独歩の独り世界・旅世界

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独歩亭 宿泊者一覧 2016/9月

 当初9月はほとんど予約が入っていなかったのだけれど、結果としては8月に次ぐ来客があって、さすがに7~9月は旅行シーズンであることを再確認させてもらった。それとわりと長めに滞在してくれた方が多かったことも、ホストとしてはうれしい限りである。だから、正直言うと少ない来客数の割には、airbnbからの送金が結構あったのである(清算はすべてairbnb経由になっており、このシステムもわたしにとってはありがたい)。もとより売り上げはそれほど気にしてないのと、いちいちチェックはしていないのだけれど、当初見込んでいた一年間の予想額はこの9月をもって達成することができたのであった(ま、それはたいした額ではなく、月平均で5万円くらいあったらいいなくらいの皮算用だったが)。で、ならばと(10月の予約がほとんどなかったので)10月は、20日間ほどお休みすることにしたのだった。

 9月の最初のお客様は、韓国からのかわいい双子の姉妹、Min JungとYoon Jungであった。(前回同様記述は1,名前、年齢、出身等、2,滞在日 3,滞在目的 4,わたしの感想?コメント等々の順で記していきます)

Guest No. 42 1) Keuh Min Jung、 Keuh Yoon Jung  年齢未記入だが、大学生とのことだったから、20歳前後と思われる。2) 9/2~5 3) Tokyo sightseeingとevent(幕張だったか?)といっていた。4)airbnbの場合、予約時にプロフィール写真が公開されます。ただ、複数の場合は申込者一人の写真・プロフィールだけなので、同行者の名前も性別もわからない。この時もカップルなのか、女の子の二人組がわからなかったのだけれど、待ち合わせ場所にいたのは、写真よりずっとかわいい、しかもよく似た女の子二人だった。で、よくよく聞いてみると双子の姉妹とのことで、しかも二人とも才媛だった。一人は韓国の大学で美術を専攻、もう一人は(どっちがどっちだったか覚えていないが)この秋から早稲田に留学とのことで、その下調べを兼ね美術館巡りとイベント参加を目的として来られたとのことだった。さらに驚いたのは、当所英語でのやり取りだったのだけれど、何と日本語も少し話せますと、しばらくたってからいうのであった。それが少しどころでなく、そのあとの会話はほとんど日本語で通したくらいで、メッセージノートには、ひらがなだったけれどきれいな文字で、ありがたいコメントを残してくれていた。そういった淑やかさは、日本人が失ってしまった何ともいえぬ古風な魅力を湛えていて、わたしをしびれさせた。気を良くしたわたしは、一度二人を回転ずしに連れていったが、そんなのは彼女たちの気品と魅力からすれば失礼だったかもしれないと後で反省したのだった。

Guest No.43 1)A Shinya Group、常連さん9人、内3人が初めての女性だった。いずれも20代?  2)9/10~11 3)月一の幕張メッセでの研修?、たぶん名の通った会社の将来を嘱望されている若もの達 4)常連さんだから、ほっておいてOK、ほんとにありがたいゲストである。ただ彼らを泊めるときは、大人数なので、掘り炬燵のスペースも使わざるを得ず、炬燵を外して畳を敷く作業はけっこう大変な作業なのである。もちろんその程度は苦労のうちに入らないが、、

Guest No.44 1)Kenji君 31歳 日系ペルー? 2)9/11~12 3)仕事関連の市場調査? 4)上のShinya groupが帰られた日の夕方、突然今日泊まれるかと打診あり、airbnb経由だったのでOKすると、近くからの問い合わせだったようですぐに現れる。しかも車での来訪であった。話を聞いてみると、日系ペルー人の若もので、スペイン語は忘れたというほど日本が長く、日本語は全く日本人のものであった。若くしてビジネスオーナーで東京で事業を展開中、千葉への進出のための市場調査に来たといっていた。なかなか面白い奴だった。

