独歩の独り世界・旅世界

他のサイトに書いていた'独歩の独り世界・旅世界'を移転しました

ランタントレッキング 2) Lama Hotel~ランタン村Langtang~キャンジンゴンパKyanjin Gompa

<三日目、Lama Hotel ~ Langtang> 

 (歩行)一日目をほとんどコースタイムでクリアできたことに多少ほっとしていたが、二日目がこのコース中最もきついのではないかと思っていたので、どこまでいけるかという不安が消えたわけではなかった、、しかし、基本的には日本の山登り・山歩きとなんら変わらなかったのだから、問題はどこまで体力が持つかだけのような気がしていた、、次の朝も定番朝食に近いチャパティwithハニーとチャイの朝食のあと他の人たちより少し早く7:30ころLodgeを発った、、

 この日の予定はランタンLangtang村までで、やはり標高差1000mくらいあった、、Lama Hotelから最初の茶店があるリバーサイドRiverside Lodge(Gumanchok)までは1時間、ずっと登りだったが休憩なしで歩く、、そこで一息入れていると同宿だったわたしよりずっと若い日本人男性に追いつかれる、、彼は身体もがっちりしていて大荷物を担いでいたが、けっこうハイペースで歩ける人のようだった、、昨日宿ではエベレストやマナスルの話をしていたから山ヤさんかもしれなかった、、途中で邪魔になってはと思い先にいってもらった、、そこからはまた急な登りになって、ちょくちょく休みながら上へ上へ、、1時間ほどいったところがゴラタベラGhora Tabela<2970m>、、ここでまた15分ほど休ませてもらう、、この少し手前から樹林帯を抜けていたが‘このあたりからランタンリルンLangtang Lirung7246mの白い峰が見えだす’とのガイドブックの記述は、あいにく今にも降りだしそうな天気だったので視界がまったくきかなかった、、なのでそこから10分ほどいったアーミーキャンプのあるチェックポストでは、気持ちのよい草原状のところだったが、山の写真は撮れず花の写真を何枚か撮っていた、、この辺からは晴れてればほんとに素晴らしい写真が撮れそうなところだったが、それだけでなくきつい登りがほとんどなくなって歩いていても気持ちよい道になった、、ゴラタベラからちょうど1時間、タンシャプThangshyapという次の宿場に着く、、11時15分、ここで昼食休憩となった、、先に着いていた日本男児氏も昼食をとっていた、、またドイツ人女性たちにここで追いつかれ日本人女子はここで追い抜いていった、、しかしここまでくればランタンまで1時間半くらいとのことで、見通しがきいてそのランタン村も遠くに見えていた、、天気いまいち視界も悪かったが、もうそれほど急な登りはなさそうだったのでずいぶん気持ちは楽になっていた、、ポテトロールスープとチャパティ、チャイの昼食のあと12時半ころ再び歩き出すも足取りは少し軽かった、、ランタン村の手前にGhunmbaという村があって、そこへの登りが最後の急登だった、、おまけにとうとう小雨が降りだしていた、、そこまでがちょうど1時間、そこで息を整え(小休)雨具を出して、そのあとはいっきに20分、多少の登り降りがあったが13:50ランタン村に着いた、、ここも常宿?に投宿、、ここは大きな村で宿(ホテル、Lodge)はやたらに多かったが、すでに日本男児氏はその宿にいたしドイツ人女性もやはりここにやってきた、、そして何回か追いつ抜かれつしていたもう一人の日本人男性を含むパーティも同宿となり夕食時にはじめて少し言葉を交わした、、部屋に落ち着いてから時間がそうとうあったので、時々ぱらつく小雨の中ランタン村を少しうろついてみた、、これだけの数のホテル・Lodgeがあって、まだオフシーズンだったのでほとんどトレッカーの姿はみかけなかったが、それでもオンシーズンに間に合わせるべく新しいホテルを手作業で作っている現場が新鮮にみえた、、振り返ると背後の見上げるばかりの崖の上から滝が流れ落ちている、、その落差というかその様はかなりの迫力、晴れていればさらにその上方にランタンⅡ6571mが見えるのだという、、それだけではなくここからは上流方向にランシシャLangshisha6370m ガンチェンポGang Chhenpo6388mが見えるとガイドChhapte氏から聞いていて、その写真を撮れなかったのがまことに残念であった、、ま、それでもなんとかランタン村までは来れた、、あと一日、天気になるのを期待するよりなかった‥、、

