独歩の独り世界・旅世界

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バルセロナ Barcelona

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 わたしが持っていたマラケシュバルセロナ間のticketはVuelingというスペインの航空会社のLCCだった、、それは当初マラケシュバルセロナ間が60ユーロくらいででていて、どうしようかなと迷っているうちにすぐに70ユーロくらいになってしまった、、70ユーロでもかなり安いのではないかと思ってすぐに手配したのだけれど(この旅の2週間くらい前、11月の終わり、グアテマラにて)、なにぶん全てが英語またはスペイン語だったので、その内容を正しく理解できるほどの語学力はなかった、、それでも航空券をネットで手配することは何度もやっていたから、だいたいは同じものと思って入力して何とかticketの手配はできたのだけれど、どうも手荷物についての条項がよくわからなかったのだ、、なにやら制限があってそれをオーバーすると25ユーロとられること、で、あくまでそれは事前に申告しておかねばならない、と書かれているように理解したが、その制限も荷物の数・大きさ・重さ、そして手荷物とあって、実際はどうなっているのかよくわからなかったのである‥、、ひとつだけやっていたことは、だから小さめの荷物を二つにしていたことで、ひとつ5~6kg、大きさも指定の枠以内の嵩(確か50×40×20cmくらいだったと思う)に収めていたのだった、、それでも空港のカウンターで何かいわれないかと心配で、いや、せっかく70ユーロで飛べるところを25ユーロも追加でとられるのがシャクなので、事前申告でないと受け付けないことを承知で、わたしは早めにマラケシュの空港へ出向いたのであった、、が、あまり早すぎてVuelingの職員はまだ来ておらず、1時間ほどマラケシュの空港でまた暇つぶしをしなければならなかった、、

 バスは何回か利用した市バスのバス停と同じところ(広場の脇)から出ていて、30分に一本くらい?30Dhで時間も30分くらいであった、、その朝もちゃんと食事はしていた、、ホテル近くのカフェでホットケーキとカフェオレで9Dh、そしてバス代を払うと残りが13Dhになった、、街中ではなんにでも使えた思うが空港の売店やレストランで買えるものはすでになかった、、一軒一軒調べて一番安いものがミントティで、街では最低2Dh(一度ドゥカラ門通りを歩いていて疲れたので露店の茶店で茶をもらったら、普通2Dhのところ1Dhにまけてくれたところがあった)、ま、だいたい5Dh前後だったものがここでは15Dhだった、、ちょっと悔しくもあった、、2Dh足りない‥、しかし13Dhもっていても今後このお金を使うことはまずないだろう‥、、で、恥を忍んで人気のないカフェスタンドでお茶いっぱい13Dhで飲めないか聞いてみる、、ちょっと年配のそこのオヤジは快く了解してくれいっぱいの茶(そこではmorocco teaと表示されていたが、例のミントティ)を恵んでくれた、、いや、気持ちの問題、そんな些細なことがその国の印象をよくするものなのだ、、こうしてわたしはその店でしばらく時間潰しをしながら有終の美を飾れたように思っていた、、そのあと航空会社のチェックインカウンターでは何もいわれず、荷物一つを預け、ひとつを機内持ち込みにすることに何も問題はなかった、、取り越し苦労だったか?、ともかくいい気分でモロッコを去ったのであった、、

