独歩の独り世界・旅世界

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Guatemala生活 その5)Fin de Semana (週末)①十字架の丘

 ウィークエンド、土曜・日曜のことをスペイン語でfin de semanaフィンデセマナという、Guatemalaでも基本的に官公庁・学校等は休みである、だから土日はそれぞれ自由に楽しんでいる日のようである、われわれ外国人学生もその土日に出かけたり、さまざまなアクティビダをすることになる、もちろん何もせずにゆっくり休みをとったりぼんやり過ごしたり、また宿題に追われたりすることもあった、が、いずれにしろ日曜は外で食事をしなければならない(わたしはたいていテイクアウトで持ち帰って家で食事することが多かったが)、だから一度も外に出ないということはなかった、街を歩き回るだけでも見所はたくさんあったし‥で、月曜日に学校に行くと必ずフィンデセマナはどうした?と聞かれるのが常であった、だからというわけではないが、わたしは結構いろんなところへ行ってみた、以下Antiguaに滞在中に出かけたところを思い出してみる(2010/12/14~2011/2/6、これは第一回目のAntigua滞在でその後もう一度戻ることになる、なお、週末以外も含む)~

 日付順に行くと、①12/18、土 ; Cerro de la Cruz 十字架の丘 ②12/19、日 ; Santa Maria de Jesus サンタマリアデヘスス③12/25、土 ; Esquintla/Puerto San Jose エスキントゥラ/プエルトサンホセ④12/26、日 ; San Antonio Aguas Calientes サンアントニオアグアスカリエンテス⑤2011/1/1、土 ; Volucan Agua アグア火山登山⑥1/11 ~ 1/15 Xela, Panajachel, Chichicastenango シェラ、パナハチェル、チチカステナンゴへ小旅行⑦1/30、日 Guate city グアテマラシティ⑧2/6、土 San Felipe de Jesusuサンフェリペデヘスス ~

①Cerro de Cruz 十字架の丘はAntigua市街が一望に見渡せその向こうにVolcan Agua、アンティグアのシンボル、アグア火山が聳えているという絶好のビュウポイント、街の北側に位置し歩いても行けるし丘といっても10~15分くらいの登りだから散歩にちょうどよいところ ‒ 地元の若者のデートスポット ‒ なのだが、なぜかガイドブックや観光案内所では危険だから一人では行くな、観光ポリスの車が毎日10時と15時に無料で連れて行ってくれるからそれを利用するようにと注意を促していた、まだ着いたばかりで街の様子も事情もよくわかっていなかったので、どんなもんかとその観光ポリスDISETUR ; Asistencia al Turistaなるところへその日の15時前に行ってみた、15時にいわゆるパトロールカー(ピックアップだったが、こちらのパトロールカーはほとんどがピックアップ)に護衛警官二人とわたしを含めて3人の旅行者 ‒ アメリカの若者二人 ‒ を乗せてそこに連れて行ってくれた、15分くらいの道のり?そしてそこで15分くらい待っててくれて、また街まで送ってくれるとのことだった、途中は確かに人通りも車の通行も少ないところであったが、それほど危険を感じるところではなかった、何組かのカップル、自分たちで歩いて登ってきた地元の人or観光客らしい人もいた、それはそれは眺めのよいところであった、ひとつだけ残念だったことは実はその後も何度か(一人で)そこを訪れているのだけれど、素晴らしい背景のアグア火山が南に位置しているため写真を撮ろうとすると常に逆光になってしまうこと、だからこのときも何枚か写真を撮ったのだけど実際の感動は映しきれていない‥で、写真を撮ってまもなくまた警察の車で戻ったのだが、われわれ3人とも丘を下ったところで下車し、それぞれ気ままに街をぶらつきながら戻ることとなった~

 さて、ここで少し治安のことを述べておいたほうがいいかもしれない?前にも触れたかもしれないがGuatemalaの治安は世界でトップクラスで悪いそうだ、銃の所有率・殺人件数の比率とも世界ワースト5に入ってしまうとか?だから後で知ることになる外務省の海外危険情報でも要注意&もし強盗にあったときの対策等が具体的にこと細かく記されていたのでびっくりしたくらい、わたしはそれを知らずに行ってて、そんな危険なところだという認識はまったく持っていなかったのだ(後にそれを知らせてくれた友人がいて知ることになる)、しかし、いわゆる危険は世界中どこに行ってもあることだし、全く安全なところなんてどこにもないと思っていたから、もしそういう目に遭遇したら、その時はその時、運の悪さを呪うしかないと覚悟していたし最少の注意は怠っていなかったつもりだ、しかるにここAntiguaの警戒情報は少々大げさには感じた、が、たぶん過去にそういう事例があったからなのだと思う(だから警察が引率してくれるという世界にも例を見ない対策が施されていた?)、ましてAntiguaは世界遺産の街である、他では見ることのなかった(turist policeの)観光パトロールが46時中巡回しているのであった、しかし、それでも実際は事件が起こっていることを後になって知る、それについては改めて記すが、今、ではGuatemalaの治安はどうなのかと問われたならば、たまたまわたしは遭遇しなかっただけで、決して安全なところとは言えそうもない、かといって危険だからという理由で避けてしまったら本末転倒、1%の確率のために残された99%の魅力を取り逃すことになる、むしろ知らずにここはいい国だ、いい人たちばかりだと信じていたからよかったような気もするのだ~??

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