこの時、ベリーズ側のイミグレが済んでグアテ側のイミグレに向かっていたときに一人の呼び込みから声を掛けられたのだった。フローレスまでミニバスで100Qで行くといってきたのだ。わたしは100Qと聞いたので相手にしなかった。が、グアテ側のイミグレを終えたとき、その彼がまたやってきて70Qでいいといってきた。その時になって初めてわたしはコレクティポなら30~40Qで行くのだから70Qでも出す気はないと断った。そして前回撮り損ねた橋<puente  Mopan>とモパン河の写真を撮るつもりで橋まで行くと、そこにミニバスが停まっていて、ドライバーと交渉したらしい呼び込み君がまた来て、これは他の客に内緒にしてほしいが50Qでいいといってきたのだ。50Qだったら悪い話に思えなかったので了承すると、すぐに出るような話、そこを無理やり写真を撮る時間だけくれといって、5分くらいもらって写真を撮ってミニバスに乗り込むと、たぶん30分以上は待たされているといった感じの欧米系のツーリストが、いい加減にしろといった顔でわたしを迎えたのだった。その数10人くらいだったか、ほとんどバックパッカーカップルであった。それでもさすがにこのミニバスは、途中ノンストップだったから早かった。道もほとんど舗装になっていたこともあるが1時間半でフローレス、サンタエレナについてしまったのだ。そしてもちろん他の客からは100Qとっていたであろうから、空港近くで待ち合わせていたフローレス島のホテルをめぐるシャトルに乗り換えさせられたが、それぞれのホテルまで送り届けてくれたのであった。50Qしか払ってないわたしもフローレスのホテルまで送ってくれた。そう思うと、最安値のコレクティボでも40Qプラス、トゥクトゥクが5Qかかること、時間もホテルまでだと3時間はかかることを思えば、この50Qは安かったのである。それも100Qを50Qに負けさせているからおおよそ7ドル得したことになって、これで10ドルの回収ができたことになったのである。

国境の手続きをすべて終え、Merchor de Mencosの街に向かう、その途中にミニバスが停まっているのが写っているImg_5542

前回ここを通ったとき、この河の美しさに打たれて写真を撮りたかったのだが、その時バッテリーが切れていたのだった。一枚目は橋の感じ、二枚目が下流、つまりシュナントニッチ方向(電線がかなり邪魔、下の歩行者用にいく時間がなかった)、三枚目が左手、上流方向Img_5543_2Img_5544Img_5545_2

フローリス、ペテンイッツァ湖手前にはLagna Salpetenがあって、こちらはまだ開発が進んでおらず、ずっときれいに思う、、;2枚
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 現実的な話、ベリーズシティ~グアテマラ国境~フローレス島は、ベリーズ~国境までは普通のバス、国境~フローレス間はコレクティボを使うのが最安値と思われるが、その場合のトータルコストがいくらになるかというと、USドル換算で(入出国税は除外して)5+2.5+6USドル=約14ドル?6~7hといったところか?で、今はサンタエレナからもフローレス島からも(ベリーズシティからの逆も)シャトルや直通バスが何本か出ている。その金額はバスかシャトルかによって多少違うが、だいたいUS20~25ドルくらいである。時間は直通だから5時間くらい?この間は道もよくなっていて、本数はそうとう増えているからそれぞれの状況に応じて選択すればいいと思う(金額も時間もそれほど極端には違わないから)。いずれにしろわたしの実践例でおわかりのように、カンクン発夜の22時(or23時)のADOのバスに乗れば、次の日の午後にはグアテマラ/フローレスに着けることは確実なのである(ベリーズシティからグアテマラシティまでの直通シャトルもあって、うまく乗り継げればその日の夜にグアテ市到着の可能かもしれないが、それは実証してない)。

