独歩の独り世界・旅世界

他のサイトに書いていた'独歩の独り世界・旅世界'を移転しました

アメリカ・メキシコ・キューバの旅 9) トルーカ・カリストゥラウアカ

 翌12月23日欲張りなわたしはもうひとつの近郊遺跡カリストゥラウアカ(Calixtlahuaca)遺跡にミニバスで向かった、トウモロコシ畑の中に今も暮らすインディオの村にちょっと異色なまったく造形の違うカリストゥラウアカ遺跡はあった、今もこの地に住むマトゥラツィンカ人の構築したものであるらしい、遺跡から見下ろす風景がまた広大でところどころに緑が点在するものの砂漠のなかにあるような村はまさにメキシコ的であった、今もそこに住む子孫たちは祖先の造ったこれらの遺跡をどのように見ているのであろうか?重要な観光資源のひとつには違いないであろうが‥さて昼ころにはトゥルーカに戻り、バスターミナルのレストランで昼食、まバスターミナルのレストランならそんなに高くはないと思ったのだが注文の仕方がよくわからず豪華な昼食になってしまった、バスで再びシティに戻ったわたしはその足で地下鉄を乗り継いで東部方面バスターミナルへ、15時30分発のADOのバスでオアハカ(Oaxaca)に向かった、バスは空いてる限り一番前の座席に座る(予約する)、車窓のからの風景を楽しむほうが万が一の危険より選択基準は高い、メキシコシティプエブラ(Puebla)間の圧倒されるスケールの景色はこうして楽しむことができる、雄大な盆地を向こうの山に向かって高速道路は延びている、バスはかなりのスピードなのだが、そのスケールのなかではゆったりとしか進んでないようだ、それにしてもメキシコの道路事情は首都に近いせいかかなりよい、快適なバスの旅は遠くにプエブラ近郊チョルーラの大ピラミッドを望みつつ闇に包まれ夜の10時半オアハカに着いた