独歩の独り世界・旅世界

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ズル登山

 〈直前の文章はこれを書くための前書きです〉さて、そのabout meにわたしは何日か前に‘わたしを含めた盆休みのない人へひと言’という質問を出しました、選択肢も多かったのですがこの質問の回答はけっこう割れました、順位はつけられませんが、多かったのは“会社のほうが家にいるより涼しいんじゃない(わたしのつくった選択肢の一つ、以下同じ)”“自分が選んだ会社なのだから諦めなさい”“仕事があるだけいいじゃない!?”“かわいそっ ! ”で圧倒的なものはなかった、つまり質問自体はあまり面白いものでなかったのかもしれません(自分で想定した答えも特になかった)、ただ一つだけ問題が残りました、確かにいわゆる盆の期間中(8/13~8/15)は休みではなかったのですが、その後実は今日代休の形で一日休みが取れてしまったのです、うーん、つまり質問に若干の偽りが生じてしまったということです、それを白状しておかないことには以下のことは語りえないことになるからです‥

 誰もこの暑い時期の休みはうれしい、ただ突然言われると予定も何もあったもんではない、それでも土日とあわせて3日になった、なら土日の2日は出かけて1日休養に当てられる、もともと家でノンビリダラダラ派ではなく、いつも一人だがお出かけ派である、ただ最近は年のせいか疲れるので無理はしない、そして7月の山の教訓もある、さてどうしたものか?何日かあったら行こうと思ってる山はいくつもある、その中でこの暑い時期に適した適当な高さがあって軽い山?そんなところは一つしかなかった、題して“ズル登山”

 ‘ズル登山’もちろんわたしの勝手なネーミングである、即ちかなりな高度まで歩かずに行けて(つまり車で行けるorロープウェイで行ける)難易度のやさしい山、それでいて結構高い山(捜せばいくらでもある)、今回わたしが選んだのは日本100名山の一つ金峰山2595m(甲州と信州にまたがる名峰)まだ登ってなかったのでそのうちと思っていたのだが、2365mからの登山を潔しとしない、が今回の日数とわたしの体調からして仕方のない選択だったように思う、その登山の詳細(特にどうってことないのだが)は、このあと‘山のレポート’として別項予定

 昨日無事下山後わたしは、通常の道(塩山経由勝沼から中央高速)を通らずに国道411号線(青梅街道・別名大菩薩ラインとも言う)を柳沢峠に向かって走った、何回か通ったことのある道だがヘアピンカーブと急勾配の続くつづら折れの峠道はドライブ好きとってはたまらない、しかし今回久しぶりに通って気づいたことだがこの急勾配をなんとたくさんのサイクリスト?(よく知りませんがロードレーサータイプの自転車?)が登っていくんです、グループのようでしたがサイクル愛好家が増えているということでしょうか?わたしには決して出来そうもないこと、驚きの一つでした、さて車の少ない411号線を丹波から右折してさらに山道に入ると、もう対向車もまばら、柳沢峠まで晴れていた空は雨交じりになってくる、峠を越えて小菅村へ、さらにも一つ峠を越えて上野原丹波山線の細い山道を、ここは始めて通ったのですが充分堪能することができました、途中よった手打ちの蕎麦屋さんもうまかった、帰ったらabout meでわたしの作った質問に多くの人が回答を寄せてくれていた、そのうちの一つ‘一人では行けないところ(一人だったら行かないところ)’というわたしの質問に答えて‘外灯のない山道(山梨県)怖いよー !’というのが来ていた‥