独歩の独り世界・旅世界

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山レポート 9)会津駒ケ岳 2132m

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久しぶりに昔の仲間とのグループ登山をした、昔の仲間はみんな山やさんだから置いて行かれないよう、ついて行くだけでも大変なんだけど、やっぱりみんなそれなりに年を食ったからそれほどペースが速くなかったので、だいたい地図のコースタイムで登れた、以下今年のGW5/2~5/4の記録‥

 今回は総勢7名、30代の若手2人、あとはみんな還暦を過ぎた者たち、東京組4名は5月1日深夜東京発、朝5時ころ福島県会津桧枝岐のキャンプサイトに着いたとのこと、結構渋滞が激しかったらしい、われわれ千葉組3名は5月2日早朝千葉発大渋滞を覚悟していたが予想よりずっとスムースに東北自動車道を通過、途中栃木と福島の県境い山王トンネルの手前あたりでまだ早かったが早めの昼食、うまいそばと山菜のてんぷらでいっぱいはじめてしまった(もちろん運転手は飲んでません)、午後1時にはすでに3張のテントが張られた桧枝岐のキャンプサイト着(食事時間を除くと千葉~桧枝岐6時間)先発隊に合流、午後まださくら(なに桜か不明)が咲きほこるキャンプサイトで各々のんびりとした時間をすごす、夕方からは早くも酒盛りが始まる、そんななか若手が夕食を用意してくれる、このメンバーはみんな料理がうまい、それぞれが持ち寄った酒と肴、若手の作ってくれた豪華な鍋料理、そして昔話に花が咲きそれほど寒くもなくキャンプサイトの夜はふけていく‥

 翌3日、7時には会津駒登山口に、すでに20台くらいの車が駐車していた、わたしは初めてだったが他のメンバーはリピーター、つまりここは山スキーのゲレンデとして人気の高い山だそうで、われわれ7名のうち3名はスキーを担いでのスキー登山、それに比べればわたしは空荷同然のほんの軽い荷だったので快調に登れた、1500m位から雪面になるもアイゼン不要、この山は上に行くに従って傾斜がなだらかになり、なるほど駒の小屋付近から頂上にかけては山スキーの格好のゲレンデだった、休み休みの登りだったので頂上着11時半眺めは雄大、燧ケ岳・至仏は目の前、その左手に日光白根・日光連山、那須の山々、左手近く田代山帝釈山、反対側の新潟方面は平ヶ岳から越後駒ケ岳にいたる山並みが真っ白だ、しばし休憩昼食後スキー組はてんでに滑り始める、ほんとに気持ちよさそうな斜面、がそれもつかの間樹林帯に入ると積雪は充分だが颯爽と滑降というわけにはいかない、ま一長一短・良し悪し、登山靴に簡単に取り付けられる短くて軽いスキーでもあれば(あったとしても高いだろうな)わたしも挑戦してみたい気持ちにはなった、下りはスキー組も歩き組も、それこそ滑るように駆け下り、4時間かかった登りを2時間でおりた、下に降りてみんなで日帰り湯(燧の湯)に浸かり、早速ビールで乾杯したのは言うまでもない~

 3日目の5月4日、当初東京組は燧ケ岳登山の予定だったが一人を除いてリタイア、燧ケ岳登山口の御池ロッジまでその一人を送ってあとは温泉三昧、山ひとつ越えたところにある木賊温泉に向かった、ここの共同浴場川っ淵に粗末な小屋がけの露天風呂は、もちろん混浴、10人も入ればいっぱいになってしまう小さなものだったが、なかなか風情のあるいい風呂だった、入浴料200円お勧めである、風呂上りは少し走ったところにある曲家集落で有名な前沢ふるさと公園へ、そこでまたうまいそば(ここの天ざるは悪くなかった) にビールと日本酒、若手二人はそば代酒のみ派が払うということで我慢してもらった、ま後輩のつらいところ、そんなこんなで千葉組はそこで東京組(5月5日帰京予定)と別れ、たいした渋滞にも巻き込まれずに予想以上に早い時間に千葉に戻った、充実&満足なGWであった

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