独歩の独り世界・旅世界

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いいわけ・反省・振り返り / Guatemala報告を終えて

 むかし本読みは苦手で、あまり読書修行はしなかったが、それでも多少は書物に接してきた、面白い本、ためになる本、うまい表現、感動する文章にも少なからず触れてきた、それを解する力も少しはついてきたかと思ってる、ということは、自分の記録したものが面白いか、少しは価値があるかどうかくらいもわかる、悲しいかな、まったく面白くないし何のためにもなりそうもない ! !、、 が、だからといって悲観はしていない、本人はそんなこと百も承知で、つまり自分には文才がなく、人に読んでもらえるようなものを書ける力がないことを知っているからである、開き直りに聞こえるかもしれないが、まずはこの記録は自分のためのものであって単に備忘録としての価値しかないと思っている、だからもし、それにもかかわらずずっとつきあってくれた方があったとしたら(いないと思っているが)、まずはそういう意味でお詫びとお礼を申し上げなければならないと思っている、ほんとに忍耐強い方もしくは心優しき方と思し召し、感謝申し上げます~

 そう言いつつもたぶんに誰かに読んでもらいたい、読んでくれてるかもしれないと想定し、期待をこめて書いてる部分がある、わたしの人間的に卑しいところだ、いやらしい人間だと思ってる、ただブログという表現手段はそれを内包(前提or了解)しているようにも思うが、ま、わたしのいいわけでしかない、、、

 問題はわたしは卑しく・いやらしいだけでなく、さらにたくさんの負の部分を持ちあわせているということだ、つまり文章も旅もおよそあらゆる行為はその人間が出てしまうということである、それは気づいていたけど結局治らなかった自分の欠点、中途半端・いい加減・お調子者(軽佻浮薄or適当人間)・優柔不断というダメセット、自覚はあっても治せなかったからわたしはこれらは先天的(遺伝的)なものでないかと、今では自分の中では諦めているけど、他人からは飽きられ呆れられる結果になっている、、、

 では、それってどういうことか?今回の旅に関して具体的に以下にそれを提示し反省の材料としたい、、ダメセットの①はスペイン語がたいしてものにならなかったこと、これはほんとに本気でかからないと、ただ学校に通っただけではどうにもならない、特にわれわれのような年配者が一から学ぶとすれば、多少の出費覚悟でいい学校に通って、しかもそれに専念(数ヶ月)しないとものにはならないと思う、逆にいうと、そういう熱意さえあれば比較的安く学べるところという点は確かだったと思う、わたしのダメセットがもっとも明らかな形で出た部分であった、②Guatemalaとの関わり方、今もって今後どうするか決めていない、可能性は見出した、あとは決断ひとつ、その気になれば住めるし長期滞在可能なところである、しかしその決断にいたっていない、引っかかっていることは何か?何故か?これもダメセットに由来するもののように思われる、③インディヘナに対する差別問題、これは明らかに存在する、大きなテーマである、関心も失せていない、しかし深く突っ込んでない、結局中途半端な形で糸口をつかんだにすぎない、これも腰のすえ方が問われる、ダメセットでは腰砕けになるだろう‥??、④結局すべて中途半端で、当初の目標をやりきっていない、また未踏の地も多く残している、もう一度戻らなければ、なるべく早めに戻る必要ありと痛感している、どこかで述べたかと思うが、その点の最大のネックは日本から遠いこと、フライトが安くない点である、しかしそれも考えようで、だから日本人が比較的少ないという良さ?もあるのだが、、、??

 さて、その日本から遠いという難点を差し引いても、住みやすさ、物価の安さという長所はあったのか?これまで海外へ出たときはかなり細かく支出のチェックはしていた、が、今回はかなりいい加減になってしまった、ここまでダメセットが及んできたのははじめてである、だから項目別まで割り出していない(計算してないだけでデータはある)が、 渡航費を除いてかかった費用のトータルは約4000ドル?であった、結構節約したつもりだったがそれでも月700ドルくらい使っていることになる、これは食住、移動費、通信費から入場料、土産、学費等すべて入れた額である、700ドルというと今では日本円で5~6万円?、それが高いか安いかは人によって違うと思うが、、、??

 そして最後にGuatemalaは桃源郷であったかどうか?文中でも述べているが、これも桃源郷の定義が人によって違うのでなんともいえないところだが、もしかしたらダメセットのわたしでも、それをあまり意識せずに生きられるところかもしれない、ということは言えるかもしれない、、、??

‹おまけ・余談をひとつ›スペイン語の勉強  ; スペイン語でいい加減とか適当ということをマスオメノスmas o menosといいます、英語でaboutのことです、さて、向こうで人とあえば必ず名前を聞かれます、日本語の4字を言ってもなかなか覚えてくれません、で、わたしは自分の苗字の最初の2音をとって、ま、ニックネームのようなものですが自称をつけました、で彼らにわかりやすく、me llamo Mas わたしの名前はマスです、mas o menos Mas マスオメノスのマスですと、自己紹介したらほとんどみんな覚えてくれました、、、??