最初の休憩場、Riverside Lodge073_640x427

上の宿場から1時間、Ghora Tabeiaは樹林帯を抜けていた、、074_640x427

視界は悪かったが上方に家影が見えている、手前がTangshyap奥がLangtangでは??075_640x427

GhoraTabelaから10分くらいいったところにチェックポストあり;下、手続きはやってくれていたので花の写真をとっていた、そのうちの一枚;2枚目079_640x427 077_640x427

Thangsyapの宿場とそのとき食べたポテトロールスープ?

083_427x640 084_640x427

Thangshyapから少し登った辺りから来た道を振り返る085_640x427

Lantang村;3枚、見上げると崖の上から滝が落ちている、、上は小川に設置されたマニ車、水の力でマニ車が回っている、、中はチョルテンたなびくGuest House?、下;新築中の建物(かすかに裏山にランタンⅡ?が見えている)

096_640x427 095_640x427 100_640x427

その日の行程は歩行4時間20分、昼食を含む休憩が2時間?、合計6時間20分だった、、

<四日目 Langtang ~ Kyanjin Gompa>

 朝、トイレにたったときガンチェンポだと思われる山が見えていた、、また外にでると背後から落ちてる滝の、更に上部にどでかい雪山が顔をだしていた、、少し晴れ間が見えていてそれがランタンⅡだった、、いやはやびっくり、その大きさ、高さ、近さ、、なんだこりゃ‥??もう一人の日本人のガイド氏も日本語を話したので、前庭で顔を合わせたときに聞いてみると、ここからもランタンBCにいくルートがあると、その道を見上げながら説明してくれたが、およそ人の登れそうなルートではなかった、、朝食は例によってチベッタンブレッド(ま、パンケーキと変わらない)とハニーと久しぶりにコーヒーをもらう、、出発はいつもより少し遅い7:40になったが今日の行程はキャンジンゴンパまで3時間くらいときいていたので急ぐことはなかった、、それに遠くに雪山が見えていて天気はよさそうだった、、ここからは高低差もほとんどなかったので(400mくらい?)、写真を撮りながらの楽しい山歩きとなった、、1時間45分を休憩なしで歩いた、、ガイドChhapte氏がちょっと休んでいきましょうと、ちょうどあった茶店でヤクのホットミルクを飲ませてくれた、、そこからはキャンジンゴンパまでは45分、10時20分、最初は無理かと思っていたランタントレックの最終地キャンジンゴンパに思いのほかあっけなく着いてしまった、、それはすべてガイドChhapte氏のおかげだった、、ほんとによく気がついて気配りのできる男の支えがあってこそのものだった、、

朝、部屋から見えた雪山がガンチェンポ6388m、その左の雪のない山がツェルゴリTsergo Ri4984mでキャンジンゴンバはその手前あたりとのことだった089_640x427

前庭にでて見上げるとそこにはランタンⅡ6571mが見えた、下;2枚097_640x427098_640x427

ランタン村からキャンジンゴンバ間の風景:5枚、少し晴れ間がみえている101_640x427105_640x427107_640x427 108_640x427 111_640x427

ようやくたどり着いたキャンジンゴンバの村、正面ランタンルリンはそのときは雲の中、右のピークが次の朝登った4300mのチョルテンたなびく小ピーク、、 113_640x427