1月11日の日の出、ホテルのテラスから107_640x480
マラケシの飛行場108_640x480


 わたしはマラケシュバルセロナ間がそんなに近いとは思っていなかった、、もちろんフライトスケジュールは見ていたと思うがそれでも4時間(スケジュールでは3.5hとなっていた)くらいかかるものと思っていた、、が、まさにひとっ飛びといった感じで何と2時間の飛行でバルセロナについてしまったのだ、、もっとも時差が1時間あったからバルセロナ時刻は17:15であったが、ならばLCCの70ユーロも安すぎるということはなかったのかもしれなかった、、ま、それでもマラケシュバルセロナ7~8千円(当時は円高で1ユーロ105~110円だった)は安いな、と思ってはいたが‥、、さて、西からの夕日を浴びながら海を回りこむようなルートで市内を眺めながらの着陸、、何日ぶりかのヨーロッパ、初めてのバルセロナであった、、ここはカンクンでにわかコピーした市内地図を持っていたし、インフォメーションがあって無料の観光地図もくれた、、そこで市内への行き方も聞く、、地下鉄もあったがバスが一番わかりやすそうで、まずカタルーニャ広場Placa de Catalunyaまででて、そこから地下鉄で予約してあったホテルの近くフランサ駅Estacio de Francaまでいけるとのことだった、、いわれるままバスに乗り、カタルーニャ広場までけっこう時間がかかったが何も問題はなかった、、そこからはアドバイスに従わなかった、、せっかくだから歩いてみよう、、ま、それも荷物が比較的軽かったからできたこと、それに地図もあったから歩ける距離だと思ったのだった、、ほとんど間違わずに大都会バルセロナの夜の賑わいを感じながら無事ホテルまでたどり着けた、、そこはネットで探して予約を入れておいたのだけれど、大きな建物のワンフロアを我々のような貧乏旅行者に提供してくれるているペンションタイプの安宿だった(一泊21ユーロ)、、それでももちろんバス・トイレつきでテレビ・エアコンもついて、やはりヨーロッパを感じさせてくれた、、何よりそこの中年のオヤジ(フロントというか、ホテルを仕切る管理人?またはマネージャーといった感じ)が、その時間の担当のようであったが、スペイン語はもちろん英語も堪能(たぶんこの業種だから数ヶ国語を使えたと思う)でとても親切、わたしも久しぶりのスペイン語で、それも結構通じたのでずいぶん気をよくさせてくれた、、そうして第一夜はあとは食事に出かけるだけとなった、、一応どこか安食堂はないかと聞いてみると、その建物の1階、または通りをはさんだ向かいのレストランは安くて美味しいとのことだった、、が、その安いという感覚が、モロッコでの安食堂のそれとは微妙に違っていて、やはりいざ入るとなると多少の躊躇いがでてくるのであった、、それでも店頭のお勧めメニュウは10ユーロ以下だったので、あまり人が入っていない向かいのレストランに入ってみた、、が、そこではやはりわたしのスペイン語はあまり通じなかったしメニュウもよく理解できなかった、、結局久しぶりにアルコールを口にできたけれど、せっかくのスペイン料理はオーダーを間違えたようで、味は悪くなかったのだがわたしが望んでたものがでてこなかった、、ま、それでもそのあとその近辺を少しぶらついてみて、思ったよりバルセロナは寒くないな、街の雰囲気がずいぶん落ち着いているな、と感じつつ、そこまで順調にきていることに満足していた‥、、

 バルセロナは最初から4泊を予定していた、、それなりに見所は多そうだったし、何よりいい街だと聞いていて、わたしの期待も大きかったからだ、、それとマラケシュバルセロナの航空券を予約したとき4日後(1月15日)のバルセロナ~サンチャゴコンポステーラが25ユーロででていて、タイミングとしてよかったので、そのticketも購入してあったからでもあった、、しかし、とりあえず宿に落ち着いたとはいえガイドブックがなかったからどこへいったらいいかは、コピーの地図とインフォメーションでもらった観光地図を頼るしかなかった、、もちろん多少のアドバイスをホテルの親しくなったオヤジからもらっていたし、ツアーバスのパンフレットなどもたくさん置いてあったが、基本的に歩きのわたしは街の大きさを考えずに次の日からともかく歩き始めたのであった、、そしてやはりバルセロナといえばガウディ Antonio Gaudiであった‥、、

