独歩の独り世界・旅世界

他のサイトに書いていた'独歩の独り世界・旅世界'を移転しました

山の記録 14) 爺ヶ岳 2670m・(鹿島槍ヶ岳)

 本年9月に登頂した五竜岳の項でたぶん書いたと思うが、3年前に鹿島槍五竜を目指し天気いまいちで断念したときの記録である、鹿島槍五竜後立山連峰の名峰でなんとしても登りたい山だったが、ますます体力が衰えていく昨今、果たしてその日は来るのであろうか??

山行記録 ; 2005年8月11日 扇沢発 5:00 種池山荘 9:40 爺ヶ岳 11:40 昼食 冷池山荘着 13:30 ?  テント 8月12日 朝雨のため鹿島槍断念 テント撤収 引き返す 8:00 爺ヶ岳 9:40 種池山荘着 11:00  何故か種池山荘でまたテントを張る 一日雨 2005年8月13日 テント撤収後下山 6:55 扇沢着 9:40 (記録・記憶ともはっきりしない部分多)

 たまたまスケージュールがあい昔の仲間二人(同年代50代後半のおっさん3人)と鹿島槍を目指した、いずれもテント派だったのでわたしも少し大きめのザックを新たに購入し、いつもより重い荷を担いだ、10日夜新宿発22時半発の夜行バスは4時15分に鹿島槍爺ヶ岳針ノ木岳、黒部・立山の玄関口扇沢に着いた、標高1443mの扇沢から標高約2400mの種池山荘まで標高差1000mのきつい登りに4時間40分、コースタイムが4時間だったから荷物の分だけ時間がかかったかもしれない、そこから爺ヶ岳までは比較的楽な登りで1時間、頂上で昼食をとるも視界悪く展望ほとんどなし、ただこの時点ではまだ雨は降ってなかった、そこから1時間半くらいかかって冷池山荘へ、テント場にテントを張る、小屋に幕営料の支払いと水を購入に行ったときこの年齢でテントをかついてくるとはすごいとバイトのチャーミングな女の子に言われて少しは疲れが吹き飛んだけれど実際はバテバテであった、テント持参の年配登山者は結構いると思うけどやはり幕営装備と食料持参した場合一人だと7~8kgこのときは3人だったので4~5kg増といったところか?つまりその日の夜7時頃から降り出した雨は翌朝もやまず、結局雨を押してまで行こうという気力をそいだのは、やはりその荷の重さと疲れがその要因だったように今は思う、そう、すでにわれわれはそんなに若くなかったのである(それでもテント持参で行こうという気概はあったというべきか)、しかし引き返すことにして種池山荘のテント場にもう一泊したのはどうしてだったのか?ま、食料も酒も残っていたからそのまま降りる気にならなかったのかもしれない、その日の午後は雨の中テントに停滞、3日目の下りも雨の中、下に着いたら雨は上がっていた、わたしとしてはそれまでほとんど小屋泊まりだったので久々のテントだったが今の自分の体力から今後テントが可能かの課題が残った、ほとんど雨に降られっぱなしで予定を断念したのだけれど、久しぶりの昔の仲間とのテントは楽しいものだった

11093451jpg_blog 11122232jpg_blog 11153540jpg_blog 12094734jpg_blog