フローレスのホテルとそのホテルからのlake view、暑いところなのだけれど湖畔を渡る風が気持ち良かった;3枚Img_5554
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 さて、このホテルが前回の記事に登場してもらったY夫妻と待ち合わせしたホテルであった。ことの経緯を今一度簡単に振り返れば、ま、お互いにフローレスには2月の21~23日あたりになることがわかって、わたしは21日到着が確実になった時点で、一応2/21~23で予約を入れておいた。これまでにフローレスは3~4回滞在していたと思うが、いずれももっと安いところであった。一番高いところで60Qくらい、安いところでは20~30Qのところに泊まっていたが、流石にそんなところで待ち合わせはできないと思って、これまでは予約なしの飛込だったが、今回初めてホテル検索サイトを使ってみた。そうすると出てくるのは最低でも100Q(1500円)くらいからで、ほとんどのホテルはだいたい場所もわかっていて、そのなかで高からず安からず、立地・眺望がよさそうだったのでここを選んでみたのだった。で、それは結果的に当たりで、特に眺めのいいテラスは、湖畔からの風がとても心地よく、この価格なら納得といえたのだが、わたしは一人だったからドミで106Q(一泊1600円? この日はたまたま6人部屋に二人だった)、Yご夫妻にとってはここは安ホテルの部類で、たぶん200Q(一泊)くらいだったのではないか?ただ少々不満もあって、そのサイトのレビュウにも書いたのだが、一点だけここのオーナーの態度には好感が持てなかったのだ。ま、それは一時我慢すれば済むことで、気にしなければたいした問題ではなかったのであるが‥。で、一日早く着いたわたしは、その日と次の午前中は、街ブラしながらの情報収集にあて、ま、のんびりと過ごしていたのだった。

 その日、フローレス/サンタエレナに着いたときシャトルバスに乗り換えさせられ、このホテルまで送ってもらったのだが、そのときホテルにチェックインする前に、ホテル前のホテルと同名のトラベルエージェンシーに連れていかれてしまった。そこで明日はどうするのだ?Tikalにいくなら予約しておいた方がいい、とか散々勧誘されたが、わたしはそこがホテルと思っていたから、おかしいのではないか、早くチェックインさせろと怒ってしまったのである。それで、件の担当者も何か勘違いがあったことに気付き、ようやくホテルに連れてってくれたのだか、チェックインを終わってもそいつがまだウロウロしていた。ま、カモを逃したくなかったのだろう、、なので、そいつに逆にいろいろ聞くことができた。で、以下はその時聞いた情報である。わたしはフローレスを起点とした各地への情報を知りたかったのだった(記憶違い・聞き違いもあるかもしれないことをお断りしておく)、、

①Flores~Guatemala city  まず、飛行機は朝便2本、夜便2本 Avianca他、Y夫妻はAviancaを使ったといっていたが、果たしていくらだったか?このエージェントではUS$200~といっていたが、それは高すぎるような気がする、、バスの場合Rapido del Surがやはり最安値? 180Q~  もっとも本数が多いのは写真のFente Del Norte

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②Flores~Palenqueは最後に詳しく申し上げる

③Flores~ Bethel / La Tecnica これは②のパレンケ行く途中のグアテマラ側国境、ここまではコレクティボがいっていて45Q、バス55Q

④Flores~Naranjo これはテノシケへ抜けるルート40Q 

⑤Flores~Belze city 直通バス150Q~ シャトル160Q~

⑥Flores~Merchor de Mencos 先に書いたようにコレクティボ40Q バス50Qとのこと

⑦Flores~Chiquimula こんなバスがあったのである100Qとのこと

⑧Flores~Mirador遺跡 これは4泊5日のツアー 2000Q~と、ざっとこんなところの情報を得られた。2年前と変わってないものもあり、変わっているものもあった。

 さて、なぜPalenqueを後回しにしたかというと、これは情報だけでなく、これに関しては2日後にいく予定だったから、実際に予約したからであった。で、その価格は250Qとのことだった(他でも確認したがすべてこの値段だった)。この値段が高くなっているのかどうかは、こちらから向かったことはなかったのでわからなかった、が、ま、そんなところかと思われた。で、わたしはドル払いできるのかと聞いてみた、、答えはできる、25ドルだといったのだ。ちょっとそれはおかしくない?と聞いてみた、だいたいだったが、250Qが25ドルというのはレートを間違えているととっさに判断できたから聞いてみたのだ。そしたら間違いない、25ドルでいいといったのだ。で、わたしもずるいから、なら今払うよというと、彼は喜んですぐにticketを切ってくれた。わたしはどさくさにまぎれて、ベリーズの出国税のお釣りが3ドルあったのを思いだして、23ドルしかないや、といってみた。そしたら23ドルでいいというではないか?これは2日後だったから、あとから気づいてなんかいってくるかもしれないと思ったが、とりあえずその場でPalenqueまでのシャトルバスのticketを手に入れたのだった。あとから電卓で計算すると250Qは34ドルくらいであった、それを23ドルで手に入れたのである。これで不当にとられたと思っているメキシコのtax? 25ドルのうち、21ドル相当分は回収できたことになったのだった。