独歩の独り世界・旅世界

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アメリカ・メキシコ・キューバの旅 その3)

 この旅のブログを書くに当たって当時の資料を探していたら1枚の紙片が出てきた、そこには下手な字で、ほとんどひらがなで書かれた文章がつづられていた、以下原文のまま全文載せることにした

 がんじいへ (がんじいとはわたしのことである、いずれ機会があったら説明しなければならないと思っている)

おかえりなさい。旅はどうでしたでしょう。私はとっても充実していて大大大満足です。たのしかったしいろいろあじわえてほんとよかったです。かえりのひこうきは1hくらいおくれてとんで日本に夕方つきました あの二人はとちゅうでわからなくなって(ロスアンゼルスの空港で知り合った日本人の夫婦に、何かあったらお願いしますと頼んでおいたこと)‥でも一人で大丈夫でした‥‥が、さいごのさいごまでまったけど、私のにもつはとどいていませんでした、わたしのおみやげないんだけど…。めがねしか買ってないのに…。ごめんねがんじー。でも、手にもつでけっこうもってたので、ないのは洋服と手帳とめがねとおかしと‘がんじーからあづかったもの’です。空港に連絡したので届いたらもってきます。たぶん、たぶんあのときいっしょにとんだソウル行きの同じ会社のひこうきにのっていったことだろうとのことです、だからあれ(バック)とくちょうあってよかった‥‥(以下少々略)

 わたしが一ヶ月後に戻ったときに見せられた手紙だった、驚きもあったが涙なくして読めなかった、今また読み返してむせび泣いている、親バカだなぁ‥  で、その後そのバックはどうなったんだろう‥?忘れてしまった、今度会ったら聞いてみようと思っている‥