 といっても二日目はまずフランサ駅界隈の散策から始まった、、ホテルのまん前がフランサ駅で、少しいったところに旧ボルン市場Mercat del Born、そしてサンタマリアデルマル教会 Esglesia Sta.Maria del Mar、細い路地を行くと郵便局 Correusにでてプラザアントニオロペス Pl.Antonio Lopez広場がある、その辺からはヨットハーバーが開けていて、洒落た公園を停泊中の大型・小型船、ヨットを左に眺めながらいくとコロンブスの塔 Mirador de Colonのある広場にでた、、もうそのあたり全体が広々とした公園であり、港であったからとても開放感のあるエリアだった、、建物がすべて重厚なつくりで歴史を感じさせるのもよかった、、歩いていて楽しい雰囲気になってくるのが不思議だった、、が、わたしはただ歩き回っていたのでなかった、、その界隈にあると聞いていた洗濯屋を探していたのだ、、で、それは郵便局の近くにあって、コインランドリーだったからそこに洗濯物を入れてからの徘徊だった、、約1時間、その間スペインの両替事情が悪いことはカディスでわかっていたから、仕方なくATMでキャッシング、そしてミニスーパーでフランスパン・ワイン・ピクルスなんかを仕入れて洗濯物をとっていったんホテルに戻る、、ホテルの自室での昼食後今度は本格的な街ブラに出かけた、、

