独歩の独り世界・旅世界

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ミャンマーの旅 9) バガン(Bagan,パガンPaganという表記もあり)

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  バガンは今回の旅の目玉であり最大の目的地であった、だから最低3泊は必要と見ていた、実際行って計3泊となったが主なところだけなら2泊3日でもまぁ可能は可能、回り方によって充分その素晴らしさを味わうことができるだろう、しかしこの素敵な村で遺跡回りをしなくとも、そこでのんびり過ごす贅沢は他では味わえない、なんといっても他を見てなくとも(ミャンマーの観光地は他にもたくさんあってわたしはマンダレーヤンゴンしか知らないが)ここはミャンマーでもっとも魅力的かつもっとも見ごたえのあるところだということは断言できる

 その昔(といっても20年ほど前)わたしは1冊のガイドブックを手にしていた(この話は最初のほうで書いたかもしれない、それからだいぶたってしまったし、前の文章を読み返したりしないからよく覚えていない)、そこにはまだほとんど旅行者が訪れたことのない昔のビルマが紹介されていたのだが、その巻頭の1枚の写真がそのとき以来わたしの脳裏から離れなかった、エッ、ほんとにこんなところがあるのか ! ? その驚きと衝撃が今日まで持続し20年後にその場に立つことができた、そしてそこでの第一声もやはり‘何なんだ、ここは ! !’であった、悲しいかな、わたしの描写力ではバガンを文章で表現することができない、かろうじてわたしが撮った何枚かの写真で理解してもらうしかない、あるいは実際に行ってみてくださいとしか言いようがない、比較表現をするならばここはアジア3大仏跡の一つ(正確に言うと仏跡と表現すると世界3大仏跡ということができる、が、あとの二つはヒンドゥー教の影響が強く必ずしも仏教遺跡とはいえないかもしれない、となるとアジア3大遺跡というのが正しい言い方かも知れない)即ちあと一つはインドネシアのボロブドール、いまひとつはカンボジアのかの有名なアンコールワットである、20年位前にボロブドール、そして念願のアンコールワットへは昨年訪れて、なんとしてもこのバガンは見ておきたかった、そして実際に来てみた印象はアンコールワットより凄いかもしれない、というものだった‥

 その巻頭写真もさることながら、紹介されている説明文に‘残されているパゴダ(仏塔・仏教寺院を指す場合もあり)大小あわせるとその数2000以上4000~5000くらいあるかもしれない’といわれてもその光景を想像することすらできなかった、まぁ百聞は一見にしかずだ、もちろん全部は見られないしそんなの意味のないことだ、ここはやはりガイドに従ってその主なものだけでも見て回るのが賢明というものだ、それでもざっと4~50箇所?だから予算と日程との相談で10~15箇所に絞れば1日で、それでは物足りない人は2日かけて30箇所くらい、余裕のある人は少し遠出して3日かけて4~50箇所といった回り方が可能となる、ただその回り方にいくつかの選択肢がある、1)ホースカート(馬車)、2)レンタサイクル(貸し自転車)、3)タクシー、4)バス、3)・4)を利用している人は少なかったがそういう方法もあった、ただ料金は調べなかった、恐らくバスは安いと思われるが、1回か2回しか見かけなかった、レンタサイクルは1日1500Kくらいだったか?安い上に自分の行きたいところに勝手にいけるメリットあり、ただ一番の問題は遺跡のあるところの下地・地面が砂地なので幹道は舗装されていて快適に走れても遺跡の近くまで来ると自転車から降りて引いていかなければならない、日中の暑い時間は相当しんどいと思う、で、もちろんわたしのお勧めはホースカートということになる、昨夜のリキシャマンがホースカートでガイドしている兄弟がいるといって紹介してくれたホースカートガイドはあくる日朝約束した時間にホテルの前で待っていた

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