Guest No.45 1)Kel Vin 28歳 シンガポールから 2)9/14~9/19 3)game programmerとあった 4)実は、次に紹介するアルゼンチンからのお客さま、Hernan氏Maximo氏ど同じく、Kel Vin君は9/15~18に幕張メッセで開催されたTokyo Game Showに出展者として来日したエンジニアであった。彼らはいずれも9/14の到着で、その日から準備のためメッセへ出かけ、毎日夜遅くの帰宅というハードなスケジュールをこなしていた。メッセ付近の宿はなかなか高額のようで、30分のアクセスなので、わがゲストハウスはメッセ利用者には、ま、そこそこの候補地になっているようだ。Kel Vin君はおとなしい感じの若者で、もちろん英語は達者(シンガポールは英語国だったか?)、ラテンアメリカからの初めてのGuestとなったアルゼンチンのエンジニアたち(もちろん彼らも英語が堪能)とも結構仲良くなったようだった。 

Guest No.46 1)Hernan 38歳  Maximo 39歳 from Buenos Aires /Argentina  2)9/14~19 3)Tokyo Game Show の exhibitor  No.45のKel Vinもそうだったが、早くから(2ヶ月前くらい)予約してくれていた 4)初めての(わたしのfavorite areaたる)ラテンアメリカからの来訪者に、わたしの方が少し緊張気味だった。で、早速スペイン語で歓待するも、もちろん忘れかけたスペイン語ではなかなか意思の疎通がかなわず、英語とのチャンポンに、、どちらも完ぺきな彼らには(どちらも中途半端なわたしの語学力に)うんざりのようだった。それと毎朝朝早くから夜遅くまで一日中立ちっぱなしといっていたから、相当疲れたようだった。それでも彼らのブースは人気があったようで、終わった時点では満足気であった。もしかしたら彼らは、その世界では有名なprogram engineer  だったかもしれなかったが、ほんとに気さくないい奴らだった。もっといろんな話をしたかったが、こちらの語学力不足、そして十分なもてなしができなかったことを悔やむことになった。

Guest No.47 1)K Takuya 45歳、横浜在のエンジニア 2)9/16~18 3)聞くところによると普通のサラリーマン、研修のため、といっていたが 4)久しぶりの日本人男性、二日間泊まってくれたので、少し話ができた。最初会社の研修かと思っていたら、なんと仏教研修?、国際仏教塾という、宗派を問わず仏教に関心を持っている人たちのための研修会が定期的に開かれているらしく、たまたまそれが千葉市のお寺であったので、わがゲストハウスを宿にしてくれたとのことだった。もとより仏教には関心があったので話は弾んだ。いろいろ教えてもらうこともあったが、そういう研修会が超宗派で開催されているという、そのこと自体が大変興味深かった。

Guest No.48 1)張心怡 21歳 張子凱 20歳 中国電子科技大学の学生 2)9/21~29 3)千葉大学電子電気工学部留学生 4)はじめ男の子かと思ったプロフィールの写真の子が(中国語の名前はわれわれには男女の区別ができない)最後に載せた写真、中国からの留学生として紹介したかわいい女の子、張心怡であった。この子の純真かつ天真爛漫さに、またまたわたしはしびれてしまったのであった。こんな娘(コ)はこれまでの人生で会ったこともなければ、テレビ・映画を含めたいわゆる芸能界を見渡しても見たこともない、、それでまた才媛なんだからすごい。これから日本での留学生活で悪い虫にとりつかれたり、汚されていかないことを祈るばかりである。

Guest No.49 1)黄さん 祝さん 王さん 李さん それぞれ名前も書いてくれているが漢字が読めない、全員が中国からの留学生 20歳くらいか? 千葉県鴨川市にある城西国際大学観光学部の学生、とのことだった 2)9/24~25 3)千葉に買い物と遊びに? 4)ほとんどが9月の初めに来日といっていたが、それにしてはけっこうみんな日本語をものにしていた。たぶん鴨川の田舎生活に飽きて、久しぶりに電車で都会(? ま、千葉も鴨川からすればずっと都会だ)に遊びに、といったところか?4人のうち2人かは次の日東京まで足を延ばしたようだった。たまたま先客の千葉大留学生の心怡・子凱と一緒になったが、年も同じくらいでお互いに中国人留学生ということもあって仲良くしてくれたようだった。