旧ボルン市場117_640x480

上の写真の位置から振り向くとサンタマリアデルマル教会118_480x640

アントニオロペス広場、木が邪魔だが正面の建物が郵便局122_640x480

Moll d'Espanyaから;正面の建物カタルーニャ歴史博物館Museu d'Historia de Catalunya123_640x480

上と同じ辺りからヨットハーバーと遠くに見える丘が最終日に行ったMontjuicの丘125_640x480

コロンブスの塔のある広場と塔のてっぺんのコロンブス像;下右130_640x480129_480x640


 そのときは14時ごろからでかけて戻ったのは18時ころで、その間ほとんど歩き通しだった、、回ったルートはフランサ駅の脇にあった公園Parc de la  Ciutadellaから北方向に歩き始めて、まず凱旋門 Arc del Triomfがあって、それをさらに北に向かって歩いていくとGran Via Corts Catalanesという大きな通りにぶつかった、、そこを右折してしばらく行くとモヌメンタル闘牛場Placa de Torros Monumentalがあった、、そこまでいって初めてサグラダファミリア Temple de la Sagrada Familiaが見えてきた、、そう、わたしはサグラダファミリアまで歩いていけるのかどうかわからなかったのだが、そこを目指して歩いていたのであった‥、、結局サグラダファミリアまで1時間くらいかかったか‥??、、サグラダファミリアは大変な人で世界中から観光客が押し寄せているといった感じ、いかに人気があるところかを十分に見せ付けられ日本人もツアー客・個人客とも多くみかけた、、入場のための長蛇の列をみてその日中に入るのを諦める、、外からその偉容を写真に収め、少し休んでからまた歩きだした、、今度は方向を西に向けた、、もちろんそのときは地図を持っていたので、そこが何かはわからなかったが、何かしら地図に記載されているところを追っていた、、20分くらい歩くとCasa Les Punxesという建物がある、、ここもなんだかわからず中にも入らず写真だけとる、、それから少しいくとCasa Mila( La Pedrera?)があって、写真などで見覚えのある確かガウティの建物のひとつだったと思う、、そこもすごい人、、それでもガウディと同時代のその他の建築家・工業デザイナーを紹介している博物館?Fundacio Caixa Catalunyaが無料だったのではいってみた、、その辺りから今度は南に向かう、、建物前の大通りPg Graciaを少し下ると今度は右側にCasa Battllo、Casa Amatller、これもガウディの作品らしくすごい人だかり、もう疲れていたので表から一枚写真をとって終わり、、その通りをさらに下っていくとカタルーニャ広場にでた、、それは普通はツアーバスで回るくらいの範囲だったと思うが、歩いてしまったのだ、、‥で、やはりバルセロナの真の中心はカタルーニャ広場で観光客も多く、そこのインフォメーションでまた少し情報をもらった、、というのも、残された二日を最も効率よく観光するのにどの方法がいいか迷っていたからであった、、ひとつはこれまでも他で利用したことのあるオープンデッキのツアーバス<これは一日乗り放題で26ユーロとのことだった>、もうひとつは地下鉄バスの乗り放題ticketがあるかどうかの情報を聞くためだった、、ツアーバスは人気があって最もよい方法だったかもしれないが、すでにその日数ヶ所歩き回っていたことと一日乗り放題は24時間ということでなかったので(つまり夕方買ったら数時間しか利用できないということだった)、むしろ9.8ユーロでT-10という、市内の地下鉄・バス・トラム・ケーブルカーなどに都合10回乗れる券があって、そのほうがこの場合わたし向きに思えた、、相変わらずその近辺は賑やかであったが、そこからさらに下ってカテドラルCatedral界隈、プラザデレイ Pl. del Rei、サンジヤウメ広場 Pl.de St.Jaume辺りの路地をうろついて、サンタマリアデマル教会に続く細い道を通ってフランサ駅まで戻った、、その簡約4時間飲まず食わずで歩き続けていた、、夕方近くから細い路地のバルは込み合っていてタパスで一杯やる地元の人たちでにぎわっていた、、しかもそのバル・カフェ・レストランの多いこと、そのどこもがほとんど満席だった、、それを横目で眺めながら、よほど適当なところ、入りやすそうなところでもあれば入ろうと思っていたが、やはり前にもいったかもしれないが、一人身・言葉・貧乏人の宿命でついつい躊躇ってしまった、、結局、帰り道インド系(?またはアラブ系?)がやっているミニスーパー(ま、コンビニみたいなもの)でパン・ビール・チーズ・ハム・カップヌードル等を買って、昼の残り物とあわせてとる食事がもっともわたしにふさわしそうに思われた、、いや、それでもう十分に酔っ払い満腹になるのであった、、

シウダデリヤ公園、向こうに見えるのが凱旋門133_640x480
凱旋門Arc de Triomf136_640x480

モヌメンタル闘牛場、奥にサグラダファミリアが少し見えている138_640x480

近くにサグラダファミリアが見えてくる140_640x480

サグラダファミリア;2枚、このときは中に入らず(撮っている位置が違うので明るさも違う)142_480x640149_640x480

Casa Les Punxes;右とCasa Mila;下151_480x640
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Casa Batllo,Casa Amattller;2枚157_640x480158_480x640

