独歩の独り世界・旅世界

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中欧 bus の旅 2) ヴェトナム/ハノイ

 タイトルを‘中欧-busの旅’に改めました、、中央バスではありません、また中欧ブスの旅でもありません、、余談ですがこの旅の途中ブタペストにて日本語のインターネットが使えたのでにわかにhotmailに登録し日本の情報を得ることができたのだけれど、登録のためのアドレス名を何にしようかと考えていて即座に浮かんだのがbusnotabiだった、、他に浮かばなかったのでそれをアドレス名に使ってしまったけど、あとからちょっとまずかったかなぁと反省している、、バスの旅ととるかブスの旅ととるか見る人次第だからなぁ‥??、、

 さて、9月30日の朝いつものように旅を前にして眠れない朝を迎え(これは小学生が遠足を前にして眠れないのと同じく、たぶんある刺激に対して脳の一部が興奮状態になるためと思われる)予定より一本早い電車で成田へ、そして11時発のヴェトナム航空でハノイに向かった、、ヨーロッパへ行くのになぜハノイ?この辺から話を始めよう‥、、

 今回のヨーロッパ行きは詳細は省くが今年の初めには概略決めており、最初にticket情報を集め始めたのが5月ころ、そのころアエロフロートが安いなぁと心を動かされていた、、しかし3ヶ月前ころにはもっと安いticketが出回り始めた、、そのうちの一つがヴェトナム航空だった、、ハノイまたはホーチミン経由(往復とも)パリまたはフランクフルト(orモスクワ)行き、燃油サーチャージャー別だったが47,000円はお買い得だと思った、、それにヴェトナムはたまたままだ訪れたことがなかったので行き・帰りに寄れるのは好都合、早速予約を入れて予約金10000円を入れておいた、、その後当初のわたしの予定に変更が生じ違約金を払う形になったがそれでも燃油サーチャージ、出国税等入れてトータル8万円くらいだったか?、ヨーロッパ往復安くて10万とみていた当初の予算からすると安上がりとなった、、で、ヴェトナム、、ヴェトナム航空955便は現地時間14時20分ハノイに到着、、乗り継ぎのフランクフルト行きVN545便は深夜の23時45分発となっていた、、

 初めて乗ったヴェトナム航空、これまでに何十社のフライトに乗ったかわからないが、わたしの好みでは上位にランク付けしていいように思った、ちゃんとアルコールも出たし‥、、でも時期が時期なのでけっこうすいていた、、ハノイ滞在時間5~6時間荷物はフランクフルトまで預けてあるから手ぶらで空港を出る、、どうやら市内に行くバスはなさそうだった、、taxiか白タクか?ヴェトナムのガイドブックは持ち合わせてなかったので相場がわからない、、こういうときはちゃんとしたtaxiを使うべきなのだが、どうもtaxi嫌いなモノですぐに飛びついてくる白タクと交渉を始めてしまった、、60万ドン‥??何なんだ60万ドンって?、、まったく貨幣価値がわからない、、すぐに両替したばかりの金を数えてみる、、50ドル95.5万ドンになっていた、、冗談ではない30ドルもタクシー代払ったら手元にいくらも残らない、、そうこうしているうちにヴェトナム人の別の客が現れ結局折半で一人15万ドンということになった、、右も左もわからなかったからOKしてしまった、、市内までは小一時間かかったがその道中は奇妙なものだった、、得体の知れないヴェトナム人(ダナンから来たと言っていた)とヴェトナム人の運転手はわたしに気をつかってかヴェトナム語でなく片言の英語で会話し、挙句どうもその白タク運転手が疲れていたのをみて代わって運転を始めた、、なんでもハノイはよく知っているとのことだったが、それでいて降りる際にはわたしの見間違いだったかもしれないがずいぶんと大金を払っていた、、いったいあれは何だったのだろうか?そしてわたしも当初の約束より多い10ドルを請求されてわけわからずに払ってしまい、そこがどこだかわからないままハノイの街に放りだされてしまった(少なくとも相客のほうが先に降りたのでぐるには思えなかったし、実際ハノイ市内~空港の正規タクシー料金はその夜空港に戻る際に乗ってわかったことだが10ドルだった)、、狐につままれたかのように呆然と立ち尽くし、われに戻るのにしばらく時間がかかったが、その場所がとこなのか把握するのにさらに時間を要した、、ガイドブックは持ってこなかったけれど、まったく概略の地図が一枚あった、、それによるとどうやらとんでもないところで降ろされたようだった、、といってどこへ行ってみたいというアテもなかったのでとりあえずど真ん中のホアンキエム湖あたりまで今度はバイクタクシーを使った、、50,000ドン約200円、こうして少しづつ物価の水準がわかってくる、、バイクタクシーの後ろから市内を眺めるのも楽しいものであった、、それにしても何なんだこのバイクの群れは ! !、、バイクを降りて中心部を2~3時間歩き回ったが何より驚き恐ろしかったのはそのバイクの群れに向かって(逆らって?)もっと適切な表現としてはその向かってくるバイクをかわして&ぬって、泳ぐようにして道路を渡るときであった、、ま、地元の人は普通にやっていること、慣れればどうってことないことかもしれないが‥??、、そうやって最初で最後の半日のハノイはホアンキエム湖の北側いわゆる旧市街の狭い路地裏を歩き回り、路上で一杯2000ドンのそば(フォー、100円弱)を食べ1000ドン(50円?)の缶ビールを飲んで終わった、、折から明日10月1日は何の祝いか知らないが1000年祭とかで、それでなくともごちゃごちゃワイワイにぎやかな東南アジアの街並みは人波とバイクの波であふれかえっていた、、たぶん今度来るときはもう慣れ親しんだ街として普通に歩ける自信だけはとりあえず身につけ、流しのタクシーをつかまえ交渉して空港に向かった‥、、

ハノイ市街のバイクの群れと路傍でフォーを食べる2010_0930_185140p1020446_640x480
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