今回もスポットです、、今いるところはGuatemalaのカリブ海沿岸、リビングストン(Livingston)というところです、ここまでの経緯を簡単に記しますと、アンティグア～ネバフ・シャフル・ウスパンタン～コバン～ピオトポデルケツァル～サラマ～プエルトバリオス・リビングストンというルートでここまで5日間、そしてここに来て一週間になります、、これまでに寄った各地もそれぞれ報告はたくさんあるのですが、それは帰ってから通しで書く際に譲るとして、なぜここに一週間も滞在したのかについてだけ書いておきます、、
リビングストンというところは某ガイドブックにも紹介されているように(それを見てきたわけではない)、ここは陸の孤島です、つまりGuatemala最大の貿易港カリブ海沿岸のプエルトバリオスという港町から、定期船または乗り合いボートでしかここには来られない(もう一ヶ所リオドゥルセ川の河口に位置しているので、上流にある街リオドゥルセRio Dulceからも船便あり、また隣国ベリーズのプンタゴルダPunta Gordaとの定期船もあり)、いずれにしろ陸路で他の町とはつながっておらず、船でしかアクセスできないということで陸の孤島となっています、、で、もうひとつ特徴的なことはここの住民はガリフナ族(族という表現がちょっと引っかかる、もっといい言い方はないものか??)と呼ばれる、その歴史を述べれば長いヒストリー(この場合は物語という意味)になってしまうので詳細は省くが、いわゆる褐色の肌を持つアフリカ系?の人々が多数を占めていること、具体的にいうと去年のレポートでGuatemala全体の民族構成比は述べたと思うが、Guatemala全体では構成比1%pくらいのガリフナ系がここリビングストンでは75%を超え、10000～15000人(定かではない、推定12000人くらいか?)の人口の大多数を占めていて、同時にGuatemalaにおけるガリフナ族の拠点になっていると思われます(ガリフナ系の人々は他にカリブ海沿岸諸国、ベリーズ、ホンデュラス及びカリブ海諸島に住んでいます)
浜辺には水鳥がたくさん‥
魚定食が安い
で、当然彼らは今まで馴染んできたGuatemala各地の文化、あるいはインディヘナの文化とはまったく異質な、独自の文化及び言語を持ち、時に多くは英語を話しまるで別の国に来た趣があります、、その文化の特徴的なものはまず食べ物にあり、そして音楽やダンスに見られます、、一応これらの情報は持って、あまり海好きではないわたしは(最大の理由は泳げないから)わざわざボートに乗ってこの陸の孤島を訪れることになったそのわけは、実は今回2度目のGuatemala再訪の最大の目的のひとつでもあったのですが(&今まで誰にも言わなかったことなのですが)、そのガリフナの音楽、特にその楽器ボンゴ?こちらではタンボールと呼ばれていた、を習うことにありました、、
あまり自分の写真は公開したくないのだが‥
だから、わたしがここに一週間滞在したのは、たまたまその演奏に接して閃いたor感動したからではなく、最初からそれを目的としてここにきたわけだったのです、、ただ、そんな手立てが簡単に見つかるものか、その音楽が実際演奏されていたとして、そのプレーヤーがすぐにわたしみたいな素人&年寄りにその手ほどきをしてくれるものかどうかの確証はまったくなかった、来てみなければわからなかった、、それが偶然というか幸運が重なって、いとも簡単にその先生を得られて、わたしの何十年来の願い(ボンゴ・ドラムを叩いてみたいという密かな想いはずっと昔から燻っていた)は簡単に叶えられてしまったというわけでありました(その出会いの経緯は他日に譲ります)、、しかし、それでも旅の途中であり、今回は偵察という意味でもあったので、ほんとにその気ならおそらく少なくとも一年はかかるであろうその習得に、ま、次回or今後どうするかという問題を残しつつ、たったの5日間5回のレッスンを受けただけにとどまってしまった(だから150以上あるという基本的リズムのうち5つを教わったに過ぎない)、、
で、今その実物(タンボール)を土産に一つ持って帰ろうかどうしようか迷っているところ(旅の途中なので運ぶのは厄介となる)なのだけれど、ま、ボンゴ・タンボールを叩けただけでも満足だったのに、ここのガリフナの人たちとの交流ができ、多くの知り合いができたことはわたしにとっては大いなる実りであった、来年もう一度ここに来る口実ができたともいえる、、?? ということで、また明日から後半の旅が始まります、、、
(まりこさんコメthanksです、この場を借りてお礼申し上げます、、ほんとにアクセスの少ないサイトにようこそ‥)