残照のカテドラル;2枚162_640x480164_640x480

バルやカフェと並んで細い路地にあったハム・ソーセージ屋さん?121_640x480

  次の日も、その残りのパンと自販機のコーヒーで朝食をとってから街に出た、、その日の予定はT-10での街ブラであったが、その日はかなり寒く天気もあまりよくなかった、、早速最も近い地下鉄バルセロネータBarceloneta駅でT-10を購入し地下鉄でサグラダファミリアに向かった、、一回乗換えで地下鉄サグラダファミリア駅までは30分もかからなかった、、地下から地上にでるとチケット購入のための列が見えたが昨日程のことはなく、すぐに入場できた、、シニア料金・展望台込みで16ユーロは安かったかもしれなかった、、中はすごい人でごった返していたが、外から見るほどの感動は覚えなかった、、それでもエレベーターで上まで行くとそれは素晴らしいものがあった、、オノボリさんのわたしとしてはやはり高いところからの市内一望は見逃せなかったからだ、、下りは狭い螺旋階段を歩いて降る、、そこを出るともう昼を過ぎていて雨が降っていた、、ちょうど昨日その辺をうろついていたときにもらったレストランのチラシがあったので、その店にいってみた、、そのときのことは前に少し書いているが(一月に送った現地レポート)、そこで念願のタパスとワインの食事ができて、それまでの想い(食べ物の恨み?)を少し晴らすことができた、、そこで少し酔ってしまったのと雨だったのでそのまま地下鉄でいったんホテルに戻る、、気持ちよい昼寝‥、、で、夕方からはせっかくT-10チケットがあったので目の前のフランサ駅から汽車(renfe もしかしたら電車?)に乗ってみることにした、、それというのもひとつには天気がよくなかったのと、もうひとつちょっと試したいことがあったからであった、、それはその汽車で飛行場までいけると聞いたからでそのルートを試してみようと思ったのだ、、二日後の飛行機は朝が早かった、、飛行場までは来るとき使った空港シャトルバスだといったんカタルーニャ広場まででる必要があった、、しかしその汽車でいけるなら駅は目の前だし一駅先で乗り換えればそのまま空港までいけるらしかった、、で、その行程と時間のチェックをあまってるT-10ticketとあまってる時間を使っての暇つぶしというわけだった、、それでわかったことは空港までは乗継ぎがうまくいけば40分くらいでいけること、ただし空港駅はターミナル2にあってターミナル1へいくにはそこで連絡バスに乗り換えていかなければならないということだった、、ということは最低1時間前のチェックインとしても、もし汽車でいく場合はフランサ駅発の一番列車(5:00)に乗らないと間にあわないということだった、、ま、それがわかっただけでもその下見は価値があったように思えた、、帰りは乗換駅のPg. de Graciaで降りて、そこからはまた1時間くらい街ブラしながらホテルに戻った、、途中のマックでバーガーとポテトを買って、まだ残ってる食糧とワインでその日の夕食とした、、

サグラダファミリアの内部右と展望台から4枚171_640x480177_480x640185_640x480 176_640x480_3184_480x640_2

夕方から出かけた鉄道駅Estacio de Franca
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帰り道カテドラルの脇のPl.del Rei
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  最終日、朝、まずそれまで近くとは知りながらいってなかったピカソ美術館を探す、、細い路地にやっと見つけたはいいが、何とその日は休日だった、、そのあと西に一直線に延びているPrincesa通りをランブラス通りLas Ramblasに向かって歩いていった、、レイアール広場Pl.Reialを抜けてちょうどランブラス通りを越して細い路地を入った辺りにグエル邸Palau Guell(ここもガウディの作品のひとつ?)があったが、そこも休みだった、、もっとももし開いていたら高い入場利用を払うかどうかで悩むところだったであろうから、かえってありがたく思えた、、ランブラスの大通りを少し北に行くとサンジュセップ市場Mercat de Sant Josepがあって、そこは観光客でにぎわっていた、、そこからアポロ劇場 Teatro Apoloのほうに向かって歩く、、途中のサンバウダルカンプ教会 Esglesia de Sant Pau del Campを通ってパラレル通りAv.Paral‑lelに出たが、モンジェイク城Castell de Montjuicにいくケーブルカーの駅がわからない、、さんざん探して地下鉄の駅から、つまり地下から山へ登るケーブルカーがでていることを知る、、ケーブルカー(Funicular これもT-10で乗れた)で丘の中腹まで登り、さらにそこから先はゴンドラがあったが別料金だったので歩いて頂上へ向かう(2~30分かかった)、、丘の頂きには立派で堅牢な城砦が、何年の築城かわからなかったが、今ではまたとない展望台になっていて、そこからの眺めはバルセロナの全貌、海(地中海)・港・市街全域、遠くに雪を冠った山まで見渡せ、まさにバルセロナを一望の下、たぶんバルセロナ一の展望どころと思われた、、ここまできて、ここからの眺めを得てあとはもうどうでもよくなった、、しばしそこでその眺望を楽しんでから今度はバスで山を下りた、、オリンピックスタジアム Estadi Olimpic、カタルーニャ美術館 Museou Nacional d'Art de Gatalunya、スペイン村 Poble Espanyol de Barcelona、バルセロナ見本市会場 Fira de Barcelona Montjicを車窓から眺め、バスの終点プラザエスパーニャPlaca Espanyaから地下鉄でホテル近くのバルセロネータに戻った、、そして前に現地から送ったレポートの回転寿司にいってみた、、そこでまた少し酔っ払ったのでホテルに戻って昼寝‥、、

