独歩の独り世界・旅世界

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山の記録 15) 乾徳山 2031m

 写真が残されている山の記録としてはこれが最後となる、デジカメを買ったのがこの年(2005年)の3月、で乾徳山は5月の連休、サークルの仲間7人のパーティだった、場所はこの年その後2回ほど通うことになる甲武信・雁坂峠の手前に位置し、登山口は塩山からタクシーで約30分(後でわかったことだが4月に出かけた山の写真がもう1件あった)

山行記録 ; 2005年5月3日 6時29分千葉発あずさ3号 塩山 8:50 徳和登山口 9:20 錦晶水 11:10 月見岩 11:55 昼食・休憩 12:25 乾徳山頂上 13:30 休憩 13:45 下山 15:10 高原ヒュッテ 16:10 道満山 17:00 徳和登山口 宿の車で宿泊先へ 川浦温泉白龍閣泊 2005年5月4日 西沢渓谷ハイキング 3時間半 新緑と渓谷美を楽しんで帰る 

 乾徳山はわたしにとっては2回目の山だったが、毎年恒例となった春秋のサークル仲間で行く温泉&軽登山の候補地として適当ではないかと考えてわたしが企画した、というのも初心者を含む山歩きに温泉を兼ね備えたコースというのは関東周辺に限るとそんなに多くはないからだ、乾徳山が初心者に相応しい山かどうかは意見の分かれるところだが(実際それは結果として出た)ちょうど下山したところに川浦温泉というのがあったので独断で決めてしまった(いつものことだけど)、今回の参加者はサークル仲間の男性2名とその1名の奥様とお嬢さん&サークルの女性1名とそのお友達1名、計男性3名女性4名であった、毎年この時期に行うこの企画はほとんど雨に降られたことがなくこの日も絶好の行楽日和に恵まれた、連休とあって千葉からすでに満員となったあずさ3号は中央線方面に出かけるときは本当に便利で乗り換えなしで塩山まで、駅前からタクシー2台で登山口へ9時半頃から登り始めた、1時間ほど登った頃早くもほとんど運動されていない奥様が遅れ始め、結局奥様とだんな様が付き添う形でリタイア、合流場所を決めて後の5人は頂上へ向かう、この山の面白さは頂上直下の鎖場にあり、初心者向きながらちょっとしたスリルが味わえるところにある、まったく山登りの経験がなかったお嬢さん&お友達の女性2人とも元気に頂上を踏んだ、しかし4時間強の登りは初心者にはきつかったかもしれない、下山途中でご夫婦と合流し全員無事宿に着いたが全員相当疲れていたようだ、それでも温泉に浸かり料理を堪能しゆっくり休んだらみんな元気を回復し、翌日西沢渓谷4時間近くのハイキングをこなした、そのハイキングコースで一番遅れたのが実はわたしだった、もしかしたらわたしが一番へばっていたかもしれない、やっぱ乾徳山を初心者向きと侮ったのが間違いだった?というか見事に山にお返しをされたようだった‥

教訓 ; いかなる山もいかなる場合も山を侮ってはいけません

このときの写真は人物ばかりで山の写真がない、特に2枚目の写真は乾徳山でなく甲武信の前衛木賊(とくさ)山である、この青空に立派な山容を見せていたこの山を見て甲武信に登る決心をし10月に出かけた経緯である

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