独歩の独り世界・旅世界

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グアテマラ国内の旅 12)アンティグアに戻る

 グアテマラシティでの用事というのはたいしたことではなかったけれど、いくつかあった、そのほとんどはINGUAT(ツーリストインフォメーション)で片付くものと思われた、案件としては地図をもらうこととモンハブランカの情報を得ることバス会社の一覧表をもらうことにあった、、そのモンハブランカの顛末については現地レポートで報告したので繰り返さないが、地図については新たな情報をそこで手に入れることができた、、去年そこでもらってずっと使っていた地図がぼろぼろになってしまったので新しいのをもらい(それは無料)、もう少し大きくて詳しい地形図がどこかで手に入るか聞いてみたら、IGN(instituto geografico nacional 国立地理協会?)の場所と、そこへの行きかたを教えてくれた、、そこで得たありがたい情報はメトロバスの乗り方だった、、それまで去年からメトロバスに一度乗ってみようと思っていたのだけれどその乗り方や路線がまったくわからなかったので、ついつい敬遠してしまっていた、このメトロバスというのはメキシコシティにあったものと同じで、そのときも少し書いたかもしれないが、要するにバス専用レーンと専用駅舎があること、車体は1両のものもあるがたいてい2両連結で、電車のように出入り口が多くある、その専用レーンには他の車の進入は許されていないので、信号は守るがほとんど渋滞はない、そう、路面電車をバスにしたものと考えていただければわかりやすいか?道路と駅舎の整備だけだから地下鉄の建設費に比べればほんのわずかの設備投資ですんでいるはず、どちらが先かはわからないが、たまたまメキシコシティグアテマラシティで目にしていた、、で、ちょうどそのIGNに行くにはメトロバスが便利だと教えてくれたのだった、、

 INGUATの前のマクドナルドで朝食、そのあとモンハブランカがあるかもしれないと教わったJardin Botanico<植物園>にいってみたが、それは叶わずいったんホテルに戻る、、もらったバス会社一覧を頼りにZona1界隈のバス会社を訪ね、3週間後となった帰国時にどのルートで帰るか、その可能性のひとつとしてグアテ市~メキシコ国境へ行くバス便を調べて回った、そしてバリオス広場Plaza Barriosのメトロバスステーションから教わったバスに乗った、、何でもバリオス広場から出ているメトロバスは2系統あるとのこと、しかし1Qのコインを入れてステーションに入ってみるとわかりやすく表示がされていて間違いようはなかった、、Zona13とZona9の境あたり、オベリスクObelisco Plazaにほど近いAgueductoというバス停で下車、そこから1~2ブロックいったあたりにIGNはあるとのことだった、、ちょうどそのバス停付近は前から目にしていたのだがスペイン人が16世紀に造ったという水道橋が当時のまま残されているあたりで、早速写真に収め、それから歩いてIGNを探す、、程なくそこは見つかったが、お目当ての地図は高すぎて手がでなかった、、INGAUTにはおいてなかった無料の地図だけもらってそこを後にする、困ったことにその時1Qのコインの持ち合わせがなくなっていて、帰りのメトロバスには乗れなかった、、レフォルマの大通りまで少し歩いて、そこから101番の普通のバスでZona1に戻る、もうそのときは昼に近かった、Zona1には結構中華屋さんも多かった、久しぶりの麺類に前にも書いたがここではパンとコーラがついて30Q、ま、悪くはなかった、、そうしてもうすっかり親しくなっていたホテルのオーナー?に礼(その間荷物を預かっていてもらった)をいって今度は32番のバスでアンティグア行きバスの乗り換え地点に行く、もう何度も通った道、それは間違いようがなかった、、アンティグアには3時には着いていた、、

2012_0216_104040p1040206_640x480_2水道橋とグリーンのバスがメトロバス 2012_0216_104235p1040208_640x480_2

 荷物をおいていっていたのでその足で田代へ、その途中でもしかしたら、え、まさか!?と思われる二人連れの後姿を目にする、、田代はあいにくいつもの安い部屋が空いておらず、その倍のテレビ・バス・トイレつきのダブルの部屋しかなかった、、それでも空いていただけラッキーだったかもしれない、サンサルバドルであったS氏から、今満員の状態が続いていると聞いていたからだ、、安い部屋が空いたら代わりたいことを伝えて、その日倍額に甘んじた、、そこへくる途中チラッと見かけた女性たちはやはりNaokoさんとManamiさんだった、、ちょうど3週間前に1年ぶりに戻った田代で、1年前を懐かしく思い出していた、その時のバーベキューやてんぷらパーティをした仲間、その主役の女性たちだったのだ、まさか!?が現実になった、、一年ぶりの再会、その夜、夜の集いが厳しくなった屋上で夜半12時近くまで団欒してしまった、、彼女たちはその後別行動ながら南米方面へ出かけたりして日本には帰っていないとのことだった、、いやはや、田代では奇跡みたいなことが容易に起こってもおかしくないところであった、、

 さて、こうしてグアテマラ国内の旅はひとまず終了、当初の目的は一部未達成に終わったが、それなりに満足のいくものだった、残された宿題(未達)は今のところ二つ、一つはモンハブランカ、もうひとつは全県制覇は達成したが、厳密にいうと一ヶ所だけCabecera<県都>に寄ってないところがあった、、それはEl Progreso県のGuastatoyaというところだった、そこはグアテ市の隣で1~2時間のところである(Baja Verapaz県の県都サラマからリビングストンに出るときに乗り換えたEl Ranchoからすぐのところだったが)、その日もグアテでグアスタトヤ行きのバスを見つけていて、どうするか迷ったのだけれど、ま、近いのでいつでも行けると思って先送りしてしまった、、で、国内の旅報告はこれで一応終わったのだけれど、田代滞在中にものすごいおっさんにであった、、その報告とその人と一緒に出かけたLago Atitlanへの旅をもう一回グアテマラ国内の旅として記録させていただこうと思っている、、

2012_0216_074406p1040196_640x480_2Guastatoya行きバスのターミナルと、その近くで見つけた珍しい型のバス
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