グエル邸は休館日だった197_480x640
サンジュセップ市場195_640x480

サンパウダルカンプ教会202_640x480

アポロ劇場となりの公園;Parc Tres Xemeneies208_640x480

モンジェイック城から;7枚、市街の全貌と遠くに雪山、真下の港には豪華客船が数隻停泊していた224_640x480_4215_640x480_2219_640x480_2220_640x480_2221_640x480_2210_640x480211_640x480

バルセロナ見本市会場入り口;Fira de Barcelona230_640x480

その前の広場、プラサエスパーナPlaca d'Espanya、正面の円形の建物はラスアレナス闘牛場 Placa de Toros les Arenes231_640x480

 夕方から、まだT-10が何回分か残っていたので、また地下鉄で今度は街の北東部、大学地区Zona Universitaria方面に繰り出した、、地下鉄3号線の終点で降りそこからグエル別邸Finca Guellに行ってみるつもりだったが、ちょうどやってきたトラムに飛び乗ってしまったのでそこにはいけなかった、、その近くにはミラーリェス邸の石門Porta de la Finca Mirallesもあったがそこもバスとなった、、他にも少し郊外にあったグエル公園Parc Guell、ガウディ博物館 Casa‐ Museu Gaudiといったところには結局足を延ばせなかった、、その代わりトラムを終点のPl.Francesc Maciaで降りてからまた歩き出し、工業大学Universitat Industrialや病院Hospital Clinicの脇を通ってバルセロナ大学Universitat Barcelonaまで歩く、、さらに下ってバルセロナ現代美術館Museu d'Art Comtmporani de Barcelonaからカタルーニャ音楽堂Palau de la Musica Catalanaと、すべて中には入らず素通りであったがバルセロナ中心部の主だったところはだいたい掠めることができたのではないかと思っている、、バルセロナのだいたいの地理がつかめたのでそれで良しとした、、いずれにしろどこを歩いてもこの街の印象はとてもよかった、、たぶんそれはひとえにここの人々・市民が発している気・オーラがたいへん穏やかなものであったからではないかと思っている、、それほど落ち着きが感じられる街だったのだ、、‥自ずとここはわたしのお気に入りの街に加わることになったのであった、、

トラムの終着;Pl.Francesc Macia辺り235_640x480

工業大学の内部238_640x480_2

バルセロナ大学239_640x480_2

上記大学の前、地下鉄Universitat駅前交差点付近、Pl.Universitat、右の通りを行くとカタルーニャ広場に出る

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カタルーニャ広場辺りから南に延びるもうひとつの大通り;Via Laietana244_640x480

上記交差点を向かって左に入ったあたりにカタルーニャ音楽堂があり;2枚245_640x480247_640x480

 最終日の夕食は最初の夜にいったレストランでリターンマッチを試みた、、が、このときも気負いがあったのか見事に返り討ちにあってしまった、、頼んだものすべてを食べきることができなかったのだ、、いや、あれもこれもと頼みすぎてしまったのであった、、もちろん持ち帰りにしてもらったがバルセロナのレストランは一人身の貧乏人にはやはりなかなか手ごわい相手だったのである、、で、次の朝は5時の汽車に乗るために4時半のモーニングコールを頼んでおいた、、その夜は寝つきが悪くほとんど眠れなかったが無事6時には空港についていた、、そして気持ちよくバルセロナを飛び立てるはずだったのだが‥、、