Guest No.50 1)Wing Yee ともう一人(名前不明)、香港の女性2人 2)9/27~28 3)Tokyo sightseeingとメッセのコンサート? 4)Wing Yeeとはmailで何度も連絡を取り合っていたが、結局どちらがWing Yeeなのかわからなかった。そもそもほとんど話をする時間が持てなかったのだが、彼女たちは到着後すぐにメッセに向かい、その夜も次の日も顔を合わせる時間がなく、最後も挨拶なく立ち去って行ってしまった。しかも、彼女のツレにノートの記載を頼んだにもかかわらず、それも白紙のままだったので、ちょっと残念な想いをした。彼女たちも印象を悪くしていると思われるが、少々タイミングが合わなかったのが、その原因のように思う。

Guest No.51 1)張 文軒君 25歳 寇さん 35歳 中国 2)9/29~10/1  3)市場調査? 4)彼らは突然の予約、つまり一日前に張文軒さんからの宿泊希望の連絡だった。そこには達者な日本語で来意が添えられていた。どうしてそんなに日本語がうまいのか聞いてみると、彼も留学生で、早稲田に4年通い、今は大学院に通っているとのことだったから納得だった。今回は日本語も英語も話さない従兄の寇さんの初来日に通訳として同行しているとのことで、その寇さんは、事業展開のための市場調査(視察?)を目的に来日されたとのことであった。彼らは当初一泊の予定だったが、一日延泊してくれて千葉市内、及びその周辺に出かけられたも。

次のGuest No.52 Xandraは10/1~2の滞在だったが、このあと20日間、お休みとなるので9月の宿泊者一覧に入れさせてもらうことにした。1)Xandra 名古屋在住のアメリカ人女性 2)10/1~2 3)千葉での仕事 4)なんとも興味深い人である。彼女の仕事とは、ミュージシャン、千葉でのライブのために当所を利用してくれた。で、どこでライブをやるのかを聞いてみると聞いたこともないところだったが、何とここからすぐのところだったので、わたしも久し振りに客の一人になった。2人の若い日本人ミュージシャンのあと、1時間ほど彼女のオリジナルの熱唱に魅了させられたのだった。

 以上が9月の宿泊者一覧ということになるが、例によって集計してみると内訳は、日本3組11人(Shinya groupの9人が大きい、また日系ペルーのKenji君もここに入れた)、中国3組8人、後はすべて一組で日付、人数順で行くと、韓国2人、アルゼンチン2人、香港2人、シンガポール1人、最後のXandraも日本在住だがアメリカ人として米国1人、計七カ国、27人ということだった。人数は少なかったが、その割りに収入が多かったのは、やはり平均して滞在期間が長かったことがあげられるかと思う、ありがたいことである。

 さて、最初に触れた10月の予定なのだけれど、8月、9月が好調だったからというわけではなく、7月の時点で1)予約が全然入っていなかったこと、2)スーパーホストになったこと、3)自分の都合で自由に休みを設定できることがわかったこと等々を踏まえ、なら久しぶりに旅に出てしまおうか、と思い至ったのである。で、ではどこに?という時に、ちょっとした偶然である人から示唆を受け、それはいずれ話すとして、ともかくその時点で行き先が決まり、そして9月になってから、その行程をすべて決定した。で、すでに宿もほとんど予約済みなので、その滞在先を見ていただいけば、旅の概要もわかるのではないかと思っている。その宿泊先は一ヶ所を除いてすべてairbnbを通して決めさせていただいた。つまり今度の旅はhost→guestの旅となったのである。

10/2 夜半発、機中泊、

 /3,4 チュニス/チュニジア

 /5 この日だけ未定、予定はスース

 /6 シチリアへ フェリー泊

 /7,8 パレルモ/シチリア

 /9 アグリジェント

 /10,11 シラクサ

 /12 パエストゥム

 /13 アマルフィ

 /14,15 ナポリ

 /16,17 ローマ

 /18 機中泊 /19 帰国  旅模様は帰国後に、、

今月は二組を紹介したい、最初がアルゼンチンから来た二人のゲームプロデューサー002_640x427

そして10月から千葉大生となる中国からの留学生二人である。004_640x427